岐阜の画廊 文錦堂

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「対州 武末日臣展」御礼&川合玉堂展開催中!!

2011-09-13 09:08:21 | 日記
皆さん、おはようございます!!
先の武末日臣展【9/3(土)~11(日)】では、県内外から本当に多くのお客様にご来廊賜わり誠に有難うございました。今回で5度目の個展開催でしたが、回を重ねる度に反響が大きくなっていき、改めて愛好家の皆様方の武末日臣先生に対する期待の高さを再認識する今回の個展でした・・・・・・。(驚)
素晴らしい展覧会が出来ましたこと改めて厚く御礼申し上げます。

さて、前回の投稿から少し日が空いてしまい大変失礼致しました。
昨日は、2週間ぶりとなる休日をちょっと満喫してきちゃいました~。
で、行って来たところはというと、またもや名古屋です。

ただ今回もちゃんと目的があっての名古屋行きなんです!!
その目的はというと、現在松坂屋美術館にて開催致しています「松坂屋創業四〇〇周年・松坂屋美術館開館二〇周年記念 川合玉堂展 描かれた日本の原風景」【会期:9月3日(土)~10月10日(日)】を鑑賞するためだからです。

 

美術商たるもの常に“眼”を肥やさなければいけません!!!

今回の展覧会は、文化勲章受章の日本画家川合玉堂(1873~1957)が生涯追い求めた日本の原風景をテーマに、代表作約70点が紹介されています。



お気づきになられた方もいらっしゃると思いますが、実は、この川合玉堂先生は文錦堂にとってとても大事な先生なんです。というのも、文錦堂が今日あるのも玉堂先生のお陰であり、文錦堂に来廊された人なら玄関で誰もが目にするこの屋号は、玉堂先生の軸装を、永年手掛けさせていただいた関係で、ご揮亳していただいたものなのです。(注:文錦堂は現在の画廊を営む前は表装屋を営んでいました。)

会場は、《朝もや》・《彩雨》・《吹雪》など、四季に彩られた自然を郷愁あふれる風景で描かれた代表作が整然と飾られ、玉堂先生の魅力が感じ取れる見応え十分の展観でした。
また、文錦堂二代・三代が手掛けただろう表具に飾られた作品も数点見受けられるなど、私にとっても感無量の展覧会でした・・・・・・。

年月を経ても未だ新作と見間違えるほど瑞々しさを保つ名画と、先代の素晴らしい仕事(表具)に乾杯!!
コメント
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