本当に自分が歌いたい歌を歌うから、人の心に届くんだ。
某月某日。
その日わたしは確か仕事が休みで、一人で家にいて。
テレビ(WOWOWで何かのフェスの番組やってた)をつけたまま洗濯かなんかしてたんです。
いや、とにかく前後のことはよく覚えてないけれど、
突然、ものすごい歌声が聴こえてきたのです。
とにかく日本人離れした歌声。
なんじゃこりゃあ!?とわたしはテレビの前にすっ飛んでいきました。
歌っていたのは、ショートカットの一人の女性。
それこそが、今回ライブに行ったNao Yoshiokaさんだったのです。
言っておくけど、純粋な歌声だけで度肝抜かれるって、この方とコンチータとゴスペラーズしかいないからね私!
(いずれもテレビ画面に目を向けておらず、歌声にびっくりしてそこからその人を知るという。リトグリちゃんもそれに近いけど、先に姿を見ちゃってるからね)
調べたら、10月に仙台でライブやるっていうのでね、これは絶好の機会だと。
…まあ、1日仕事して高速バスに揺られてからのライブからのまた高速バスで帰るっていう弾丸日程でしたけどね(笑)←色々無茶
いやー、本当だったらもっとちゃんと化粧して、もっと小綺麗な格好して、メガネじゃなくてコンタクトにして…ってやりたかったんだけどね!!!ほんとに!!!
さて、場所は仙台・カフェモーツァルトアトリエ。
東北大学のすぐそばにあって、もとは雰囲気のいいカフェなんだそうな。
でも行きのタクシーの運ちゃん、名前言ってもわかってくれなかったけど…(センターの人に訊いてた)
まあとりあえず到着して、席は自由席なので空いてた椅子に座る。
…今更ながらよくよく考えると、わたし、予備知識ほぼゼロだ。←だめじゃん
いやいや、でもさ、それでも聴きに行きたかったの。だって何がなんでも聴きに行く価値があると思ったから!
だからここで初めてCD買いました笑
ライブの後でサイン会するっていうので…だけどわたくしまた高速バスで帰らなきゃいけないのですよ…←だから無茶だって
お客さんは6:4くらい?7:3くらい?で男性の方が多いかな。
年代もばらばらかな?20代くらいから上、って感じ。
わたしの席の近くには上品な言葉遣いのマダムが座っていらっしゃいました。
予定時刻を少し過ぎて、キーボードの方とパーカッション?(ドラムセットとは違う…なんていうんだろうあれ)の方、そしてNaoさん登場。
前述の通り予備知識ほぼゼロなもんで、一曲ずつではなく、断片的な感想で失礼しますf^_^;)
とにかくもう、最初の印象は「日本人じゃなくて外タレ(言い方が古い)のライブみたい!」。
歌声そのものもそうだし、英語の発音もちろん良いし、歌う時の仕草?がもう日本人離れしてる。
で、それだけじゃなくて、ちゃんと「自分の声で歌ってる」。
この感覚を人に説明するのが難しいんだけども。
自分もアカペラやってて人前で歌ったこともありますが(とはいえお客さんは数名ね)、ああ、こういう歌い方ができるんだー!って発見でしたわ。だからといって自分に還元できるかどうかはわかりませんが^^;
あ、ちょっとだけ。個人的には演奏の方に耳がいってしまって、もうちょっとヴォーカルの音が大きめでも良かったかなぁなんて。←いつもめちゃくちゃでかい声の五人組の歌ばっかり聴いてるからでは…
個人的には「Blame it on the boogie」で上がったー!Jackson 5の曲ですからね!Naoさんマイケル好きなのかな♪( ´▽`)
だけど、本当にNaoさんの持つ歌の力がすごかった。確か「At last」だったと思うんだけど、あまりのすごさに後頭部がびりびり痺れてた。あんな感覚初めてだったなぁ。
だけど、力強いだけじゃなく、優しく歌うこともできる。「I need you」の時なんて、あなたがほしい(※直訳)って歌ってるのに、のに、「わたしからあなたへ愛を届けます」っていう歌だった。
アンコール一曲目の「Never Can Say Goodbye」もマイケルじゃんね。The Jacksonsだっけか。
で、最後にこの曲。
「Make the change」!
これだこれ。わたしがWOWOWで観た時に歌ってたやつ!
途中でテンポが変わるのがたまらなくかっこいいっ。
歌もそうなんだけど、曲そのものも良いから、ほんとお勧めなんですよー。わたしがCD屋さんに勤めてたら、勝手にコーナー作ってめっちゃ推すのに!
曲が終わって、思わず立ち上がるわたしたち。いわゆるスタンディングオベーションってやつね。
Naoさんめっちゃ感激してました♪( ´▽`)「もう一曲やっても良いですか?」と。もちろん!
そしてダブルアンコールの曲、「Joy」。
これが本当に素晴らしかった。
「喜びを連れてきてくれるのは、誰でもないあなたなのよ」
って、本当に一人一人に語りかけてくれているようで、本当にNaoさんの本心からの言葉に思えて、ほんっと泣きそうだった(なぜか堪えてしまったけども)。
あ、そうそう。
この日がアコースティック編成のライブの最終日だってことで、みんなで写真撮っても良いですか?と。
そりゃもう!ってことで、「はいチーズ」ではなく「Rising!」の掛け声と共にぱしゃり。
その写真はFacebookに載っとりますが、顔識別されてなかったようで安堵しました笑
ライブが終わって、わたくしグッズのTシャツを追加で買っちまいました。
いや、チケットがweb上にしかないから、何か日付が入ってるものが欲しいと思って。
そしたらお店の出入口のところでNaoさんサインしてるの。
いや、ライブの後にサイン会しますよって言ってたけど、いつの間に始まったのこれ?
というわけで並ぶ。
が、一人一人丁寧に接してくれているので(希望する人には写真まで一緒に撮ってた)、終わりが見えない…
時間がないもんで、ごめんなさい、前にいた人と順番飛ばしちゃいました…
だってサイン会してたところが出入口で、どのみちそこ通らないと帰れないっていう笑
そしたら、「わーごめんなさい!」と言いながらサラサラっとサイン(日付入り笑)書いてくれて、握手もしてもらえました。
いやごめんなさいはこっちなのよー。
バタバタと帰ってしまったけどほんと申し訳ない…本当はもっとゆっくりお話したかったよ。
いつか、いや、近い将来、テイラースウィフト並みに人気が出てチケットが取れなくなったとしても、ナオさん、今日のことを覚えててくれていたらいいなぁ…
セットリスト(松本に行った方のところからほぼ全部拝借しております…)
01 Turning
02 The Light
03 At Last
04 Blame It On The Boogie
05 I'm No Angel
06 I Need You
07 Dreams
08 Awake
09 Forget About It
10 Rise
ENCORE
11 Never Can Say Goodbye
12 Make The Change
ENCORE 2
13 Joy