あんなライヴ、もう絶対ない。
【セットリストとか】
お芝居「アカペラ学園 season2 ~6月の倍音~」
ALONE(さわりのみ)
All My Loving
虹
めぐる想い
ALONE
「デモでも聞いてみよう!」
Slow Luv(デモ)
侍ゴスペラーズ (デモ)
未来(デモ)
<ライヴパート>
NEVER STOP
うん
BLUE BIRDLAND
Oh Girl
見つめられない
一筋の軌跡
青い鳥
<アンコール>
あの鐘を鳴らすのはあなた
Full of Love
実は今回、ライヴの前までクサクサしていました。
最新アルバム「ハモリズム」を引っ提げたツアーの日程がこの間発表になり、自分の生まれ故郷である福島市・福島県文化センターが含まれていたのですが、
発表の数日後「震災の影響で、会場の補修が間に合わないため“中止”します」と通達があったのです。
ずっと福島市でライヴをやって欲しいと願っていた身としては、物凄くショックでした。
原発の影響か…と思っていたのですが、ライヴ前に会った人いわく、会場が県の持ち物で、県の予算は他の生活に直接関係の深い所に回すので、コンサートホールまで手が回らないから“補修が間に合わない”、とのこと。
しかも!新築だったら補修より安く済むのに、手続きが面倒くさいから補修するんだとか。
義捐金返してる場合じゃねえだろーーー!県民さよこせ^^
愚痴はこのくらいにして。
今回、仙台のみチケット代が無料でした。なんとも太っ腹。
その代わり、初めて「会員証チェック」がありました。会員証とチケットもぎりと二重で引き止められるので、入場までにいつもより時間が掛かってました。
会員証は表の会員番号が書いてある所を見せるだけなんですけどね。
というところでネタバレいってみましょう。ではスタート。
…の前に、開場時間の30分前くらいまでかな?
入口脇にテーブルが設置され、アンケートに答えるというものがありました。
なんと2006年のファンの集いの時に大好評だった企画「ゴスペラーズの作り方」
(その場で発表するお題を基に、15分+αで作詞・作曲・アレンジまで作るコーナー)
をもう一度やるから、お題を考えてくださいとのこと。
…急に言われても思い浮かばない…!
なもんで、テキトーに書きました(内容を覚えてもいない)。
さて本編。
始まる直前に一度暗転し、なぜかチャイムの音が聞こえ、明るくなった…と思ったら、
目の前に赤いジャージの人がいました。
もうわたし大笑い。
しかもよく見ると学校で使う椅子に座っている。
お芝居『アカペラ学園 シーズン2 ~六月の倍音~』っていうタイトルみたいです(笑)
村上氏と黒沢氏が高校の学園祭でアカペラで歌ったという話にだいぶ色々脚色して再現ドラマっぽくしているようです。
一応役どころは
村→アカペラやろう!って言い出した張本人。
緑ジャージ。
黒→真面目だけど流されやすい?ほぼ無理やりアカペラに混ぜられる。
紺ジャージに黒縁眼鏡(後のMCで、体育祭の時の美術教師みたいだと言われてました…)
酒→単語帳がお友達?「ガリ勉ユージ」。
(わたし「帰国子女クラスにいる」と書いてましたが勘違いのようですね。すみません)
赤ジャージに黒縁眼鏡(眼鏡似合う←)
北→英語の時間以外は屋上でタバコを吸ってる謎の「ホクサン」。2留しててハタチ。
黒ジャージ(ラインはターコイズブルー)。メガネもかけてた。
安→帰国子女。パン食べながら廊下を走ってるから、ちょっと軽いノリの生徒なのか。
だぼっとした紫ジャージ。ジャージそのものが似合うぞ…というか着こなしがうまいのか。
っていうか、まさかジャージ姿で現れるとは夢にも思わなかったので、始まってしばらくは「なんだこれは…」と衝撃を隠せませんでした(笑)
でも考えてみたらエスコートの時にジャージで出てるよな…
だけど今回はわかりやすくジャージ。ただしみんなちゃんとアディダスだった。
♪ ALONE(一部)
勿論山下達郎御大のカヴァー。
しまった歌詞覚えておくんだった!と思いました…
ここでお芝居。
「アカペラやろうぜ!」とクロサワくんを無理やり誘うムラカミくん、「僕たちは受験生なんだ、そんなことはしていられない」と言いつつ、ホクサンにラブレター(今度国に帰るジェニファー先生宛て)の英訳を頼まれちゃってるガリ勉ユージ。で、パンかじりながら廊下を走ってくるもんだからユージとぶつかってしまう帰国子女のヤスオカくん。
「この手紙は、こう訳すのさ」
なんて言いながら歌いだす…
♪ All My Loving
ビートルズのカヴァー。
っていうことを知らなかった…ビートルズの有名どころの曲は知ってたけど、この曲の存在は知らなんだ。
安岡氏リード。
そしてホクサンは屋上で煙草を吸いながら(!)
