菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

早朝の青い池

2011年06月18日 | Weblog
 
今日の美瑛は曇りのち雨の予報ですが、爽やかな青い池をお届けいたします。
この時期特有の澄んだ青空がコバルトブルーの青い池に映り込み、その美しさを一層際立たせます。

Canon EOS5D MarkII EF17-40mm F8 AE


5D MarkII 動画

2011年06月17日 | Weblog
 
動画続きですが・・
5D MarkII 動画に関しては、すでにNETなどでも数多くレビューが載ってますが、一応今までのまとめです。
この冬から遅ればせながらですが、本格的に動画を撮り始めました。
しかし、その時はちょっと時期が悪かった。
というのは、晴れても青空になる程度で、ほとんどがモノクロの世界。
春になって総天然色になってから気がついたのですが、最も重要なのがピクチャースタイルだということです。
通常、スティルでは風景モードで撮っているのですが、これをムービーでも適用すると色がのりすぎてPCでは綺麗に見えるのですが、家庭用TVでの表示には全く向いていないことが判明。
つまり、彩度とコントラストが高すぎて使い物になりません。
ポートレイトでもダメで、結局忠実設定(ニュートラル)が一番無難ということがわかりました。
最も、スティルはRAWでしか撮らないので、常に忠実設定でも問題ありません。

それと、ファームウェアでマニュアル撮影ができるようになったのでこちらは問題解決しているのですが、やはり他の大きな問題としてコーデックがあげられます。
AVC/H.264 MPEG-4 で圧縮される映像です。
現在編集中の「ダイヤモンドダストのある風景」でも、一部5Dのデータを使用することにしています。
ところが、これがものすごく重い。
そのままのデータを使った場合、ディゾルブなどエフェクトをかけると、その都度レンダリングしないと動かない。
こんなに重いんじゃこれからが思いやられると思っていたら、最近(といっても昨年ですが・・)CANONからEOS MOVIE Plugin-E1 for Final Cut Proというプラグインが発表されました。
これは、5Dで撮影したAVC/H.264データを、編集に適した「ProRes」形式に変換してくれるというものです。
一度これに変換したデータでテスト編集したのですが、これが驚くほどスムーズ。エフェクトも問題なくサクサクでした。(ProResなので当たり前ですが・・)
でも当初問題がありました。
このデータ変換は5Dボディ、あるいはそのディレクトリをもつCFカードから直接取り込む方法しか無かったのです。
つまり、いったんPCに取り込んだデータの変換はできないのです。
「今まで撮影したデータはどうすんじゃい。」
と思っていたら、さすがに最近バージョンアップしてくれたようで、PCにコピーしたデータも変換が可能になりました。
これで一安心。

しかし、またまた最近判明した事ですが、このProResに変換すると巨大なデータ量に変貌するのです。
私の撮影方法のほとんどはフィックス(画角など固定)で、約1分前後回します。
するとおおよそのデータ量は約300~400MBほど。
これがProRes変換後はその3~5倍になってしまい、最低でも1KBはざらです。
たった1カットですよ。
これではHDDはすぐ満タンになってしまい、保存方法をどうすれば良いか考えなくてはいけません。
まだ、撮り貯めしているだけなのに、これほどの問題が生じるとは全くやっかいな道具である。
フルハイビジョンカメラを持っていれば、こんな扱いづらいカメラを使う必要は無いのですが、しばらくはこのまま進めるしかない。
次号出るであろうMark IIIは、もう少し簡単に扱えるようなカメラになっていることを願っています。

写真はFinal Cut Proの「切り出しと転送」で、AVC/H.264をProRes422に変換中のインターフェイス

ブルーレイその後

2011年06月16日 | Weblog
 
ちょっと半袖では肌寒い感じの東京です。
美瑛は今日、明日とも晴れのようですが、どうか予報が当たってくれますよう祈っています。

そんな肌寒い中、今日はギタリストの土屋氏とアキバで打ち合わせ。
ブルーレイの編集作業も、カレンダーの制作優先ですっかり滞っていますが、これから本格的に始めなければいけません。
今回は追加でお願いしている曲目の選定作業。
できればクラシック音楽で構成したかったので、何曲かピックアップしてもらっていました。
「G線上のアリア」「パッフェルベルのカノン」「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」など癒し系がずらり。
メロディが頭に浮かび、それに伴って何となくイメージが湧いてきます。
それだけでも、なんかワクワクしてきそう。
・・ 「何曲録音すればいいの」
・・ 「う~ん、どれも捨てがたい、できれば全部」
ということで、ピックアップした曲全曲を録音してもらうことになりました。

