今年のブログについて
このブログはあまり時節を反映しない記事が多く、年末用に記事を書くのは2006年以来である。今年はこのブログに大きな変化があった。今年中盤から積極的にブログに取り組むことにし、更新ペースを上げ、内容も自己完結気味のものから外へ発信することを意識したものを増やした。お陰様でyahooやgoogle検索からのアクセスが増え、コメント欄での交流もこれまで以上にあった。
ブログに一貫したテーマがあればそのテーマに関心のある方が定期的に見てくださると思うのだが、基本的にテーマは毎回気まぐれである。そうすると筆者自身への興味がなければ継続的に見る意義は失われてしまうが、筆者がどんな人か明かしていないので、とっつきにくくなるであろう。音楽・ゲーム等の話でアクセスを集めてエッセイ等オリジナル記事を読んでもらいたいというのが一応の作戦なのだが、あまり誘導効果はない感触である。そんな中で定期的に訪れてくださる方には感謝感謝である。
gooあしあと&gooホームの活用もブログに変化をもたらした。gooブログにはあまり自分と同系統のブログは少ないようで、あしあとから訪問してくださる方には満足してもらっているか心もとない。一方でこちらから訪問するブログは多く楽しめた。動物や昆虫の写真を撮るのは難しいと思うのだが、見事な作品が多く目を見張った。日記系のブログもそれぞれ個性があり文章に魅力があった。いつもの訪問先で誕生日が同じ方がいてコメントしようかとも思ったのだが、ためらってしまった。
今年の記事の中で個人的に一番のものはフォトリテラシー/戦争への視線と世界報道写真展2009である。大学1・2年の頃に考えたことをようやく形に残すことができて胸のつかえがひとつ降りた気がする。今後、労働契約の社会保障機能と期待権と取材の自由がそれなりにまとまれば、法学を学ぶ中で考えたことを形に残すことになり、これでとりあえず思い残すことはないという感じになる。
来年について
これまでは自分を見失い気味になることが時々あったのだが、今年色々考える中で新しく価値観を組み立て、覚悟も決まった。来年半ばに個人的に人生で一歩も引けない大勝負があり、これに専心するために当分ブログの更新を原則的にお休みしたい。突発的に書きたいことがあれば一気に書いて更新するかもしれない。管理の便宜上コメント欄は閉じることにする(スパムコメントも来るようになったことだし)。「gooひとこと」はこれからも携帯からポンと投稿しようと思う。本の紹介だけでも4冊分の記事のストックがあるのだけれど、これは身辺が落ち着いてからゆっくり書くことにする。
それでは、皆さまよいお年をお迎えください。
【オリジナル曲PV】clock lock works【初音ミク】
No Logicでも感じたけど、今の若者は「人間疎外を甘受しなければ将来生きていけない、それは仕方ない諦めよう」という気分なのかな。

