岐阜の画廊 文錦堂

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桐箱到着!! もうしばし、お待ち下さい!!

2013-12-03 17:06:10 | 日記
皆様、こんにちは。

今日の東海地方は、上着が必要ないほどのポカポカ陽気となりました。

さて、今日は三重県四日市市に住む姉のお宅へと行って来ました。 いつも良き理解者で応援してくれる姉に感謝感謝です。
その帰りには、岐阜県海津市平田町にある千代保稲荷神社へ寄り、今週末開催予定の「~木・轆轤・漆~ 木地師 佐竹 康宏 展」 【12月 7日(土)~15日()】の成功祈願をしてきました。



こちらの千代保稲荷神社は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と共に、日本三大稲荷の一つとも言われ、地元の岐阜県西濃地方など中京地方ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれています。

商売繁盛、縁結び、合格祈願などにご利益があり、特に商売の“ご利益”は半端ではありません。
伏見稲荷や豊川稲荷と比べるとかなり小規模ですが、ご利益をもらう為に年間250万人もの人が参拝するそうです。 今日も多くの人たちが参拝されていました!?
ご商売されている方は、是非一度参拝してみて下さい。 ご利益があると思いますよ。(笑)

さて、夕方画廊へと帰ってきましたら、唐津の安永 頼山さんより先の個展分の桐箱がド~ンと届いておりました。 今回もかなりの量で、嬉しい悲鳴です・・・。



皆さんお待ちかねだと思いますので、大至急納品作業に取り掛かりたいと思います。 作品がお手元に届くまで、今しばし楽しみにお待ちください!!
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錦秋に染まる東京 ~美術館巡り~

2013-11-28 15:46:34 | 日記
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、晴れの穏やかな1日となっています。

2泊3日の「東京出張」を無事に終えて、昨晩遅くに岐阜へと帰ってきました。
今回は荷物も有り、車での「東京出張」となりましたが、久しぶりということもあって交通量の激しい東京での運転はかなり疲れました・・・。

さて、今日は「美術館巡り」と題して、業者間の交換会大会と共に、今回の「東京出張」のもう一つの目的でもあった2つの展示会をご紹介致します。

先ずは、根津美術館で現在開催中の特別展「井戸茶碗-戦国武将が憧れたうつわ」 11月2日(土)~12月15日() 休館日:毎週月曜日(ただし祝日は開館)から。
今回の特別展では、国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」 (大徳寺 孤篷庵)を筆頭に、国内各地の美術館及び個人所蔵の名だたる名碗約70点が展示されています。
今回は、特に今まであまり見ることが出来なかった個人蔵の作品が数多く出品されており、必見です!!

展示内容は期待以上のもので、1点1点が個性に溢れ、圧倒的な存在感を放つ名碗群に、「井戸茶碗」の奥深さを改めて思い知らされました。
これらの名碗で幾多の英傑が茶を飲んだであろうかと思いを馳せながら、しばし“時”を忘れてしまうほどに見入ってしまいました・・・。

また、常設展示の「古代中国の青銅器」も大変素晴らしく、見応えのある展示内容でした。







展示会を見終え、“興奮”冷めやらぬままに地階の茶席口から石畳の小径を進み紅葉に彩られた樹々の中へ入ってゆくと、茶席や様々な石造物が見えてきます。
見事なまでに錦秋に染まった庭園は、都会の喧騒を忘れさせてくれるかの如く別世界でした・・・。



 池面に映える紅葉の中を悠然と泳ぐ錦鯉。











 古い灯篭と近代的な龍の像による意外性溢れるコラボ。 こうした演出が庭園内の随所に見られました。





 小径の脇に点在する石仏。 錦秋に染まる美しい庭園と見事に調和しています・・・。

続いて、「現代の名碗」展が開催されている菊池寛実記念 智美術館へも。
近現代における茶碗のあるべき様を求め、川喜田半泥子、加藤唐九郎、石黒宗麿、鈴木藏、十五代 樂吉左衞門から若手作家にいたるまで、茶碗制作に挑む作家たちの茶碗が一堂に展示されていました。









 現代の名碗 ― 9月14日(土)~ 2014年1月5日()  休館日:毎週月曜日(ただし祝日は開館)

も深まり東京の紅葉もピークを迎えています。 是非、この機会にご覧になられてはいかがでしょうか。
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嵐の前の静けさ・・・。

2013-10-04 13:51:41 | 日記
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、昨日、一昨日に比べると幾分暑さも弱まり過ごしやすい一日となっています。

午前中、以前ご紹介した酒の中島屋さんから「獺祭が入荷しました。」というご連絡を頂き、仕事の合間に頂戴しに行ってきました。

 味覚の秋・食欲の秋、そして「日本酒の秋」。 秋の味覚ともに日本酒の季節も到来です!!

さて、明日から開催致します「九谷 南 絢子 作陶展」 【10月 5日(土)~13日()】を前に、今日は会場作りやキャプション作成など最終準備に大忙しです。(

個展開催を前に、画廊内もこのとおり何もない殺風景な状態となってしまいました。





あとは、絢子さんが持参される個展作品を待つのみです。 まだ見ぬ個展作品に、否が応でも期待が高まります・・・。

この殺風景な会場がどのように変わるのか??? 乞うご期待です!!

