順風ESSAYS

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法学部の学生時代から、日記・エッセイ・小説等を書いているブログです。
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短信

2007年10月31日 | 日記
このままだと今月1記事もない状態になる。私自身は毎日のようにブログをみているので放置している気はしていないのだが、あっという間に日が経ってしまった。題材もあるので何とか記事を書こうと思いつつも、書いてない期間が長引くとテンポよく書けなくなってくるもので、上手くまとまらない。

最近の関心のひとつに、「検索サービス騒動」がある。googleとyahooの画像検索で特定ワードにつき適切な結果が出ないことが判明したという事件で、検索結果の検閲疑惑が持たれた。検閲を否定したところで検索技術の未熟さを露呈させるだけなので、行くも退くも地獄、結局は信頼を失うことになる。私もIE7の検索窓の既定設定をgoogleからLive searchに変更した。Live searchは以前テキスト検索したところいい結果が出なかったので敬遠していたのだが、近日行われた強化の成果か快適に使うことができている。gooは今回の騒動で株を上げたサービスだが、自分の過去の検索ワードが表示され、ログをとられていると思うと気軽に使えない。

検索サービスの選択は六法の選択のように「慣れ」が大きい。有斐閣系の六法の横長の字体に慣れていると、他の出版社の六法をみて違和感が出てくる。何かのきっかけで違うサービスを継続して使うようになれば、離れにくくなるものだ。今回の事件は検索サービスの勢力図に少なからず変化を与えるものになるだろう。

他に関心があるのは、「法科大学院生の敵」現職の法務大臣の失言問題の行く末である。司法試験合格者増加に否定的な態度をとるのは大臣ばかりでなく弁護士会もそうであるが、今の社会状況が変わらないことを前提とすれば彼らの言うことも納得できる。しかし民事裁判で和解が積極的に促されているように、裁判が白黒決着つける最終手段から交渉の過程のひとつという位置づけに変わってきているようにも思う。司法を取り巻く状況については今後機会があればまとまった記事として書いてみたい。
コメント
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