想いを寄せるジェニファー先生のことを考えつつ、歌う。
(だけど実は喋ったこともなかったというオチ)
♪ 虹
北山氏、ギタレレを爪弾きながら。
ほんと北山さんって多才だ…
「このboyboy…(咳払い)僕だよ」
のところ、たぶん笑い取りたかったんだろうなーと思うんだけど、客席はほぼ無反応…
わたしはクスリとしたんですけどねー。おもんなかった?
(確か)「英訳はただ訳せばいいと思っていたが、それは僕の思い違いだったのか!」と衝撃を受けるガリ勉ユージ。
♪ めぐる想い
ふぎゃー(心の叫び)←でも周りシーンとしてるから叫ぶの必死で我慢
これずっと聴きたかったんだよーーー
まさか赤ジャージで歌ってるのを目の当たりにするとは思わなかったけど…
さまざまな思いを交わしつつ、バラバラだった5人はそれぞれのきっかけでアカペラを歌うことに。
「(安岡氏のナレーション)結局全員受験に失敗したけど…」
それはちょっと困る(笑)
♪ ALONE
「僕も混ぜて!」で、すぐこんなにばちっとハモれたらゴスペラーズ軽く超えちゃうよ!
なんて下らないことを思いつつ、だからこそ彼らはここまでくるのに数え切れないほど声を重ねてきたんだろうな、と思ってました。
もうジャージ姿なんて気にならないくらい、5人はゴスペラーズでした。
…見慣れてきたっていうのもあるのか?(笑)
あれ?そういえばどこで眼鏡外したんだっけ…
そして始まった、『ゴスペラーズの作り方』。
お題の最終候補は「レディー・ガガ来日記念にダンサブルな曲」か「ずんだのマーチ」。
北「(みんなはいいと言うが)これを15分で作るんだよ!?」
とやや切れ気味。
結局じゃんけんでガガに決まったものの、来日した時に全身緑色だったので、歌詞がずんだの事になってました(笑)
それにしても、あんなに嫌がっていたのに曲になっていく様はめちゃ格好良かったです。
タイトルは『I am ずんだガール』だっけか…
だいぶ田舎臭いけど(笑)
今回限定の曲なので、かなり勿体無いです。
続いては『デモ(テープ)でも聴いてみよう』のコーナー。
えっ、ふつーの歌聴きたい…
と思ったのは間違いでした申し訳ございません(ジャンピング土下座)
デモテープってただ歌が入ってるだけかと思ったら、アレンジとかコーラスとかも入ってるのね。
すいません、デモテープをCDにして売って貰えませんか?
因みに、Slow Luv・侍ゴスペラーズ・未来の3曲が流れました。
そしてデモを流してる間に全員の着替えが終わり、ライヴパートへ。
♪ NEVER STOP
いや本当にゴスペラーズだなあと(笑)
勿論格好なんて関係なく、5人はゴスペラーズなんですが。
♪ うん
わーこれやるのかー!
ハモリ倶楽部響で号泣しかけた曲。
最初と最後のアカペラ部分で凄く泣けるんです。今回もやばかった。
♪ BLUE BIRDLAND
これは手拍子じゃなくて別な何かでしょ(←何かってなんだ)
♪ Oh Girl
おーこれかー。
っていうか、始まる前にビートルズのCome Togetherを鳴らしてから入るのばっちりはまってたわ。かっちょいい。
♪ 見つめられない
これやっちゃうのかー…
って、あれ?
Aメロで、なんか違和感。
ギターが主張しすぎじゃない?この曲はAメロのとこは全体的に押さえ気味で、特にギターなんかはてれってれっ(←伝わるかコレ?)と弾いて欲しい…
スタイリスティックスっぽくしてー!(?)
