岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪市川 透 編/NEW Generation展 2018より≫

2018-06-21 09:57:53 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、梅雨の時期らしく朝からどんよりとした曇に覆われた一日となっています。

さて、早いもので現在開催中の「NEW Generation展 2018」【~24日()】も後半戦へと突入です。
是非、今週末は次代の陶芸界を担うスター候補生たちの熱き競演をご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、昨年に引き続いての出展となった備前の新星 市川 透さんの新作です。
作品の展開が早く常に進化の歩みを止めない市川さんの積極的な姿勢は、多くの愛好家を惹きつけて止みません。
来年は「NEW Generation展」を卒業され個展へとステップアップされますが、今後も市川さんの更なる進化から目が離せません・・・。

今展では、青磁釉を掛けた人気シリーズ「Céladon」の最新作№11「Miss you♡ orenge」が初めて発表されました。 
注: 「Céladon」とはフランス語で「青磁」を意味し、番号は青磁の色分けを意味しています。



   市川 透 作 「守破離 Miss you♡」 H10.0×D12.8cm・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい吞 Lovely-Premium」 H 7.6×D20.0cm・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 Céladon NO.9」 H 6.3×D 7.4cm・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 Céladon NO.11」 H 6.4×D 7.2cm・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 Miss you♡」 H 6.8×D 7.0cm・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 Miss you♡」 H 6.7×D 7.0cm・・・(売約済

市川 透 / Tohru ICHIKAWA

1973年、東京都生まれ 2011年6月、備前焼作家 隠崎隆一 氏に師事 2015年1月、岡山県玉野市で独立
2016年1月、アンクル岩根ギャラリー(岡山)初個展開催 2017年 岡山県倉敷市に工房を移す
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私の一押し作品!!≪安食 潤 編/NEW Generation展 2018より≫

2018-06-20 20:41:39 | 工芸
皆様、こんばんは。

日本代表やりましたね!! 昨晩は、事前の下馬評を覆す日本代表の素晴らしい戦いぶりに本当に勇気づけられました。
この調子でなんとか予選リーグを突破してもらいたいと願っております。

さて、現在開催中の「NEW Generation展 2018」
おかげ様で、次代の陶芸界を担うスター候補生の競演を一目見ようと、連日県内外から多くのお客様に足をお運び頂いております。
また、陶芸家の先生方やギャラリー・美術館・デパート関係者の方々も多く来廊されるなど注目度の高い展覧会となっています。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

トップバッターを務めるのは、今展初参加となった安食 潤さんです。
今展では、切子硝子から着想を得た【瑠璃塩釉切子】を中心に穴窯で焼成された【塩釉】作品をご出展下さいました。
色鮮やかで涼しげな趣の【瑠璃塩釉切子】作品は、暑さが増していくこれからの季節にピッタリですね。

注意:【塩釉】
窯の温度を1200度以上に上げて岩塩を投げ入れ、高温で塩を燃やすことでナトリウムガスを発生させる。
ガスによって素地に含まれる珪酸分が化学反応を起こし、ガラス質の釉薬となって表面に現れる技法。



   安食 潤 作 「塩釉茶碗 ≪万葉≫」 H 8.9×D12.6cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 5.1×D 6.1cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 4.4×D 6.2cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 4.6×D 5.5cm・・・・・(売約済



   安食 潤 作 「塩釉ぐい呑」 H 4.0×D 7.0cm・・・・・¥12,960-

安食 潤 / JUN AJIKI

1982年 島根県出雲市生まれ 2001年 岡山県吉備高原学園高等学校 陶芸コース卒業 2003年 熊谷 忠雄氏(熊谷陶料)に師事。 
2004年 父 安食ひろ のもとで修業。 2006年 第23回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」入選(以後 24/26/27/28/32/33/35回) 
2009年 一畑百貨店 松江店にて初個展 2013年 第6回「現代茶陶展」入選(以後 7/8回)、日本橋三越本店にて個展(18年)
2014年 第31回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」奨励賞


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「NEW Generation展 2018」会場奥風景。

