学部時代、民事訴訟法の授業で「訴えを棄却」「請求を却下」という表現は間違いであると口を酸っぱくして教えられたものだ。訴えは(不適法として)却下するもの、請求は(理由なしとして)棄却するものである。一般にはこの区別は意識されていない。googleで検索してみたら、やはり正しい使い方のほうが多いが、メディア配信記事でも「訴えを棄却」が使われているものがある。
訴えを棄却 に一致する日本語のページ 約 31,600 件
請求を棄却 に一致する日本語のページ 約 248,000 件
法学を学んでいてもうっかり間違えやすい言葉だ。刑事訴訟法では「公訴棄却」という表現を使うなど、用法が違うのでさらにわかりにくい。最近も、ゼミの発表レジュメに「請求一部却下・一部棄却」と書いたまま配布してしまって、内心ヒヤヒヤしながら発表した(レポートの段階で修正した)。
論点探求憲法188ページにも「訴えを棄却」という表現がある。学者の人でも正確でない使い方をするのだ(専門用語として使わないなら許容できる表現と言いうるので間違いと言い切ることはできない)。驚く、ホッとする、困ったな、少々複雑な気分になった。細かいことを気にするのは答案の中だけにするか。
訴えを棄却 に一致する日本語のページ 約 31,600 件
請求を棄却 に一致する日本語のページ 約 248,000 件
法学を学んでいてもうっかり間違えやすい言葉だ。刑事訴訟法では「公訴棄却」という表現を使うなど、用法が違うのでさらにわかりにくい。最近も、ゼミの発表レジュメに「請求一部却下・一部棄却」と書いたまま配布してしまって、内心ヒヤヒヤしながら発表した(レポートの段階で修正した)。
論点探求憲法188ページにも「訴えを棄却」という表現がある。学者の人でも正確でない使い方をするのだ(専門用語として使わないなら許容できる表現と言いうるので間違いと言い切ることはできない)。驚く、ホッとする、困ったな、少々複雑な気分になった。細かいことを気にするのは答案の中だけにするか。
私が長年にわたり応援しているヤクルトスワローズとFC東京は、今シーズン、誰の目から見てもパッとしない。スワローズは中継ぎ抑えが目も当てられない貧弱さでBクラスが事実上確定している。FC東京は人材はいるもののチームとしての完成度が低く、今後の展開次第では16位入れ替え戦で東京ダービーがあるんじゃないかと思うくらいだ。
スポーツでは勝ち負けがハッキリしている。試験でもそれなりに勝ち負けという観念がある。それ以外でも、日常のちょっとしたことに勝ち負けを考えることもあるだろう。目的の電車に間に合ったら勝ち、雨に降られたら負け、といった感じだ。最近は「日常のちょっとした負け」が多すぎてウンザリする。スワローズとFC東京と足並みをそろえて連戦連敗の状況で、書かずにはいられない。
まず、夏休みに入試の情報公開をしてもらおうと思い立ったのだが、情報公開室に行くこと3回、まだ申請すらできていない。まず17日(金)に一回目訪れるが、お盆休みで閉まっていた。来週から開くことを確認して20日(月)に二度目の挑戦。お昼休みで閉まっていた。今度は時間を確認して、翌日三度目の訪問。今度は窓口まで辿り着いたが、「本人確認は学生証じゃダメ」。はあ。この21日は他にも夕食のために行った食堂が夏休み時間で閉まっていたり、資料を集めのために図書室に行ったらどこも夏休み時間で閉まっていて(学期中なら当然空いてる時間なのだ)、思い通りにいかなかった。
そして今月末締め切りのレポートを作成していて、結構気の利いたことが書けたんじゃないかと満足して、あとは少し書き足すだけだなと最後に確認のつもりでレポートの枚数指定をみたら分量を勘違いしていたことが判明。ずいぶん書き足さなければならなくなった。そして今日、一気に仕上げようと思って大学のPCから自分のPCにダウンロードした資料を参照しようと思ったら「24時間以上経ったので表示できません」だと。ああ、こういう制限があるから簡単にファイルを移せたのか…。また大学に行って確認するための時間をとらなければならない。
さらに、今日は外出したのだが、自転車の前タイヤがパンクで使い物にならず、行き先では突然の雨に降られ、改装セールのチラシで訪れた電器店がちっとも安くなっておらず(一部コーナーの一部商品だけ。vaio typeGが15万円切っていたのは確かに安かったが)わざわざ徒歩で来たのが無駄骨で、色々と上手くいかないことだらけであった。
来月の試験では連戦連敗にならぬよう、今日のガイエル様を見習って頑張っていこう。
スポーツでは勝ち負けがハッキリしている。試験でもそれなりに勝ち負けという観念がある。それ以外でも、日常のちょっとしたことに勝ち負けを考えることもあるだろう。目的の電車に間に合ったら勝ち、雨に降られたら負け、といった感じだ。最近は「日常のちょっとした負け」が多すぎてウンザリする。スワローズとFC東京と足並みをそろえて連戦連敗の状況で、書かずにはいられない。