村上氏のファルセットは相変わらずよいですねー。
え、語り?…えーっと(逃)
♪ 一筋の軌跡
あれ?こんな順番だっけ?
だけど一筋も久しぶりだから嬉しい!
間奏のラララ~で「自由に歌って!」と言われ、うまいことやれない自分。しかも声がいつになく細い…
ああくやまれる。
ここかな?ハモリズムツアーの告知をしてました。
福島だけは申し訳ないけど…とのこと。
自分達もやれなくてショック受けてる、と。
あと、まだ言えないけど頑張ってるから、と言ってました。何かがあるのか。
そして本編最後の曲。
村「僕らも皆さんのことを応援しています。離れていてもこの思いが届くように…」
と言って始まったのが
♪ 青い鳥
ライヴの数日前のこと。
地元新聞の福島民友に、被災した相双地区の女声合唱団が、青い鳥を全国大会で歌うからとゴスからサイン色紙が贈られたという記事が載りました。
たぶん、彼女たちにとってゴスは物凄く「ヒーロー」みたいな存在になってるんじゃないかな。
それを抜きにしても、この日の歌声は今まで聴いた中で一番気持ちがこもっていた気がします。凄く凄く伝わってきて、涙、涙でした。
そしてすぐアンコール。
♪ あの鐘を鳴らすのはあなた
これもじんわりきました。
最後の、コーラスが鐘の音みたいにポーン、ポーンっていう所。
照明がそんな感じだったからかも知れないけど、希望とか夜明けとか、そんな事を連想しました。
そして、5人から『東北の人に向けて』のメッセージ、
という事で一人一人話し出しました。
酒「昔から猫が親代わりのようなもので、猫みたいな性格に育ったから犬と違って『待て』ができない。
(福島の中止の件もそうだけど)東京でも会場がやられてイベントが延期になってこのやろー(とネコパンチ)と思った。
また色々行くから、猫缶を用意して待ってて!」
しんみりが好きじゃない?酒井さんなりの思い遣りだなぁと思いました。
北「今でも、歯を食いしばって生活している人とか…」
と言って、言葉に詰まる北山さん。
うん、その言葉だけで伝わりました。
色々と考えて、悩んでいることはツイッターで知ってました。
しかも震災がある前から、原発について言及してたから余計になのかな…と勝手に思ってぐっときてました。
黒「東北の人は優しいですね。
でも、みんな優しすぎ!
避難所にも行ったけど、皆さん自分より僕らの事を心配してくれるんですよね。
優しすぎるから、お祭りとかライヴとかで発散しなきゃね。」
うん、七夕とかのお祭りやるよ!
もう、この頃には泣けて泣けて仕方なかったです。
周りからもすすり泣く声が聞こえてきていました。みんな、辛いんだよね…。
「みんな」はここにいた人たちだけじゃなくて、もちろんここに来たかったけど来られなかった人。
そういう人がいることを知っているから尚更、ね。
安「皆さんと今ここで出会えている事が凄い事。また会いましょう!」
安岡さんってほんと前向きだー。もう涙を堪えるのに必死でした。
村「僕達と僕達の歌は、皆さんと共に寄り添っています。」
前後に何を言っていたかとか、細かい言い回しはおぼろげだけど、本当に、この言葉に救われました。
そうか、ゴスがついててくれるんだって。
突き放すように「頑張れ」なんて言われるより、何百倍も何万倍も嬉しかった。
単純かも知れないけど、本当に嬉しかったです。
そして、最後の曲。
♪ Full of Love
最後にこれを持ってくるとは!
