岐阜の画廊 文錦堂

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「MINO展 2020」開幕です!!

2020-02-18 17:25:29 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、朝方雪がうっすらと積もりましたが、その後は晴れて気持ちの良い一日となりました。

さて、全国各地で志野・織部・黄瀬戸など独自の美濃焼を制作する陶芸家に焦点を当てた文錦堂名物企画展「MINO展」
今年も「MINO展 2020」 【 ~23日()】と題して、先週末15日から始まりました。
天候にも恵まれた初日は、早朝から多くの愛陶家の方々が並ばれ、7時からの整理券配布と同時に熱気に包まれた会場となりました。

 地元 岐阜新聞でもカラー写真入りで大きく紹介されました。

それでは、現代陶芸をリードする人気陶芸家5名と故 太田 梁さんの遺作による六者六様に彩られた個性溢れる美濃焼の “競演” をお楽しみ下さい。

弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、出展作品を順次販売させて頂く予定です。





玄関正面のコーナーは、今展初登場となった大森 礼二さんの【志野】作品が来場者をお出迎えします。
昨年、京都・野村美術館において開催した個展「志野茶碗 桃山を思ふ」では、その古格漂う作風で大きな注目を集めました。
絵画は、長縄 士郎(1923- 日展参与)画伯による3号「舞妓」。



床の間を飾る作品も、大森 礼二さんの「志野茶碗」。
淡い緋色が、長縄 士郎 (1923- 日展参与)画伯による扇面「新雪」と共に早春を演出してくれます。
花入れは、古谷和也 作「伊賀花入」。



今展では、「茶碗」の他にも志野による「片口」や「ぐい呑」が発表されました。



続いて、昨年に引き続いての出展となる瀬戸赤津焼 期待の星 寺田 鉄平さんによる【織部】作品も並びます。
大ヒット作「カワセミ酒注」「ペンギン酒注」と共に、今展では「キジ酒注」「鵜酒注」が新たに発表され会期早々に “完売” となるなど人気の的となっています。



最後は、今展初出展となる新 学さんの【三彩織部】【黄瀬戸】作品が整然と並びます。
鎬を施した 存在感溢れる作風は、志野や織部、黄瀬戸の釉薬と合わさって早くも愛好家の心を掴んでいます。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!

コメント
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