岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪西岡悠・須賀文子・鈴木都・深見文紀 編/恒梁会展より≫

2016-08-05 20:06:36 | 工芸
皆様、こんばんは。

毎日暑いですね。
連日猛暑日が続いておりますが、今日も岐阜は最高気温36度を記録しました。(
明日も猛烈な暑さが続くそうです。 水分をこまめに摂取するなど、十分な熱中症対策を心がけて下さい。

さて、現在開催中の「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】も、早いもので終盤戦へと突入です。
ちなみに明日は、先週に引き続いて、長良川河畔にて「岐阜新聞創刊135年記念 第71回 全国花火大会」(19:30~20:45)が開催されます。
2016年で創刊135年を迎える岐阜新聞が、記念事業として開催するもので、約3万発の花火が岐阜の夜空を鮮やかに染め上げるそうです。
是非、今週末は花火を見がてら岐阜まで足をお運び下さいますようご案内申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展の出展作品から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今展では12名もの出展作家がいますので、【ぐい呑】中心のご紹介となります。
今日ご紹介する作家は、太田さんから大きな影響を受けた、西岡 悠・須賀文子・鈴木 都・深見 文紀さんの作品です。

作品だけでなく、人材を残せるような仕事が出来たら本望です。(梁のブログより)
生前、太田さんが「堀江さん、才能溢れる若手が数名います。 今後の美濃・瀬戸を楽しみにしていてください。」と、申されたことがあります。
近年の彼らの活躍ぶりを見ると、まさにその予言どおりとなっています。 
太田さんの遺志を受継ぎ大きく羽ばたこうとしている彼らを、きっと、天国から太田さんも喜んでいることでしょう・・・。



   西岡 悠 作 「鳴海織部割高台ぐい呑」 H 6.0×D 8.3cm・・・・・(売約済



   西岡 悠 作 「鳴海織部割高台ぐい呑」 H 5.8×D 7.2cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「黄瀬戸胴二紐ぐい呑」 H 5.2×D 6.4cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「黄瀬戸魚紋ぐい呑」 H 5.3×D 6.9cm・・・・・(売約済



   鈴木 都 作 「美濃唐津ぐい呑」 H 4.8×D 7.5cm・・・・・(売約済



   鈴木 都 作 「美濃唐津ぐい呑」 H 4.2×D 6.6cm・・・・・(売約済



   須賀 文子 作 「瀬戸黒ぐい呑」 H 5.3×D 6.9cm・・・・・¥10,800-



   須賀 文子 作 「瀬戸黒ぐい呑」 H 4.5×D 7.0cm・・・・・¥10,800-

明日は、陶芸家仲間であった「澤 克典・鈴木 大弓・谷本 貴・寺田 鉄平・福島 一紘 編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!≪太田 梁 編(2)/恒梁会 展より≫

2016-08-04 12:42:30 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は朝から真夏の太陽の日差しが容赦なく照りつけ、気温も既に30度を越えております。(
日中の最高気温は34度を予想されており、水分をこまめに摂取するなど十分な熱中症対策を心がけて下さい。

さて、暑さに負けじと現在開催中の「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】の会場も熱気に包まれています。
今展では、太田さんと親交の深かった12名の陶芸家仲間によって、生前の太田さんの作品を再現した意欲作が出展され話題を呼んでいます。
また、今展がまとまって出展される最後の機会となる太田さんの遺作群には、多くの来場者の方々が驚嘆の声をあげていらっしゃいました。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、太田 梁さんの【黄瀬戸】以外の逸品をご紹介致します。

今展の試みのきっかけとなったのが、太田さんの作域の広さです。
「桃山陶」に惹かれ、挑み続けた太田さんは、代表作となった「黄瀬戸」以外にも“美濃陶”を中心に多くの魅力溢れる作品を発表されました。
織部美濃伊賀美濃唐津志野織部黒織部・・・など、釉薬の素材も全てそれぞれの焼物に合わせて制作されており、そのどれもが完成度の高い作品に仕上がっています。
黄瀬戸は黄瀬戸の土、志野は志野の土と、原料にこだわり、試験を繰り返し続けた太田さんの息吹がまるで聞こえてくるかのようです・・・。



   太田 梁 作 「志野織部香炉」 H 7.8×D 7.5cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「志野ぐい呑」 H 5.8×D 7.2cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黒織部ぐい呑」 H 4.8×D 7.4cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「織部ぐい呑」 H 5.0×D 7.7cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「赤織部ぐい呑」 H 5.2×D 7.2cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「美濃唐津ぐい呑」 H 5.0×D 8.4cm・・・・・(売約済

明日からは、出展作家の作品をご紹介していきます。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!≪太田 梁 編/恒梁会 展より≫

2016-08-03 13:57:42 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は朝から強い日差しが照りつけており、気温は現在34度を記録しています。(

さて、連日多くの方々に足をお運び頂いております、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】。
今日も、お客様方と共に太田さんとの思い出話に花を咲かせています。

それでは、今日から「私の一押し作品!!」と題して、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展から逸品をご紹介していきたいと思います。
本日ご紹介する逸品は、太田 梁さんが生前最も制作に力を注がれた【黄瀬戸】作品です。

繊細で品格漂う太田さんの黄瀬戸は我々に大きな“衝撃”を与え、今もなお多くの愛陶家を魅了し続けています。
今展でもまるで自らの命を削ったかと思わせる太田さんの遺作群に、多くの来場者が“目”を奪われていました・・・。



