岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪蹲・壺 編/新 学 展より≫

2016-03-19 10:17:44 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、昨晩から降りしきっていたも止み、先ほどからは晴れ間が広がってきました。

さて、早いもので現在開催中の「ー伊賀ー 新 学 陶展」 【 ~20日()】も、残すところ今日明日の二日間のみとなりました。
会期中は、新さんのお人柄の良さもあって、県内外から多くの新ファンに足をお運び頂き大変賑わいのある個展会場となっています。
どうぞ、今週末は「火色・焦げ・ビードロ釉」という、伊賀本来の魅力を存分に感じさせてくれる新さんの新作群を、是非ご高覧下さいませ。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、「ー伊賀ー 新 学 陶展」に出展された作品の中から逸品の数々をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、今展でも人気を集めた「蹲・壺編」です。

鎬(しのぎ)を施し、現代的で力強い器形が印象的な新さんの作品ですが、轆轤挽きによる情緒豊かな窯変の焼肌が美しい作品も制作されています。
蹲・壺類もまた秀逸揃いで全ての出展作品をご紹介したかったのですが、今回はこちらの5点を選ばせて頂きました・・・。



   新 学 作「伊賀壺」 H36.5×D32.5cm ¥216,000-



   新 学 作「伊賀小壺」 H19.6×D15.4cm (売約済



   新 学 作「伊賀小壺」 H16.5×D13.5cm (売約済

伊賀・信楽といえば、蹲(うずくまる)
伊賀・信楽独特の形で、人がうずくまっている姿に似ていることから江戸中期の頃から茶人が「うずくまる」と呼んで花入に見立てるなど人気です。



   新 学 作「伊賀窯変うずくまる」 H12.5×D14.6cm (売約済

 焔の洗礼を幾度となく浴びて黒く窯変した器肌に、可憐な撫子が良く映えます。



   新 学 作「伊賀うずくまる」 H12.8×D15.2cm (売約済
コメント
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