岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品!! ~唐津 安永 頼山 作陶展より~

2013-11-08 19:51:51 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、秋晴れが広がった爽やかな1日となりました。

さて、明日からいよいよ「唐津 安永 頼山 作陶展」 【11月 9日(土)~17日()】を開催致します。
開催に先立ち、今日はDM掲載作品をご紹介致します。

先ずは、詫びた味わいのある「無地唐津茶碗」から。 
「奥高麗茶碗」を想わす優美な作風は、やや端反り気味のゆったりした碗形で、素地は褐色を帯び、釉は枇杷色を呈しています。



   安永 頼山 作 「唐津茶碗」 H 7.8×D14.0cm・・・・・¥78,750-

 口縁部に梅華皮状を呈し、白濁色を帯びた釉流れの景色は見所の一つとなっています。

続いて、素朴で簡潔な表現ながらも味わい深い風情を醸し出す



   安永 頼山 作 「絵唐津徳利」 H11.8×D 8.2cm・・・・・(売約済

 勢い溢れる筆には、無作為ながらも力強さを感じさせます。

最後は、“山瀬”の土と“藁灰釉”によって素晴らしい景色を見せる



   安永 頼山 作 「山瀬斑酒呑」 H 4.0×D 7.5cm・・・・・(売約済

 釉溜まりが織り成す見込み部分の美しい景色は、まるでオーロラの様に幻想的です。

明日は、安永さんも唐津からお見えになります。 久しぶりの再会を、今から心待ちにしております・・・。

これまでの頼正から、師である田中 佐次郎氏により命名された頼山に改名し、新たなる “陶” の道へと一段踏み出された安永さんの新作群を、是非皆様お揃いでご高覧賜わりますご案内申し上げます。

安永 頼山(やすなが らいざん)

1970年 島根県益田市に生まれる 2001年 田中 佐次郎先生のもとで2年間修業 2003年 藤ノ木 土平先生のもとで3年間修業 2008年 登り窯を築窯
2012年 頼正改め頼山と改名する 2013年 岐阜 画廊 文錦堂にて個展

その他全国各地にて、個展を中心に作品発表を続ける。
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