もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

小アユの大群

2009年09月18日 | 日記
今日の10時過ぎのこと。

隣町の琵琶湖畔に立つホテルの近くの川で、

ものすごい数の小アユを発見。

最初は、あまりの数の多さで、黒々していて何か分からなかったほど。

しかし、バシャバシャと水音を立てる様子は、間違いなく膨大な小アユ。

川の幅は、2~3メートルほどだが、河口に近いところは、土砂がたまり1メートルほどである。

その付近に、おびただしい小アユが群れている。

これならば、簡単に釣れる。いや、釣るどころか、網ですくえるほど。

そうして見ていると、網とバケツを持ったおじさんが登場。

「川に入ってきたアユは、砂を持っている。」

「だから、河口のところ(一応まだ琵琶湖)で、すくう。」

「それも、オスは痩せていてダメ。メスだけをとる。」

そう、この鮎の大群は、産卵で遡上してきているのである。

そして、卵を持ったメスを持って帰るとのこと。

はてさて、メスだけをどうしてすくうのだろうと、見ていると、

ガバッ、とすくって網の中でメスだけを選んでいるのである。

なるほど、これだけいると、簡単にすくえて、メスも選びやすい。

このおじさんは、てんぷらにして食べるとのこと。

私は、入れ物も無く、見ているだけでした。

夕方になると、もっともっと数が増えるらしい。

そして、多くの人がすくいに来て、晩御飯に乗るのである。

それから、小アユたちは、もっと遡上し、産卵をして死んでいく。

今度は、死んだ小アユをおびただしいサギが群がって食べるとのこと。

なるほど、自然摂理である。
コメント
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