ある日の、あるところで、釣りをされていた人の様子を、見させてもらっていました。
すると男性二人のうち、一人の方がタモを持たれています。
オォー、これは何か大物を釣られたぞー!
と、見ている私もワクワク。
そして、タモを上げられたところ、魚の姿は無し。
ハテ?どうされたことやら?
不思議に思い、近づいていきました。
お二人の様子と言うのが、これ。
タモを浸けられている男性と、その周囲に撒き餌をされている男性です。
興味津々で、何をされているのか?訊ねてみました。
すると、サヨリを掬っているとのこと。
そんなことが、簡単にできるのか?と見ていたところ、サヨリの群れが集まってきました。
エサが漂い、タモの中に流れていきます。
そうするとサヨリも一緒にタモの中へ。
そこで、タモを上げますと、一匹ですが入っていました。
バケツの中を覗くと、20匹くらいが入っています。だいたい20センチくらい。
聴いてみますと、全部掬ったとのことです。
なんとまぁ、スゴイ。
お二人の話では、朝からずっと釣っていて、午後の4時ころまでで、20匹ほど。
うまく釣れなかったなぁー、と思いながら、ぼちぼち片付けようかな、と思ってこんなやり方を試したそうです。
すると、最初のうちは一度に数匹が掬えたらしく、その後サヨリも賢くなって簡単には入らなくなったとのことでした。
釣るにせよ、掬うにせよ、なかなか簡単には、いきません。と話されていました。