年齢を重ねると若い頃から慣れ親しんだ鉄道車両の塗色が時代と共に変わりガッカリな思いをする事が多いです。
新しいデザインの車両が登場するのに合わせて思い切ったイメチェンを図る狙いが有るのでしょうが
古い車両達には到底似合わないカラーリングでも新型車の『道連れ』としてそんな弊害を受けるケースが有りますね。
個人的には例えば関西圏では近鉄特急車の古い世代や京阪・南海の古い一般車に対してそんな思いを抱いています。
そんな中、今年の7月28日から京阪の2200系がデビュー60周年を記念しリバイバル塗装を纏い運行を開始しました。
その姿をずっと記録する事が出来ませんでしたが本日その姿を捉える事が出来ました。
デビュー60周年という事だけあって今では大幅な更新を受けてかつての面影を感じ難い部分も有りますが
いわゆる“卵形”断面を持つ2000系列のDNAは健在です。
そんな2200系が懐かしのリバイバル塗装で再び走りその姿を捉える!
その本番前、まずは試し撮り。
登場以来ダブルデッカー車編入にその後塗色変更を含む大幅なリニューアルを受け、更にプレミアムカーを
組み込んで今も尚、京阪特急の基幹として活躍する8000系で試し撮り!
今日は基本、晴れ間が多い好天でしたがこの様に大きな雲に太陽光が遮られる事が多い状況でした。
さてさて、久しぶりに対面するあの懐かしの京阪一般車カラーとの対面です!
2262を先頭にした準急運用の2200系。
先ほどの8000系の撮影時と同じく、薄日の下での撮影となりましたがやはりこの色は良いですね~!
その折り返しを待って今度は反対の2216を先頭にした姿を記録します。
編成全面には既に陽が当たらない状況ですが先程よりも光線状況は良く、あの懐かしの緑の濃淡が映えます!
こんな姿を久しぶりに見ると『京阪さん、すまんが6000系以前の古豪は全て旧塗色に戻してくれませんかね?』と
無理な願いをしてみたくなりますね~。
せっかくなので移動を繰り返しこの懐かしのリバイバルカラーをあと2カット押さえましたのでご披露を・・・
本日記録したリバイバルカラーの2200系の姿をご紹介させて頂きました。
正直、この様な企画はあまり好きではなかったのですがこちらも年齢を重ねてくると色んな面で寛大さに磨きがかかる?様で
次は一体いつ?どの車両が?かつての姿・カラーを纏ってくれるのか?という期待が高まるばかりです。