彼も現在かなり多忙で、ライブでの演奏活動は元より、ギター教室などもこなしています。
また、先日横浜で行われたギターの祭典、Finger Picking Day 2011では、見事オリジナル・アレンジ賞を受賞しました。
この写真は専門誌「Jazz Life」に掲載された記事。
一番上の譜面は、オリジナルアレンジ賞を受賞した「五木の子守歌」
この「五木の子守歌」、ギター教室の生徒さんや楽器屋さんには題名も旋律も知らないといわれたそうです。
この日本の名曲を、30代以下の方は知らないんですね。
ちなみに「いつきのこもりうた」と読みます。
皆さんもそうでしょうか、だとしたら長老組としてはちょっとショックです。

<気を取り直して>
アコースティックギターファン以外の方にはちょっと馴染みが薄いこのFinger Picking Dayですが、日本を代表するギタリスト達が勢揃いします。
そんなアーティストに無理なお願いをして申し訳ないのですが、腐れ縁ということで、一つよろしく。

Finger Picking Dayの詳細はこちら。

爽やか

2011年06月15日 | Weblog
 
東京は実に爽やか。
昨夜遅く上京したのですが、意外に涼しくエアコンも全く使わないで済んでいます。
朝方(もう昼近いですが・・)近くにあるドトールに出掛けたのですが、風が少しヒンヤリしてとても爽やかです。

東京でこんな感じですから、美瑛が寒いのは当たり前。
昨日はストーブでもつけようかと思ったくらいで、今日ぐらいまで寒気が居座るようです。
おまけにスコールで、丘陵地帯の宿命、表土がかなり流されていました。
東京が暑くなる→美瑛の気温が上がる、ということで、東京人には申し訳ないのですが、もっと暑くなってもらわないと困ります。

今日アップしたカットは、白金にある牧場の写真。
ぼくじょうというより「まきばの朝」というのが似合いそうな風景。
今日あたりは寒さで牛も震えあがっていると思いますが、早くこの寒気が過ぎ去ってもらいたいと願っています。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE



フォント

2011年06月15日 | Weblog
昨日、フォントプロポーションの話題を取り上げたのですが、早速何人かの方からご指摘ご意見をいただきました。
「WindowsでもHP閲覧にはSafariを使うと綺麗に見えるよう~」
ということでした。
私もちょっと調べてみましたら、Safariの正式リリースのページがありましたのでご紹介いたします。
Safariというのはインターネットブラウザソフトで、MacにはこのSafariが標準インストールされています。
表示も速く綺麗で、操作性も非常に先進的です。
無料でダウンロードできそうなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
ただし、フォントレンダリングに多少負荷がかかるようで、メモリーが少ないと重くなるかも。
また、インストールやそれらに伴う不具合などが起きた場合は、自己責任にてお願いいたします。

Windows版Safari

プロポーション

2011年06月14日 | Weblog

プロポーションと言われるとドキッとする方もいらっしゃると思いますが、前回のマシンつながりで今回はPCのフォントの話です。
Macは仕事上使わざるを得なかった部分もありますが、気に入っている所では使い勝手の良さもそうですが、表示される画面全体の美しさが上げられます。
美しい画像や文字を表示するには、性能の良いグラフィックカードが必要ということは以前ブログでも書いたのですが、元々表示させるフォント自体も重要になってきます。
上の写真は昨日書いたブログですが、Macで表示するとこんな感じに見えています。
これがMac以外のPCで見ると(あえてWindowsとはいいませんが。)、どうでしょう、このブログも昨日のブログもギザギザ文字で見えていませんか。
いわゆるビットマップフォント?のような感じで、もうあたりまえに見ているとは思いますが、私は細くて折れそうなこのスタイルにどうしてもなじむことが出来ません。

弊社ではHPの制作も行っているのですが、Macでは綺麗に見えているのに他のPCではギザギザ文字、その為に文字間が違って更には全体のプロポーションが違って表示されるということがよくあります。
ですので、制作後は必ずMac以外のPCで表示チェックを行わなければなりません。
デザイナーの端くれとしても、どうしてもこれが許せない。
また日本中の制作クリエーターの大多数の声でもあるのです。(ごめんなさい、ユーザーさん)

でも、Mac以外のPCでは、ずっとこのフォントを使用して行かざるを得ないのでしょうね。
これはあくまでも素人考えですが、フォントを変えることで多少でもプロポーションが変わってしまっては、日本中のWordやExcelなどで制作されたデータの互換性が保てなくなってしまうのでしょう。

皆さんも量販店などでMacを見ることがありましたら、この表示フォントを意識して見られたらいかがでしょうか。
外観の美しいデザインだけではなく、中身の美しさもわかってくると思います。
やはり美しいプロポーションは中身から、ですかね・・

作付け終了

2011年06月13日 | Weblog
 
このまま初夏に突入かと思われたのですが、その後はぐずついたお天気に逆戻り。
雨も適当に必要なのですが、この時期としてはやっかいな寒気も一緒に入って来てしまいます。
気温が低いと、作付けが終わった農作物があまり育ちません。
アスパラも今ひとつということで、全体的にパッとしない状態が続いています。