これも本当に、彼らの気持ちがひしひしと伝わってきて、また涙、涙、涙…。
そして、最後のマイクなしご挨拶は北山さん。
「また来ます!!ありがとう!!」
と振り絞るように叫んでいました。
本当に、心からの言葉だったんだと思います。
そのあと「エアハイタッチしよう!」っていう事でこっち側に来た時、「ありがとうー」って何人かのお客さんが言ってたのでわたしも言いました(聞こえてるかどうかは別として)。
仙台に来てくれてありがとう。
東北のことを想ってくれてありがとう。
素晴らしいライヴをしてくれて本当にありがとう。
ゴスペラーズを好きになって、本当に良かった。心からそう思えた夜でした。
【セットリストとか】
お芝居「アカペラ学園 season2 ~6月の倍音~」
ALONE(さわりのみ)
All My Loving
虹
めぐる想い
ALONE
「デモでも聞いてみよう!」
Slow Luv(デモ)
侍ゴスペラーズ (デモ)
未来(デモ)
<ライヴパート>
NEVER STOP
うん
BLUE BIRDLAND
Oh Girl
見つめられない
一筋の軌跡
青い鳥
<アンコール>
あの鐘を鳴らすのはあなた
Full of Love
実は今回、ライヴの前までクサクサしていました。
最新アルバム「ハモリズム」を引っ提げたツアーの日程がこの間発表になり、自分の生まれ故郷である福島市・福島県文化センターが含まれていたのですが、
発表の数日後「震災の影響で、会場の補修が間に合わないため“中止”します」と通達があったのです。
ずっと福島市でライヴをやって欲しいと願っていた身としては、物凄くショックでした。
原発の影響か…と思っていたのですが、ライヴ前に会った人いわく、会場が県の持ち物で、県の予算は他の生活に直接関係の深い所に回すので、コンサートホールまで手が回らないから“補修が間に合わない”、とのこと。
しかも!新築だったら補修より安く済むのに、手続きが面倒くさいから補修するんだとか。
義捐金返してる場合じゃねえだろーーー!県民さよこせ^^
愚痴はこのくらいにして。
今回、仙台のみチケット代が無料でした。なんとも太っ腹。
その代わり、初めて「会員証チェック」がありました。会員証とチケットもぎりと二重で引き止められるので、入場までにいつもより時間が掛かってました。
会員証は表の会員番号が書いてある所を見せるだけなんですけどね。
というところでネタバレいってみましょう。ではスタート。
…の前に、開場時間の30分前くらいまでかな?
入口脇にテーブルが設置され、アンケートに答えるというものがありました。
なんと2006年のファンの集いの時に大好評だった企画「ゴスペラーズの作り方」
(その場で発表するお題を基に、15分+αで作詞・作曲・アレンジまで作るコーナー)
をもう一度やるから、お題を考えてくださいとのこと。
…急に言われても思い浮かばない…!
なもんで、テキトーに書きました(内容を覚えてもいない)。
さて本編。
始まる直前に一度暗転し、なぜかチャイムの音が聞こえ、明るくなった…と思ったら、
目の前に赤いジャージの人がいました。
もうわたし大笑い。
しかもよく見ると学校で使う椅子に座っている。
お芝居『アカペラ学園 シーズン2 ~六月の倍音~』っていうタイトルみたいです(笑)
村上氏と黒沢氏が高校の学園祭でアカペラで歌ったという話にだいぶ色々脚色して再現ドラマっぽくしているようです。
一応役どころは
村→アカペラやろう!って言い出した張本人。
緑ジャージ。
黒→真面目だけど流されやすい?ほぼ無理やりアカペラに混ぜられる。
紺ジャージに黒縁眼鏡(後のMCで、体育祭の時の美術教師みたいだと言われてました…)
酒→単語帳がお友達?「ガリ勉ユージ」。
(わたし「帰国子女クラスにいる」と書いてましたが勘違いのようですね。すみません)
赤ジャージに黒縁眼鏡(眼鏡似合う←)
北→英語の時間以外は屋上でタバコを吸ってる謎の「ホクサン」。2留しててハタチ。
黒ジャージ(ラインはターコイズブルー)。メガネもかけてた。
安→帰国子女。パン食べながら廊下を走ってるから、ちょっと軽いノリの生徒なのか。
だぼっとした紫ジャージ。ジャージそのものが似合うぞ…というか着こなしがうまいのか。
っていうか、まさかジャージ姿で現れるとは夢にも思わなかったので、始まってしばらくは「なんだこれは…」と衝撃を隠せませんでした(笑)
でも考えてみたらエスコートの時にジャージで出てるよな…
だけど今回はわかりやすくジャージ。ただしみんなちゃんとアディダスだった。
♪ ALONE(一部)
勿論山下達郎御大のカヴァー。
しまった歌詞覚えておくんだった!と思いました…
ここでお芝居。
「アカペラやろうぜ!」とクロサワくんを無理やり誘うムラカミくん、「僕たちは受験生なんだ、そんなことはしていられない」と言いつつ、ホクサンにラブレター(今度国に帰るジェニファー先生宛て)の英訳を頼まれちゃってるガリ勉ユージ。で、パンかじりながら廊下を走ってくるもんだからユージとぶつかってしまう帰国子女のヤスオカくん。
「この手紙は、こう訳すのさ」
なんて言いながら歌いだす…
♪ All My Loving
ビートルズのカヴァー。
っていうことを知らなかった…ビートルズの有名どころの曲は知ってたけど、この曲の存在は知らなんだ。
安岡氏リード。
そしてホクサンは屋上で煙草を吸いながら(!)
