すっかり忘れてしまった……。
ので、知り合いが新型コロナにかかってしまって
その雑感として嘆いていたブレインフォグの話に
ちょっと思うものがあったので
そちらを日記にしたためようと思っているsachiakiです。
新型コロナは最初期から
罹患した人でもその症状の個人差が激しいことで
かなり悩ましいものがありましたが
後遺症もかなり振り幅があるようで
なるべくかかりたくないねぇ、
なんて思ってたんですけれど、
私自身は2回罹患して、
1回目は無症状、2回目はヒドイ風邪ってぐらいで
そんな大したものにはならなかったので
いまいちその後遺症などの恐ろしさに
ピンと来てなかったんですよね。
ピンと来てなかったんですよね。
なんだけど。
「ブレインフォグ」という名称が出てきただけで
うあ、それは恐ろしい…ってなったんです。
ブレインフォグ:言葉通り、脳に霧がかかったような状態になるもの。
症状として、
・物事が思い出せなくなる
・相手の話が頭に入ってこない
・ボーッとして集中できない
・なにをするにも億劫で考えがまとまらない
といったことが挙げられるそうです。
で、件の知人はこの状態になったわけじゃないんですけれど、
どうも夢見がひどくなってそうで
その夢の中に出てくる人たちが近年の人たちだけではなく
過去の人たちしか出てこないというか、
過去そのものの時間の夢を見てうなされていたそうで
その夢を見て目が覚めるとしばらく
現在のことがわからなくなるような
曖昧なことがあったそうなのです。
というわけで過去の時間に生きていると言われる
認知症の人と似たような状況になっているんじゃないか?
とのこと。
たしかに認知症も脳に靄がかかっているようになって
考えることが難しかったり、思い出せなかったり、
古い記憶のものだけでしか喋れなかったりと
不思議な脳の状態になってしまうそうなので
似てるといえば似てるのかな?
なんて思ったりしてました。
で、ここからは話がちょっと離れまして
人間の脳はよく使う分野の神経は脳梁が太くなり、
すごく考えなくても体が動くなどの
神経のアクセスがしやすくなるそうなのです。
ちょっと違うけれど、自転車に乗るのに
一度乗れるようになれば必ず乗れるようになり
乗れば乗るほどうまく扱えるようになる…
そんな感じでしょうか?
もしくはご飯食べようって考えた時に
よく食べる献立については
とくに考えなくてもスッとご飯が作れる
そんな感じでしょうか。
ところがそのよく使う分野については
どんどん磨きがかかるものの
それ以外のことはどんどん忘れられていきます。
若い頃はなにかがうまくいかない場合
違う選択肢を選んでリカバリできるんですけれど
年を取ってくるとそれも難しく
リカバリの難易度が上がっていきます。
だけど難易度が上がるからといって
それができなくなるわけではないので
物忘れが激しくなったりしたとしても
違う選択肢という
考え方のバリエーションを増やす練習
つまるところ、
新しいことをトライしていくことで
また新しい神経を作っていけるし
その神経を太くしていくこともできるそうなのです。
やったことがないことでも
どんどんトライしていくと良いんじゃないでしょうか。
意外となんとかなるそうなので。
いつもと違うことを増やしていく。
そういったことを習慣にしていれば
認知症も多少は怖くなくなるかもしれません。
そんなことを思いながら
ブレインフォグをきっかけに
つらつらと考えていました。
さて、新しいことをトライするためにも
今日は工作をするのでこの辺にて。
モイモイ。