気になっていたお隣の畑ですが、昨日からようやく整地が始まりました。
このOさん農家も大規模経営で、30ヘクタールほど所有しています。
頻繁にトラクターが往来していましたから、他の畑は終了し隣接しているところが一番最後になったのでしょう。
おそらくここ4~5日間は、徹夜状態が続いたと思われます。
私も農家さんを見習って「日の入りとともに就寝し、日の出とともに起きる」というかなりエコ的な生活をしているのですが、今回はそれには遠く及びません。
4時頃目を覚ますとすでにトラクターの爆音が響いていましたし、深夜にもトラクターらしいライトが点いておりおそらく寝ていないはず。
農作業はすでに1ヶ月近く遅れているらしく、今後の天気しだいでは致命的になりかねない状態。
なんとか、天気の回復を節に願いたいところです。

写真は植え付けが終わったばかりのクリスマスツリー。
今年はビートのようです。
Canon EOS5D MarkII EF17-40mm F11 AE

Mac PRO おまえもか

2011年06月12日 | Weblog
 
このところNew Mac PROの調子がおかしかった。
起動してもりんごマークとギアマークが表示されなくて、しばらくするといつものブルーのファインダー画面が表示される。
何となく問題なさそうに見えるのですが、ここから固まったように動かなくなって5~10分くらいするとようやく正常に動き出します。
その後は全く問題無く作業できるのですが、いったん電源を落としたり再起動するものなら、また同じ問題が起こってしまう。
まだ購入して1ヶ月くらいなのに、「Mac PRO おまえもか」
実はブログでも書いていますが、冬に購入したDroboや外付けHDDも納入と同時に不具合、結局他の同機種と交換してもらうはめに。
その後は問題無く動いてはいるのですが、これらに要するエネルギー使用量は計り知れない。
Mac PROの不具合も、サポートセンターに問い合わせしたのは延べ5日間。
Macとの付き合いは30年くらいになり、想定される不具合はほとんど対処できるのですが、今回は問題解決ならず、かなりの精神的ショックと時間を費やしてしまいました。
結局、修理センターに送ることになり、担当者の話では返却まで1週間から10日間。
「趣味でいじっているわけではないので、そんなには待てないよ」
とは言ったものの、これだけはどうしようもありません。
ちょうど今週中頃から上京する予定なので、その間に治してもらおうと決心しました。
救われたのはアップルの対応が良かった事で、マシンもこのままの状態で玄関に準備しておけば、ヤマト便が専用の梱包箱を持って取りに来てくれました。
その後は「Apple ピックアップ&デリバリー修理サービス」なるメールが頻繁に入って、現在の集荷状況や修理状況を知らせてくれます。
予定の仕上がりはまだまだ先だったのですが、なんと集荷してから5日で戻ってきました。
ほんとうに修理を行ったのか心配でしたが、修理内容には、
バックブレーンボード故障により、ブルー面から起動できない症状を確認、ボードを交換後正常表示を確認・・・
とありました。
北海道から本州まで宅急便往復は、通常6日間かかります。
帰りは航空便で送られてきたようで、何れにしても早く治ってほっと一安心。
不具合はこれで終わりにしてもらいたい。

美瑛・富良野カレンダー販売開始

2011年06月11日 | Weblog
 
先ほど製本所から「2012年 美瑛・富良野カレンダー」二つ折りタイプが届きました。
早速、本日午後よりギャラリーでの販売を開始いたします。

明日は美瑛ヘルシーマラソンの日。
参加者は例年5,000人以上になります。
すでに、美瑛に入られている方もいらっしゃるようで、午前中にギャラリーで何人かの方々に問い合わせをいただきました。

でも、お待たせいたしました。
販売開始です。
是非、ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

風神雷神

2011年06月11日 | Weblog
 
昨日の美瑛は雨の予報でしたが、反して概ね晴れ。
予報はことごとく外れていますが、良い方へ外れることもあるので、フィフティフィフティってとこでしょうか。

それはともかく、昨日は風神雷神様のお出まし。
ヒンヤリとした風が吹いたと思いきや、稲妻とともにものすごい雷が。
ギャラリーで打ち合わせがあり出掛けるつもりだったので、カメラを積んで少し早めに高台に車を走らせました。

この写真はEOS Movieで捉えた雷を書き出したものです。
こんな時にはビデオテープと違い、ファイルベースだと非常に便利です。
あまりデータが大きくならないように、1~2分ごとに区切って撮影を行い、NGのカットは後で削除すれば良いだけです。
気を付けなければいけないのは自分の命。
雷がなっている場所までかなり遠くても、地球規模で見ればどこも一緒。
丘の高台ならまして危険です。
比較的安全といわれている車の中からになりますが、窓を開けての撮影になるので保証されるものではありません。
頭上近くまで雷雲が張りだしてきたら、危険なのでやめましょう。
この雷は夕方にはいったん収まったのですが、再び夜中にも起こり、停電や強い雨にも見舞われました。
このエネルギーを蓄える事が出来たら、電力不足も一気に解決するのですがね。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F16 EOS Movie