ツール16日目（第15ステージ）私はコン太は悪くないと思うんだけど…

賛否両論になった今日のステージ。
伝統あるものを突き崩していくのは難しい。
そしてスポーツマンシップと勝負についての見解の違いなど
色んなものが見えたステージとなりました。

こんばんは。恐らく武士道というものとは
180度相性が合わないsachiakiです。
なんていうか「侍」とか「騎士道精神」とか賛美し過ぎじゃない？
って時々思う。
あれって極限を維持している時に
お互いを尊敬しあって行為に敬意を払うものなんだから
極限以外の全ての行為にまで敬意を払って行動しろっていうのは
なんとなくハイスクールの校則みたいで微妙って思っちゃう。
ま、それもただのやっかみなんすけどね。
変則的なんだけど、妙に信念があって
自分道を貫く人が好きです。＜それ勝負と関係ないｗ

ま、ようは、本日のステージで総合争いをしている二人の駆け引きについて
現マイヨのアンディがアタックを仕掛けた際にギアを間違えていたようで
チェーンが外れるっていうシーンがあったんですね。
そこでマイヨジョーヌを着ている人には敬意を払い、
今までの自転車レースなら彼のメカが直るのを待ってから勝負をしたはずなのに
ライバル選手であるコンタドールがチャンスとばかりに行っちゃって
その時間差が総合１位の順位をひっくり返しちゃったんですね。
これについて、ものすごく各方面からブーイングが上がったわけですよ。
表彰台に上がった時にまでブーイングだったのには辟易としたなー(´・ω・｀)ショボーン

ジロ・デ・イタリアの時も、長い選手がこれで引退するっていう最後のレースで
選手みんなが勝たせようとした時に、アタックをかけて勝っちゃった選手がいたんだけど
そん時もブーイングの嵐だったんだよねー。
そりゃ、長いことレースを観戦し、そういうものが好きな人たちはそれでいいのかもだけど
それって面白いのかな？ってちょっと思ったりもする。
いや、それはそれでお涙頂戴の浪速節で悪くはないけど
だからといってそれが全てでもないと思うんだよね。
うーん、私がひねくれ者だからそう思うのかな。

今回のことだって、総合を争って１秒２秒を競っている選手が
自滅した選手を待つ必要があんの？
それをしたがために勝てなかったらどうすんの？とかさ。
なんか勝負に美学を持ってきて勝てなかったら意味ないじゃん。
みたいな？　そんなことを思ってしまうわけですよ。
とはいえ、ヒールになってしまったら、それはそれでスポンサーに嫌われちゃうなどの
大人の事情が絡んできそうだから、極力しない方がいいとは思うけどねｗ

てなわけで微妙に古いファンの人たちと再び溝を感じてしまった夜でした。

ツール結果
１位：ヴォクレール（B-box ブイグテレコム）
２位：バッラン（BMC）
３位：ペレス・アリエッタ（フートオン）

山岳賞：シャルトー（ブイグテレコム）
ポイント賞：
敢闘賞：ヴォクレール すごい逃げだったね。頑張ってた。ヴォクレールおめでとう！！

総合
コンタドールがアンディから奪い取りました！
アンディがメカトラブルで怒った時に「ファック！」って言っていたのが面白かったｗ
こういう人間味のあるところが見れると面白いね(´∀｀)

てなもんだで、８秒差をアンディがどうやって奪ってくるのか
また目が離せない展開になってきました。いやー楽しみだ～♪

そんなわけでまた明日☆サリュ！