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このブログはあまり時節を反映しない記事が多く、年末用に記事を書くのは2006年以来である。今年はこのブログに大きな変化があった。今年中盤から積極的にブログに取り組むことにし、更新ペースを上げ、内容も自己完結気味のものから外へ発信することを意識したものを増やした。お陰様でyahooやgoogle検索からのアクセスが増え、コメント欄での交流もこれまで以上にあった。
ブログに一貫したテーマがあればそのテーマに関心のある方が定期的に見てくださると思うのだが、基本的にテーマは毎回気まぐれである。そうすると筆者自身への興味がなければ継続的に見る意義は失われてしまうが、筆者がどんな人か明かしていないので、とっつきにくくなるであろう。音楽・ゲーム等の話でアクセスを集めてエッセイ等オリジナル記事を読んでもらいたいというのが一応の作戦なのだが、あまり誘導効果はない感触である。そんな中で定期的に訪れてくださる方には感謝感謝である。
gooあしあと&gooホームの活用もブログに変化をもたらした。gooブログにはあまり自分と同系統のブログは少ないようで、あしあとから訪問してくださる方には満足してもらっているか心もとない。一方でこちらから訪問するブログは多く楽しめた。動物や昆虫の写真を撮るのは難しいと思うのだが、見事な作品が多く目を見張った。日記系のブログもそれぞれ個性があり文章に魅力があった。いつもの訪問先で誕生日が同じ方がいてコメントしようかとも思ったのだが、ためらってしまった。
今年の記事の中で個人的に一番のものはフォトリテラシー/戦争への視線と世界報道写真展2009である。大学1・2年の頃に考えたことをようやく形に残すことができて胸のつかえがひとつ降りた気がする。今後、労働契約の社会保障機能と期待権と取材の自由がそれなりにまとまれば、法学を学ぶ中で考えたことを形に残すことになり、これでとりあえず思い残すことはないという感じになる。
来年について
これまでは自分を見失い気味になることが時々あったのだが、今年色々考える中で新しく価値観を組み立て、覚悟も決まった。来年半ばに個人的に人生で一歩も引けない大勝負があり、これに専心するために当分ブログの更新を原則的にお休みしたい。突発的に書きたいことがあれば一気に書いて更新するかもしれない。管理の便宜上コメント欄は閉じることにする(スパムコメントも来るようになったことだし)。「gooひとこと」はこれからも携帯からポンと投稿しようと思う。本の紹介だけでも4冊分の記事のストックがあるのだけれど、これは身辺が落ち着いてからゆっくり書くことにする。
それでは、皆さまよいお年をお迎えください。
【オリジナル曲PV】clock lock works【初音ミク】
No Logicでも感じたけど、今の若者は「人間疎外を甘受しなければ将来生きていけない、それは仕方ない諦めよう」という気分なのかな。

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「orz」というのは、人間が落ち込んでる様子を表しているとされる。しかし見ようによっては陸上のクラウチングスタートの態勢に今から入ろうかという様子だとも言えるだろう。物事は成功するに越したことはないが、常に成功するとは限らず、失敗はつきものである。失敗から再びスタートを切れる環境を作ることが大切である。法律は、トラブルを事前に防止するとともに、トラブルを社会的に決着させることにより関係者に再スタートを切るきっかけを提供するものである。
以前日本の選抜システムについての議論を紹介したことがあったが、「学生」の選抜システムは再スタートのチャンスが非常に多い仕組みになっている。受験のメインである一般入試では本番の一発勝負で決まることがほとんどで、どれだけ立派な来歴があって勉強をちゃんとしてもその日の諸事情で落ちることもあれば、来歴では不利でもその日の諸事情で合格を勝ち取ることもある。その結果、いくら勉強しても安心できず無限の努力が求められて受験生の過度なストレスを生むと同時に、一発逆転を狙う希望ある挑戦者が存在している。まとめれば「上下に開かれたランダム性」が存在していると言えよう。
それに対し、「社会人」の競争環境では、就職に際しては来歴で決まる部分が大きくなり、その場での一発逆転というのは難しい。もはや変えることができない過去の穴を突かれて拒絶されることが多く、再スタートは容易でない。その一方で、就職した後は従前の来歴が通用しない学生と同様のランダム性の環境が用意されている。従前であれば就職すれば生活の保障が長期間得られ企業の成長も期待できたが、現在はそういうわけにもいかない。そして、派遣村等で貧困が社会問題化し、脱落への恐怖が非常に高まることとなっている。これをまとめれば「下に開かれたランダム性」が存在していると言えよう。
このような環境の下では、一定の地位を得た者は、脱落への恐怖に脅え、とにかく現状維持の守りの人生を選択し、生活はできているけどどこか空虚で自分の人生を生きた気がしない、でも世界の貧困の現場をみるとこうしていられることが幸せなんだなあとたまに気がつく、といった感じの生活を送る。一方で、脱落してしまった者は、再スタートの道筋が見えず、今さらどうしようもないという諦めに近い感覚を抱くだろう。日本人の幸福度が低いというのはよく話題になるが、こういう背景があるのではないか。みんなそれなりに不幸を抱えているということで平等な社会とも言えるが、ベストな社会のあり方ではないだろう。
ではどうすればいいか、という話になると考えが及んでいないが、上へもランダム性を開くということがひとつの考え方であろう。「友愛」は上から目線の善意で階層の固定化を象徴しているという話があったが(参照)、確かに民主党を支持した人でも自らの地位が脅かされることまでは想定しておらず、危険になると猛烈に反対するということが事業仕分けの議論で見え隠れした。派遣村に頼るしかない人にせめて人並みの生活をという善意によるものであったのだろうが、せいぜい人並みというのは希望をかきたてるには不十分だろう。orzの体勢から再スタートされる全力疾走は、「せめて人並みに走れる」というだけでなく「場合によっては日本記録も生まれる」可能性を秘めたものでなくてはならない。

