今年、創業130周年を迎える南海電鉄は「懐かしの緑色」の特急サザンの運行を本日から開始しました。
今秋運行を終える7000系4連とペアを組む10000系4連をグリーン基調の旧塗色に復刻し
『創業130周年』のヘッドマークを掲出しての特別運行です。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f6.3 1/1000sec ISO200 (150mm)
年寄りだ!懐古趣味だ!と言われても構いません。
やはりこの色の方が10000系、いや『サザン』らしいと思います。
写真を見ればお解りだと思いますが一般汎用車と料金が必要な車両が違うカラーリングとなってます。
鉄道ファンからしてみれば色・形の違いが一目瞭然の異形式が併結して走る所に大きな魅力を感じるのです。
それでは反対側の一般車、7000系を見てみましょう!
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f6.3 1/1250sec ISO200 (74mm)
“この色、懐かしい!”
懐かしの緑の濃淡カラーは関西私鉄らしい無骨なスタイルをより一層引き立てています。
ジャンパ栓やクーラーキセの形状、片開き4扉の車体を持つ7000系の魅力、渋さがこのカラーで
倍増されたと言っても過言では無いでしょう。
ちなみに現行塗色の7000系も撮影出来ましたのでどの様に違うか?並べてみましょう。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f6.3 1/1000sec ISO200 (74mm)
既に見慣れた現行の南海カラーですがこうして見較べるとやはり違和感が有ります。
例えは悪いですが年配の女性が厚化粧で若い子に対抗している様な感じですね。
梅雨時に運行初日を迎えた訳なんですが、運良く?の中休みで午前から昼過ぎまでは太陽が出ていましたので
旧塗色の編成を綺麗に撮る事が出来ました。
『南海電鉄創業130周年&さようなら7000系記念企画 』という特別な企画を
実施してくれた南海電鉄に鉄道ファンの一人として感謝の気持ちを送りたいと思います。
《おまけ編》
今年、開創1200年を迎える世界遺産・高野山。
これを記念して、南海電鉄では特急こうや 高野山開創1200年特別仕様」を期間限定で運行しています。
今日はその中から30000系“紫こうや”を撮る事が出来ました。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
“りんかん”の11000系を併結しています。
こういった特別なカラーリングも楽しいですが30000系に関してはオリジナルの
赤白カラーが一番似合っていると思います。
でも今の南海は多彩で被写体としては面白いかも知れませんね。