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たまには父子で酒宴も良いものです・・・。

2013-10-02 09:41:37 | 日記
皆さん、おはようございます。

今日も雲一つない、秋晴れの青空が続いています。 気温も30度を超すらしく、暑くなりそうです・・・。(

さて、知らなかったのですが、昨日10月1日は「日本酒の日」だったそうですね。 皆さんはご存知でしたか???
10月は新米で新酒が造られ始め、春先に造られたお酒が熟成して飲み頃となる「秋あがり」の時期だそうです。

ということで、昨晩は妻と長男が共に東京へと2泊3日で出かけていた為、珍しく父と二人で日本酒を呑むこととなりました。

頂いた日本酒は、末田 恵先生より頂戴した広島の銘酒「幻」です。 主力銘柄「誠鏡」で有名な、広島県竹原市の中尾醸造さんが醸しているお酒です。
中尾醸造株式会社  〒725-0026 広島県竹原市中央五丁目9番14号  (電話)0846-22-2035



「誠鏡 大吟醸 幻(まぼろし) 白箱 720ml」 。 果実香が豊かで、とてもフルーティな味わいのお酒でした。 旨い!!

銘酒に合わせて用意した酒器は、父のお気に入りの3作品。



左より、西岡 小十 作 「斑絵唐津ぐい呑」 / 各務 周海 作 「黄瀬戸ぐい呑」 / 中村 六郎 作 「備前徳利」

 生前“徳利の六郎”と異名をとった六郎先生の注ぎ口。

 まるで嬉々とするかの如く水分をしみ込ませる観音土による器肌。

 酒を注ぐと、見込みに彩るの斑が輝き始めます。

 「油揚手」の器肌は、酒を含むとますます妖艶さを増していきます。

同じ建物内に住んでいても、こうやって父と二人でゆっくりと酒を飲む機会はそうそう無いので、久しぶりに新鮮な感じが致しました・・・。
たまには、親子で呑むのも良いもんですね。(笑) いつか私も長男と共に呑むことを夢見て・・・。
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唐津出張記(2) ~お・も・て・な・し~

2013-09-28 12:31:03 | 日記
皆さん、こんにちは。 週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか?

今日の岐阜は、爽やかな秋晴れの青空が広がっています。 少し暑いくらいです。(

さて、昨日から【唐津出張記】と題してお送りしていますが、今日は“唐津”が誇る若手人気陶芸家の一人、村山 健太郎さんとの酒宴の席をお伝え致します。
唐津市浜玉町横田下にある健太郎さんの工房は、眼下に日本三大松原の一つで国の特別名勝にも指定される虹ノ松原が見渡せる絶景の場所にあります。
いつも、この絶景が眺められるとは・・・。 本当に羨ましい限りです。



ということで、2人とも仕事を終えた夕方から健太郎さんの工房で酒宴が始まりました!!

先ずは、ちらし寿司でお腹を満たした後、健太郎さんお手製の七輪で焼かれた「地鶏とねぎ」「茄子のおひたし」をおつまみに一献。 美味!!
料理のセンスをも感じさせる健太郎さんの手料理に舌鼓を打ちながら、陶器談議にを咲かせました・・・。



健太郎さんが今回用意してくれたお酒は、唐津の銘酒「万齢(まんれい)」の秋冬限定2種。 これがまた旨い。 お薦めです!!
器を変えながらの呑み比べは、ホント最高でした!!
※小松酒造株式会社 〒849-3211 佐賀県唐津市相知町千束1489  (電話)0955-62-2408



もちろん、使用した器は健太郎さんの作品で。 先ずは、絵唐津の盃から。 酒映りが抜群です!!

 

続いて、健太郎さんが現在ハマっていて“一押し”だという筒形の無地唐津のぐい呑も。 
左の作品が、健太郎さんが現在育てているというサンプル品。 貫入がきめ細かく入った見事な景色は、無使用の作品と比べると、その差は歴然。(驚)

 

時には、健太郎さん秘蔵の古唐津の陶片を眺めながら・・・。 至福の一時に会話も弾み、自然と杯も進みます!!!



最後の締めは、健太郎さんのハマグリ形の絵唐津小皿にのせた松浦漬(まつら漬・玄海漬とも言うそうです。)で。 これまた美味!!
松浦漬(まつうらづけ)は、佐賀県の郷土料理で鯨の上顎付近の軟骨である かぶら骨を刻み、水にさらして脂を抜いたのちに酒粕に漬けた、唐津市呼子名産の珍味です。



 今回初めて口にしましたが、酒のおつまみや白いご飯にピッタリ。 お土産にも最適ですよ!!

今回の酒宴の為に、わざわざ限定酒や手料理まで用意していて下さるなど、健太郎さんの心尽くしの「お・も・て・な・し」に大変感激した一晩でした・・・。 
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