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T.K.の千円札
先日、書店で買い物したお釣でもらった1000円札、後で気がついたのだが、裏面の右下にオレンジ色で「T.K.」というプリントがしてあった。透かしてみたりして他のお札と比較したのだが偽札というわけではなさそう。プリントは妙に馴染んでいて後から書き加えたという感じでもなく、不思議。検索してみたら、同様のお札を手にした人は他にもいるようだ。
イニシャル『T.K』|そのまんま美川オフィシャルブログ(実物の画像もあり)
変な千円札を見つけました。- Yahoo!知恵袋
国立印刷局のQ&Aによれば落書き等があっても違法とはならないみたいで普通に使ってもいいようだ。しかしなんか気が引ける。
快適睡眠
12月はまだ一度も更新していなかったことに気がついた。最近の変化といえば、生活リズムを明確にしたことだ。私は幼少の頃から寝つきが悪く、規則正しい生活というのはあまり送ってこなかった。毎日が異なってこそ面白い、なんて言って不規則な生活を正当化してみたりという時期もあったが、生活リズムを整えることが健康的に好ましいのも確かであり、↓の本を参考に組み立てなおしてみたのだ。睡眠についての本はたくさん出ていて自分も色々読んだことがあるが、この本が一番わかりやすくて生活リズムを設計するのに役立つと思う。
吉田たかよし『「脳力」をのばす!快適睡眠術 』(PHP新書)
この本では夜間のPC画面は明るすぎて眠気を奪ってしまうとあり、夜間にPCをするのを最小限にした。そのため更新の機会がない状況が続いている。日曜夜くらいには次の記事をアップしようと考えている。【追記】今日中に作ってしまいました。

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先日、書店で買い物したお釣でもらった1000円札、後で気がついたのだが、裏面の右下にオレンジ色で「T.K.」というプリントがしてあった。透かしてみたりして他のお札と比較したのだが偽札というわけではなさそう。プリントは妙に馴染んでいて後から書き加えたという感じでもなく、不思議。検索してみたら、同様のお札を手にした人は他にもいるようだ。
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変な千円札を見つけました。- Yahoo!知恵袋
国立印刷局のQ&Aによれば落書き等があっても違法とはならないみたいで普通に使ってもいいようだ。しかしなんか気が引ける。
快適睡眠
12月はまだ一度も更新していなかったことに気がついた。最近の変化といえば、生活リズムを明確にしたことだ。私は幼少の頃から寝つきが悪く、規則正しい生活というのはあまり送ってこなかった。毎日が異なってこそ面白い、なんて言って不規則な生活を正当化してみたりという時期もあったが、生活リズムを整えることが健康的に好ましいのも確かであり、↓の本を参考に組み立てなおしてみたのだ。睡眠についての本はたくさん出ていて自分も色々読んだことがあるが、この本が一番わかりやすくて生活リズムを設計するのに役立つと思う。
吉田たかよし『「脳力」をのばす!快適睡眠術 』(PHP新書)
この本では夜間のPC画面は明るすぎて眠気を奪ってしまうとあり、夜間にPCをするのを最小限にした。そのため更新の機会がない状況が続いている。

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