前の記事の予定どおり、MNPでauからドコモに移転した。数日後ドコモが新料金割引サービスを発表し、ちょうどその恩恵にあずかれる境遇であったので喜んでいる。MNPの手続に関しては、機種やサービスを調べた自分にはあっけないと感じるほどスムーズにいった。
以前の機種はauのW31SA(ホワイト)。使用期間はちょうど2年。この機種も検討を重ねに重ねた上で選んだもので大変気に入っていたのだが、変えようと思った理由としては次のようなことがある。①スライド端末、そろそろ液晶のキズが気になってきた。②使いやすすぎてezwebをやりまくり、毎月のパケット代がかさんでいた。③購入当時からあったフリーズ癖(突然の電源落ち・一度なると1時間くらい断続的に落ちる)が最近頻繁に起こるようになった。④メールアドレスを無難で大人っぽいものにしたい。
そして、auから他へ転出しようと思った理由は、①家族がドコモを使っている。無料通話を繰り越せて分け合える。家族で統一するなら更新月の今しかチャンスがないだろう。②auにはコンパクトな端末がない。せいぜいW44Kだが、重量バランスがよくない。③auのポイントは電池を買ったためあまり残っていないし、他に移っても料金は大して変わらない。④機種変はやっぱり新規よりお金がかかる。
というわけで、早いうちから転出を検討していて、ドコモの703iシリーズを中心に比較をしていた。ソフトバンク708SCが980円端末になり、9800円セールが行われていることもあると知って心がグラついたが、最終的に候補になったのは、ドコモのN703iμとSO903iであった。ショップに行って値段等をみて決めようということになった。
自宅に比較的近い携帯ショップではキャンペーンをやっていて、両機種とも0円であった。しかし、オプション契約(iチャネルやパケット割・ゆうゆうコールなど)がついていて、買おうと思って一度店を訪れたが二の足を踏んで取りやめにした。翌日、大学近くのドコモスポットに立ち寄ったところ、N703iμが0円、SO903iが4000円になっていた。オプションはなし。オフィシャルなお店だから手続も不安がない、ということで即決でN703iμにした。
MNPの手続は、前の携帯の料金照会などができるページから予約番号を取得し、数分経ったあとに反映されていることを確認したあとは、新規購入と同じである。通常ネックになるのはメールアドレス変更通知だが、お店にある機械を自分で操作して一斉送信ができる。ここでは、変更通知メールを送る人と送らない人を選別することもできる。宛先不明の場合は新しい携帯にその旨送られてくる。
ひとつ文句をいいたいのは、予約番号取得のところで、6月が年割更新月であるにもかかわらず「6月1日以降の手続には年割解除料3150円かかる」という注意書きがあったことだ。サポートに電話をして3150円はかからないことを確認したのだが、紛らわしい(というか明らかに間違い)の記載である。auさん、表現を改めてみてはどうか。
さて、新機種の使い心地であるが、早速SD-Audioを使って通学中に音楽をきいている。驚いたのは電池のもちのよさで、W31SAにもSDカード入れてきいてみたがすぐに電池がなくなるのに対して(電池は比較的新しいほう)、N703iμは全然なくならない。低音を強調したり逆に高音を強調したりとイコライザ機能も充実していて、音楽プレイヤーとして十分の機能がある。当初の目論見どおり、webをやる習慣がなくなり、おサイフにやさしい状態になった。ひとつ残念に思った経験は、夜に写真を撮りたいと思ったのだがライトやフラッシュがないため成功しなかった、というものだ。
長く使っていこう。