想いを寄せるジェニファー先生のことを考えつつ、歌う。
(だけど実は喋ったこともなかったというオチ)
♪ 虹
北山氏、ギタレレを爪弾きながら。
ほんと北山さんって多才だ…
「このboyboy…(咳払い)僕だよ」
のところ、たぶん笑い取りたかったんだろうなーと思うんだけど、客席はほぼ無反応…
わたしはクスリとしたんですけどねー。おもんなかった?
(確か)「英訳はただ訳せばいいと思っていたが、それは僕の思い違いだったのか!」と衝撃を受けるガリ勉ユージ。
♪ めぐる想い
ふぎゃー(心の叫び)←でも周りシーンとしてるから叫ぶの必死で我慢
これずっと聴きたかったんだよーーー
まさか赤ジャージで歌ってるのを目の当たりにするとは思わなかったけど…
さまざまな思いを交わしつつ、バラバラだった5人はそれぞれのきっかけでアカペラを歌うことに。
「(安岡氏のナレーション)結局全員受験に失敗したけど…」
それはちょっと困る(笑)
♪ ALONE
「僕も混ぜて!」で、すぐこんなにばちっとハモれたらゴスペラーズ軽く超えちゃうよ!
なんて下らないことを思いつつ、だからこそ彼らはここまでくるのに数え切れないほど声を重ねてきたんだろうな、と思ってました。
もうジャージ姿なんて気にならないくらい、5人はゴスペラーズでした。
…見慣れてきたっていうのもあるのか?(笑)
あれ?そういえばどこで眼鏡外したんだっけ…
そして始まった、『ゴスペラーズの作り方』。
お題の最終候補は「レディー・ガガ来日記念にダンサブルな曲」か「ずんだのマーチ」。
北「(みんなはいいと言うが)これを15分で作るんだよ!?」
とやや切れ気味。
結局じゃんけんでガガに決まったものの、来日した時に全身緑色だったので、歌詞がずんだの事になってました(笑)
それにしても、あんなに嫌がっていたのに曲になっていく様はめちゃ格好良かったです。
タイトルは『I am ずんだガール』だっけか…
だいぶ田舎臭いけど(笑)
今回限定の曲なので、かなり勿体無いです。
続いては『デモ(テープ)でも聴いてみよう』のコーナー。
えっ、ふつーの歌聴きたい…
と思ったのは間違いでした申し訳ございません(ジャンピング土下座)
デモテープってただ歌が入ってるだけかと思ったら、アレンジとかコーラスとかも入ってるのね。
すいません、デモテープをCDにして売って貰えませんか?
因みに、Slow Luv・侍ゴスペラーズ・未来の3曲が流れました。
そしてデモを流してる間に全員の着替えが終わり、ライヴパートへ。
♪ NEVER STOP
いや本当にゴスペラーズだなあと(笑)
勿論格好なんて関係なく、5人はゴスペラーズなんですが。
♪ うん
わーこれやるのかー!
ハモリ倶楽部響で号泣しかけた曲。
最初と最後のアカペラ部分で凄く泣けるんです。今回もやばかった。
♪ BLUE BIRDLAND
これは手拍子じゃなくて別な何かでしょ(←何かってなんだ)
♪ Oh Girl
おーこれかー。
っていうか、始まる前にビートルズのCome Togetherを鳴らしてから入るのばっちりはまってたわ。かっちょいい。
♪ 見つめられない
これやっちゃうのかー…
って、あれ?
Aメロで、なんか違和感。
ギターが主張しすぎじゃない?この曲はAメロのとこは全体的に押さえ気味で、特にギターなんかはてれってれっ(←伝わるかコレ?)と弾いて欲しい…
スタイリスティックスっぽくしてー!(?)