   太田 梁 作 「黄瀬戸胴紐茶碗」 H 8.4×D10.8cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黄瀬戸平茶碗」 H 5.8×D12.8cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黄瀬戸花器」 H18.8×D 8.0cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黄瀬戸花器」 H16.0×D 9.4cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黄瀬戸胴紐ぐい呑」 H 4.5×D 6.3cm・・・・・(売約済



   太田 梁 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 4.5×D 7.5cm・・・・・(売約済

明日も引き続き、「太田 梁 /その他 編」です。 乞うご期待!!
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「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」会場奥風景

2016-08-02 11:30:42 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝から太陽がギラギラと照りつけております。(

さて、先週末7月30日(土)から始まりました「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】。
今展では、太田さんと親交の深かった12名の陶芸家仲間が集い、太田さんが手掛けた作品をそれぞれが担当し意欲作を発表されています。
また、太田さんの遺作も併せて出展されており、愛陶家のみならず陶芸家や美術関係者の方々にも足をお運び頂いております。
太田さんの遺作がまとまって出展されることもこれが最後ということです。 
是非、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

本日20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展の会場奥風景をご紹介致します。



先ずは、太田さんが修業時代に勤めていた霞仙陶苑での弟弟子にあたる 大西 雅文さんと、伊賀の谷本 貴さんの作品から。
有望な若手作家がひしめき合う丹波焼において、現在最も注目される陶芸家の一人 大西さんは【粉引】を。
次代の伊賀焼を担う谷本さんは、【井戸】に挑戦されました。



続いて、奥正面には次代の美濃・瀬戸を担う西岡 悠さんと山口 真人さんの作品が並びます。
太田さんの【黄瀬戸】に多大な影響を受け、自らもその大きな壁に挑戦し続ける西岡さんは【鳴海織部】を。
そして、霞仙陶苑での修業時代に太田さんと苦楽を共にした山口さんは【黒織部】を、出展されました。



陶芸家仲間だった伊賀の福島 一紘さんは、薪窯で豪快に焚き上げた【志野】を。



信楽の地で、李朝作品を中心に作陶活動を続ける鈴木 大弓さんは、色鮮やかな【織部】を。



次代の信楽焼を担う澤 克典さんは、師匠である鈴木 五郎 先生を彷彿させるかのような【赤織部】を発表されました。



最後は、太田 梁さんの珠玉の【黄瀬戸】作品です。
伝世の桃山黄瀬戸の名品と見まがうほどの出来栄えを見せる作品に、多くの来場者の目が釘付けになっていました。



今展では【黄瀬戸】作品と共に、【志野】【織部】【黒織部】【美濃伊賀】【美濃唐津】などの作品も出展され、大きな話題を集めました。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」会場風景

2016-08-01 20:37:04 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日も岐阜は、朝から太陽が照りつけ最高気温が35度を超すなど猛暑日となりました。(

さて、先週末7月30日(土)から始まりました「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】。
おかげ様で天候にも恵まれ、初日は開店前から整理券を配布するなど、連日県内外から大勢のお客様に詰めかけて頂いております。
太田さんがお亡くなりになられた年に、松坂屋名古屋店で開催された「恒梁会」
3回忌を迎え再び開催致すこととなりましたが、改めて太田さんに対する愛陶家の期待が高かったことを再認識する機会となりました。(驚)
また、閉店後には梁さんを偲ぶべく集まった陶芸家仲間やお客様と共に、「太田 梁さんを偲ぶ会」が盛大に開催されました。

明日20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展の会場風景をご紹介致します。
今展では太田さんと親交の深かった12名の陶芸家仲間が集い、生前に太田さんが手掛けた作品をそれぞれが再現するという初の試みです。
黄瀬戸や志野、織部など、美濃焼を中心に多岐にわたり制作された太田さんを偲ぶに相応しい企画となりました。
また、展示では仲間に囲まれるように各作家の間ごとに太田さんの作品が陳列されています・・・。






玄関正面は、常滑急須の祖である杉江 寿門の末裔となる常滑焼期待の若手陶芸家 渡辺 敏史さんの【銀彩】作品です。
渡辺さんは、太田さんが修業時代に勤めていた愛知県瀬戸市の窯元 霞仙陶苑での弟弟子にあたります。



床の間中央には、太田さんの「黄瀬戸花入」にアザミが活けられ、凛とした静寂感の漂う空間を作り出しています。 
軸は、清水公照 師(1911-1999 第207・208世華厳宗管長)と杉本 健吉画伯(1905-2004 洋画家)合作による画賛「夢」。
 


続いて、太田さんから大きな影響を受け、次代の美濃焼を担う若きお二方の作品を。
陶芸家のご両親を持ち、岐阜県恵那市を拠点に穴窯と登り窯で、自らも美濃染付・瀬戸絵を中心に作陶する須賀 文子さんは【瀬戸黒】を。
太田さんが生前最も期待を寄せた鈴木 都さんは【美濃唐津】に、それぞれ挑戦されました。



最後は、太田さんの代名詞ともいうべき【黄瀬戸】に果敢にも挑戦された深見 文紀さんと、【赤絵】で新境地を開いた寺田 鉄平さんの作品を。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!
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