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https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210512k0000m010275000c
自民党の塩谷立衆院議員(静岡8区)と片山さつき参院議員(比例)が大型連休中、浜松まつり(3〜5日)に参加していたことが12日、毎日新聞の取材で明らかになった。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、東京都を含む緊急事態宣言発令地域からの参加が禁止されていた。両氏は浜松市内に事務所を置いているが、現在は国会の会期中。
浜松まつりは勇壮なたこ揚げで知られ、例年100万人以上の観客が見物する。昨年は中止されたが、今年は、無観客で開催▽夜間の屋台引き回し中止▽たこ揚げ会場での飲食禁止――などの制限を設け、開催した。
両氏は自身がたこ揚げする写真をネット交流サービス・フェイスブックに投稿。塩谷氏は「大凧には、浜松市民の熱い想い、大きな願いが込められています」、片山氏は「2年ぶりに浜松まつり、凧揚げです」などと書き込んでいた。
取材に対して、塩谷氏事務所は「参加禁止は承知していたが、事前にPCR検査や抗原検査などで陰性確認した」と釈明。片山氏事務所はPCR検査を受けて陰性確認したとしつつ、「たこ揚げへの参加は問題があったかもしれない。慎重に判断すべきだった」と答えた。まつりの組織委員会事務局は「2人がたこ揚げしたとすれば、参加禁止の指示に抵触する」との認識を示している。
プロ野球選手やJリーガー等のスポーツ選手は、定期的にPCR検査や抗原検査をして移動しているし、東京オリンピックでは毎日選手のPCR検査を実施する事になっている。
そして、片山氏と塩谷氏は事前にPCR検査や抗原検査で陰性を確認して、「浜松まつり」に参加したと言い訳している。
つまり、PCR検査や抗原検査が如何に重要かと言う事を裏付けている。
ワクチン接種も重要だが、今やらなければならないのはPCR検査を増やし、「無症状者」を隔離や自宅待機を徹底する事が、感染拡大を抑える唯一の方法だと思う。
今更ではあるが、政府が初動で水際対策と徹底したPCR検査をしていればと悔やまれる。