今日はまったく気合が入らず、
とにかくお仕事が手につかず
ボヘェ〜とYoutubeで数学の図形とか
歴史チャンネルとか
そういったものを見てるうちに
時間が経過しちゃっているsachiakiです。
こんなことをしている場合か?って
自分でも思うんだけど、
とにかく眠くて頭が動かず
こりゃダメじゃいって
さじを投げてしまってるところです。
話は飛びますが、4年近く前に読み始めた
「忘れられた巨人」(カズオ・イシグロ著)が
読むたびに違うことに意識を向けられて
びっくりするぐらい進まなくって
どういうことなの?
ってなってるんですけれど、
この度やっと1章を読み終えて
これだけで4年ってどういうことなんんだ?と
自分でもよくわからんってなっています。
この話、なぜか記憶が曖昧になる話で
読み手までも同じことを体験させられてる感じがします。
いや、私が気を散らし過ぎなんだと思うけれど、
とにかく気になることが背景に多過ぎるんよ。
例えば6世紀のブリタニアって
どのあたりにあるのか?とか、
サクソン人の村って言ってるってことは
人種が違う人たちが同じような土地にいたのか?とか
そういうことが気になって仕方がないんですね。
で、調べながら読み進めると
ブリテンというのは現在のイギリス全域ではないこと、
またサクソン人というのは
アングロ・サクソン人の中の
サクソン人のことを指していて
いわゆるゲルマン民族のことを指すようなのですね。
で、ブリテ(ト)ン人とはケルト系の
土着信仰を持つ先住の人を指すようなのです。
で、件の本の中にアーサー王の話が出てくるように
ブリテンというのはサクソン人に侵略をされているのですよね。
なので、サクソン人の村に立ち寄るってことをするのが
え?意味がわかんねってなっちゃうんです。
あぁ、でも宗主国に行くってそんなに不思議でもないか。
兎にも角にも、現代人の感覚では
まっっったく理解できなことがちょいちょい
話の端々に出てくるので
どうなっとるんじゃ?と
立ち止まらずにはいられないってことです。
物語はじゅうぶんに面白いのに
ほんと、どうなってるんでしょうね。
いっそノーベル文学賞を取った
「わたしを離さないで」を先に読めばよかったのかな……。
こっちの方がよりSFっぽさもあって
現代倫理とかを考えるのにいい感じだし、
時代背景もそこまで遠くないからそのまま読めたかも。
とはいえ、そんなことを言ってもままならないので
眠気を押して少しでも読み進めてこようと思います。
それではまた。モイモイ
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