まず、夏休みに入試の情報公開をしてもらおうと思い立ったのだが、情報公開室に行くこと3回、まだ申請すらできていない。まず17日(金)に一回目訪れるが、お盆休みで閉まっていた。来週から開くことを確認して20日(月)に二度目の挑戦。お昼休みで閉まっていた。今度は時間を確認して、翌日三度目の訪問。今度は窓口まで辿り着いたが、「本人確認は学生証じゃダメ」。はあ。この21日は他にも夕食のために行った食堂が夏休み時間で閉まっていたり、資料を集めのために図書室に行ったらどこも夏休み時間で閉まっていて(学期中なら当然空いてる時間なのだ)、思い通りにいかなかった。
そして今月末締め切りのレポートを作成していて、結構気の利いたことが書けたんじゃないかと満足して、あとは少し書き足すだけだなと最後に確認のつもりでレポートの枚数指定をみたら分量を勘違いしていたことが判明。ずいぶん書き足さなければならなくなった。そして今日、一気に仕上げようと思って大学のPCから自分のPCにダウンロードした資料を参照しようと思ったら「24時間以上経ったので表示できません」だと。ああ、こういう制限があるから簡単にファイルを移せたのか…。また大学に行って確認するための時間をとらなければならない。
さらに、今日は外出したのだが、自転車の前タイヤがパンクで使い物にならず、行き先では突然の雨に降られ、改装セールのチラシで訪れた電器店がちっとも安くなっておらず(一部コーナーの一部商品だけ。vaio typeGが15万円切っていたのは確かに安かったが)わざわざ徒歩で来たのが無駄骨で、色々と上手くいかないことだらけであった。
来月の試験では連戦連敗にならぬよう、今日のガイエル様を見習って頑張っていこう。
朝、下手にテレビを見ると一日のペースが狂うことがある。憤慨するニュースがあったり、キャスターが「あれ?」というコメントをしたりすると、色々と考えてしまう。今日は、「とくダネ」で高校の合格者水増しの問題が特集されていたのだが、狭山ヶ丘高校の教頭が「違法でもない、不当でもない、今後も続けていく」とコメントし、キャスターの小倉さんも「うんうん、何がいけないのかわからない」などと言っていた。
私はこのニュースをみて直感的に景品表示法にいう優良誤認で違法になるかもしれないと思っていたので、テレビがあまりに自信たっぷりに問題ないと言うものだから考え込んでしまった。景品表示法の適用がないのかな、学校法人だから?うーん、後日調べてみよう、などなど。今日は大学で勉強したのだが、帰りの満員電車の中でも次のようなことを考えてしまった。
「合格実績というのは学力向上を測る上で目に見える指標として一般的に重視されており、週刊誌でも度々取り上げられている。受験生が学校選択をする際において重要な情報である…」「…合格実績をみた受験生は、一人あたり数校、どんなに多くても10校程度の受験をしたという前提から逆算して考えるのが通常であり、このままではレベルの高い生徒が実際より多く集まっているという誤解を与えかねない…」「…これを放置することは消費者保護が進んでいる時勢に明らかに逆行する。少なくともこういう広告において一人が多数校受験する制度が存在するという注意書きを添える必要があるのではないか?」
帰宅して少し検索してみたら、ちゃんと新聞も行政も気がついていることがわかった。これで頭の憑き物がひとつとれた。色々調べなくて済んだ。
~~~
「合格者水増しは景品表示法違反? 大阪府が協議」2007年07月28日
http://www.asahi.com/life/update/0727/OSK200707270180.html
私立高校による大学合格実績の「水増し」について、大阪府私学課は、高校を選ぶ中学生らに事実を誤認させる行為で、景品表示法違反(優良誤認)にあたる可能性があるとみて、府消費生活センターと協議に入った。府は「保護者から『誇大広告』だという指摘も届いており、違反があるかどうかを慎重に見極めたい」とし、公正取引委員会とも連携する。
~~~
もうひとつニュース。政治資金規正法の話。
~~~
「領収書1円以上」に異論 自民各派の事務総長 2007年08月06日
http://www.asahi.com/politics/update/0806/TKY200708060317.html
自民党の石原伸晃幹事長代理は6日、同党の各派閥の事務総長を集め、党が検討している政治資金規正法の再改正について、国会議員と関連する政治団体を対象に1円から領収書を公開する、とした案を検討していることを説明した。
これに対し、各派の事務総長は、領収書の公開を「1円以上」とすることに「現実的に可能なのか」などと反論。慶弔費などで領収書を請求しにくいケースがあることや、事務が煩雑になることなどをあげて異論を唱えた。一方、領収書の公開対象を、資金管理団体から国会議員と関連する政治団体に広げることについては、「すべての政治団体に適用すべきだ」との意見も出た。
