岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

DM掲載作品紹介(2)/「NEW Generation展 2016」

2016-06-10 09:04:48 | 工芸
皆様、おはようございます。
今日の岐阜は朝から太陽がギラギラと照り付けており、日中は最高気温も32度まで上がり真夏日となるそうです・・・。(

さて、今週末から本年度文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation展 2016」 【 6月11日(土)~19日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱い “競演” で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました。
出展作品も、この展覧会を足掛かりとして更に大きく羽ばたこうとする出展作家たちの気概が伝わってくる逸品揃となっています。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱い競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
)初日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂きます。 整理番号順に順次販売致しますので、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

それでは、昨日に引き続いてDM掲載作品をご紹介させて頂きます。 
今日ご紹介する作家は、全員が今展初参加組で80年代生まれというフレッシュな三人組です!

先ずは、若手有望株がひしめき合う唐津からの参戦となった中川 恭平(1983年生)さんの作品から。
亡父 中川 自然坊の遺志を受継ぎ、玄海の地で黙々と腕を磨いておられる恭平さん。
割竹式登窯を用いてしっかりと焼き込まれた作品は見事な景色を見せ、新たな“恭平唐津”の誕生を感じさせる仕上がりとなっています。



   中川 恭平 作 「斑唐津ぐい呑」H 5.2×D 7.6cm・・・・・(売約済

続いては、信楽からの参戦となった古谷 宜幸(1984年生)さんの作品を。
亡父 古谷 道生や兄である和也とは一線を画し、焼き締めによる信楽焼とは全く異なる難易度の高い天目に取り組む宜幸さん。
中国建窯で作られた天目に魅せられ学生時代から取り組んできたという天目作品は、緊張感を感じさせ、高貴な雰囲気を醸し出しています。



   古谷 宜幸 作 「天目茶碗」H 7.2×D11.8cm・・・・・(売約済

最後は、「イケヤン☆」オーディションでグランプリを受賞するなど、色絵九谷の新星として注目を集める吉村 茉莉(1988年生)さんの作品です。
現代における赤絵細描の第一人者 福島 武山 氏の下で学び、伝統の技とモダンなデザインを融合させた独自の作風は見る者を魅了します。
最近では、赤絵細描の技術を活かし発展させた「刻々」シリーズを新たに展開されるなど、今後の活躍がますます期待されます。



   吉村 茉莉 作 「赤絵細描 牡丹紋杯」H 8.4×D 5.8cm・・・・・(売約済
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DM掲載作品紹介(1)/「N... | トップ | いよいよ「NEW Generation展 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

工芸」カテゴリの最新記事