村上氏のファルセットは相変わらずよいですねー。
え、語り?…えーっと(逃)
♪ 一筋の軌跡
あれ?こんな順番だっけ?
だけど一筋も久しぶりだから嬉しい!
間奏のラララ~で「自由に歌って!」と言われ、うまいことやれない自分。しかも声がいつになく細い…
ああくやまれる。
ここかな?ハモリズムツアーの告知をしてました。
福島だけは申し訳ないけど…とのこと。
自分達もやれなくてショック受けてる、と。
あと、まだ言えないけど頑張ってるから、と言ってました。何かがあるのか。
そして本編最後の曲。
村「僕らも皆さんのことを応援しています。離れていてもこの思いが届くように…」
と言って始まったのが
♪ 青い鳥
ライヴの数日前のこと。
地元新聞の福島民友に、被災した相双地区の女声合唱団が、青い鳥を全国大会で歌うからとゴスからサイン色紙が贈られたという記事が載りました。
たぶん、彼女たちにとってゴスは物凄く「ヒーロー」みたいな存在になってるんじゃないかな。
それを抜きにしても、この日の歌声は今まで聴いた中で一番気持ちがこもっていた気がします。凄く凄く伝わってきて、涙、涙でした。
そしてすぐアンコール。
♪ あの鐘を鳴らすのはあなた
これもじんわりきました。
最後の、コーラスが鐘の音みたいにポーン、ポーンっていう所。
照明がそんな感じだったからかも知れないけど、希望とか夜明けとか、そんな事を連想しました。
そして、5人から『東北の人に向けて』のメッセージ、
という事で一人一人話し出しました。
酒「昔から猫が親代わりのようなもので、猫みたいな性格に育ったから犬と違って『待て』ができない。
(福島の中止の件もそうだけど)東京でも会場がやられてイベントが延期になってこのやろー(とネコパンチ)と思った。
また色々行くから、猫缶を用意して待ってて!」
しんみりが好きじゃない?酒井さんなりの思い遣りだなぁと思いました。
北「今でも、歯を食いしばって生活している人とか…」
と言って、言葉に詰まる北山さん。
うん、その言葉だけで伝わりました。
色々と考えて、悩んでいることはツイッターで知ってました。
しかも震災がある前から、原発について言及してたから余計になのかな…と勝手に思ってぐっときてました。
黒「東北の人は優しいですね。
でも、みんな優しすぎ!
避難所にも行ったけど、皆さん自分より僕らの事を心配してくれるんですよね。
優しすぎるから、お祭りとかライヴとかで発散しなきゃね。」
うん、七夕とかのお祭りやるよ!
もう、この頃には泣けて泣けて仕方なかったです。
周りからもすすり泣く声が聞こえてきていました。みんな、辛いんだよね…。
「みんな」はここにいた人たちだけじゃなくて、もちろんここに来たかったけど来られなかった人。
そういう人がいることを知っているから尚更、ね。
安「皆さんと今ここで出会えている事が凄い事。また会いましょう!」
安岡さんってほんと前向きだー。もう涙を堪えるのに必死でした。
村「僕達と僕達の歌は、皆さんと共に寄り添っています。」
前後に何を言っていたかとか、細かい言い回しはおぼろげだけど、本当に、この言葉に救われました。
そうか、ゴスがついててくれるんだって。
突き放すように「頑張れ」なんて言われるより、何百倍も何万倍も嬉しかった。
単純かも知れないけど、本当に嬉しかったです。
そして、最後の曲。
♪ Full of Love
最後にこれを持ってくるとは!
これも本当に、彼らの気持ちがひしひしと伝わってきて、また涙、涙、涙…。
そして、最後のマイクなしご挨拶は北山さん。
「また来ます!!ありがとう!!」
と振り絞るように叫んでいました。
本当に、心からの言葉だったんだと思います。
そのあと「エアハイタッチしよう!」っていう事でこっち側に来た時、「ありがとうー」って何人かのお客さんが言ってたのでわたしも言いました(聞こえてるかどうかは別として)。
仙台に来てくれてありがとう。
東北のことを想ってくれてありがとう。
素晴らしいライヴをしてくれて本当にありがとう。
ゴスペラーズを好きになって、本当に良かった。心からそう思えた夜でした。