~~~
この期に及んで「事務の煩雑」とは。「今のままでは信頼できない。効率性を犠牲にしてでも収支を明らかにしろ」という社会的圧力がある。そしてその不信を招いたのは自分たちである。少なくとも、一度全ての収支を開示する制度をつくり、信頼を再び得た上で効率性の観点から再改正すればいい。
安心社会から信頼社会へ―中公新書
4~6頁に信頼欠如が生み出す非効率性についての記述がある。
私はこのニュースをみて直感的に景品表示法にいう優良誤認で違法になるかもしれないと思っていたので、テレビがあまりに自信たっぷりに問題ないと言うものだから考え込んでしまった。景品表示法の適用がないのかな、学校法人だから?うーん、後日調べてみよう、などなど。今日は大学で勉強したのだが、帰りの満員電車の中でも次のようなことを考えてしまった。
「合格実績というのは学力向上を測る上で目に見える指標として一般的に重視されており、週刊誌でも度々取り上げられている。受験生が学校選択をする際において重要な情報である…」「…合格実績をみた受験生は、一人あたり数校、どんなに多くても10校程度の受験をしたという前提から逆算して考えるのが通常であり、このままではレベルの高い生徒が実際より多く集まっているという誤解を与えかねない…」「…これを放置することは消費者保護が進んでいる時勢に明らかに逆行する。少なくともこういう広告において一人が多数校受験する制度が存在するという注意書きを添える必要があるのではないか?」
帰宅して少し検索してみたら、ちゃんと新聞も行政も気がついていることがわかった。これで頭の憑き物がひとつとれた。色々調べなくて済んだ。
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「合格者水増しは景品表示法違反? 大阪府が協議」2007年07月28日
http://www.asahi.com/life/update/0727/OSK200707270180.html
私立高校による大学合格実績の「水増し」について、大阪府私学課は、高校を選ぶ中学生らに事実を誤認させる行為で、景品表示法違反(優良誤認)にあたる可能性があるとみて、府消費生活センターと協議に入った。府は「保護者から『誇大広告』だという指摘も届いており、違反があるかどうかを慎重に見極めたい」とし、公正取引委員会とも連携する。
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もうひとつニュース。政治資金規正法の話。
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「領収書1円以上」に異論 自民各派の事務総長 2007年08月06日
http://www.asahi.com/politics/update/0806/TKY200708060317.html
自民党の石原伸晃幹事長代理は6日、同党の各派閥の事務総長を集め、党が検討している政治資金規正法の再改正について、国会議員と関連する政治団体を対象に1円から領収書を公開する、とした案を検討していることを説明した。
これに対し、各派の事務総長は、領収書の公開を「1円以上」とすることに「現実的に可能なのか」などと反論。慶弔費などで領収書を請求しにくいケースがあることや、事務が煩雑になることなどをあげて異論を唱えた。一方、領収書の公開対象を、資金管理団体から国会議員と関連する政治団体に広げることについては、「すべての政治団体に適用すべきだ」との意見も出た。
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安心社会から信頼社会へ―中公新書
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テクノラティプロフィール
ブログ検索大手のサービスに、ためしに登録してみることにした。ブログ関係のサービスはブログ村に一時期登録していたくらいで消極的だった。しかし知り合い限定の話題を扱っているわけではなく、知り合いでない方が読むことも想定して記事を書いているので(その割に更新ペースが遅く記事も長文と配慮が行き届いていないが)、活用する意味はあると思っている。ランキングサイトでもなく効果のほどはわからないが、数ヶ月様子を見てみようと思う。
初めての方で興味をもって下さったら、このブログの過去ログをまとめたブログ順風ESSAYS plusをご覧下さい。小説や回文が読みやすくなっていると思います。
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