三寒四温。
初春らしく暖かかったかと思えばまた寒くなる日が続きますが
こうして季節は確実に春に近づいていますね。
この時期、風邪をひいて体調を崩しているのも私にとって毎年の恒例となっていますが
暖かい春までにはしっかり体調を整えて写真撮影を楽しみたいものです。
今日は冷え込み時折り雪がちらつくなど天気はイマイチだったので大人しく風邪で弱った身体を休めていました。
しかし、午後は徐々に天気が回復してきたのとEF81が牽引の任にあたる4071レに729号機が入る事が分かりましたので
分厚いジャンパーを着て、ミニバイクにまたがり近場の撮影ポイントで729号機の撮影に向かいました。
729号機はJR貨物へ継承後もほぼ国鉄時代のスタイルを維持していて人気の有る機体です。
OLYMPUS OM-D E-M10+BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye)
Avモード f8 1/2000sec ISO500 +0.3EV
4071レのやって来る時間は逆光気味となるのでいつもは曇りの日を狙っているのですが
今日はいつもとは違って何とか逆光気味の中でEF81を表現出来ないかと思い
フィッシュアイボディーキャップレンズでEF81を思い切り引き付けて撮りました。
まぶしい太陽の光はくたびれたローズピンクの車体を照らしEF81の力強さを引き立ててくれました。
更に西日と対峙する青空がこの写真に素晴らしい彩りを与えてくれたようです。
本題ですが、
長過ぎてフレームに収まらない貨物列車ですが、
超広角ライカ版換算18mmでELだけを切り取る手法、勉強になります♪
特に私は超望遠域より標準~広角側で撮るのが好きなので今回の御写真には特に目に留まりました。
また、
引きつけて撮ると速度が速く感じ任意の所で止める難易度が高いですが流石ですね。
仰る通り赤系の塗装が青空に映えて気持ちの良い御写真を拝見させていただきました♪
鉄道車両、本来は望遠系レンズを使う事が多いのですが
今回は少々趣向を変えてこの様な写真を撮りました。
撮影対象の被写体が年々枯渇してますので撮る側も少しずつ工夫しないと
撮影そのものに飽きてしまう可能性も有りますのでいつもとは少し違う
目線で撮影するのも必要かと感じています。
魚眼は余りにも難しくて手を出しませんが、すーさんの手にかかるとこうなるんですね。
ローパスレスの写りか、レンズの描写傾向なのか、非常にクリアな画質が作品のクオリティをより一層上げていると思いました。
綺麗な青空に白い雲と、露出的にも適正な割には明るいイメージではない写真。貨物の雰囲気にぴったり!
周囲の景観より長蛇の貨物を目いっぱいに収めたところがこのお写真に力がありますね。
私も超Bさんに近い好みで、準広角~中望遠域が好きですが、魚眼ならこんな写真が創成されるんだと・・
ただ、車輛にかなり寄る必要がでてきますね。
フィッシュアイボディーキャップレンズと呼ばれるBCL-0980は
オリンパスでは何とレンズ扱いされず交換レンズの関連アクセサリーなんです。
何と言っても実売1万円以下なんで気楽にフィッシュアイレンズっぽい
超広角の雰囲気を楽しめるから良いですね。
私の撮影スタイルだと被写体的に望遠レンズ主体となりますが
たまにはこんなレンズで視線を変えて撮影に挑むのも面白いものですね。