2018-06-19 10:42:47 | 工芸
皆様、おはようございます。

連日ワールドカップ・ロシア大会予選で熱戦が繰り広げられていますが、今晩はいよいよ日本の登場ですね。
南米の強豪 コロンビアとの初戦となりますが、是非とも日本代表には頑張ってもらいたいと思います。

さて、先週末から始まりました文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2018」 【~24日()】。
こちらも次代の陶芸界を担う若き俊英たち6名による、六者六様の個性がぶつかり合った素晴らしい “競演” 内容となっています。

本日21:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、昨日に引続き「NEW Generation展 2018」の会場風景をご紹介致します。



画廊奥正面中央には、今展初登場となった九谷の新星 水元 かよこさんの個性溢れる作品が並びます。
出展作品全てが初日で完売となるなど、伝統ある九谷焼に新風を吹込む水元さんの作品は今展でも多くの愛陶家を虜にしました。



 額は、故 森本 草介(1937 - 2015)画伯による素描 「夫人像」。 

続いて、昨年に引き続いての出展となった 市川 透さんの作品が並びます。
斬新な作品を次々と発表しファンを魅了する市川さんですが、今展では新たに 「missyou orange」「Celadon №11」が発表されました。



違い棚には、今出展作家最年少である 吉村 茉莉さんの「赤絵細描」による茶器が飾られ、華やかな空間を演出します。
吉村さんの人気作「口吸い」による花器も出展され、話題を呼んでいます。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 今展でも六者六様の個性溢れる酒器が出展され、多くの酒器党の方々が悩まれていました・・・。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。
乞うご期待!!


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「NEW Generation展 2018」開幕です!!

2018-06-18 21:50:24 | 工芸
皆様、こんばんは。

今朝の関西地方の大きな地震、東海地方でも震度4を記録しビックリ致しましたがこれ以上の被害が出ない事を切に祈っております。
今後も余震が続くかもしれませんので、どうぞ十分にお気をつけ下さい。

さて、先週末16日より文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2018」 【 ~24日()】が、いよいよ始まりました。
天候にも恵まれた初日は、早朝7時から整理券を配布させて頂くなど、昨年にも増して熱気に包まれた中での開店となりました。
また、初日・二日目には出展作家の加藤 好康さん、水元 かよこさんが、今日も安食 潤さんが駆けつけて下さいました。

それでは、次代を担う若手人気作家6名による熱き “競演” となった会場風景をご紹介致します。
明日19日(火)21:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。





先ずは、昨年に引き続きの出展となった吉村 茉莉さんによる「赤絵細描」作品が飾られ、華美な空間を演出します。
独特の感性で表現された色艶やかな茉莉さんの作品を求めて、多くのファンが殺到されました。



床の間には、加藤 好康さん初の大作「白磁水指」が飾られ存在感を放ちます。 
絵画は、瀬戸黒の人間国宝 加藤 孝造先生のご子息で日本画家の加藤 良造(1964 -  / 創画会)作による12号 「深林図」。



昨年に引き続いての出展となった加藤 好康さんの鋳込みと釉着の技法を活かした白磁・黒磁による「遊高台」作品が並びます。
器体に無数に穿たれた穴が、陰影も手伝って、不思議な趣を醸し出しています。



続いては、今展初出展となった北海道在住の新星 増田 嘉央理さんの色鮮やかな新作が並びます。 
幾重にも彩色され独特の光彩を放つ「綺光彩」作品や見込みの結晶が美しい「Girar」が、来場者の目を惹きつけます。



最後も、初出展組の一人 安食 潤さんの穴窯によって焼成された「塩釉」作品が並びます。
今展では、近年挑戦されている「瑠璃塩釉切子」作品も出展され、人気を集めています。



明日も引き続き、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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DM作品ご紹介(2)/NEW Generation展2018より

2018-06-15 13:22:04 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は梅雨の時期らしく、どんよりとした雲に覆われ時折雨がぱらつくなどスッキリとしない空模様となっています。

さて、今週末から開催致します文錦堂人気企画展「NEW Generation展 2018」 【 16日(土)~24日()】。
出展作家たちの気概を感じる出展作品を目前にして、今から興奮を隠しきれないほどです。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱き競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

注) 明日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂く予定です。
整理番号順に順次販売致しますので、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

それでは、昨日に引き続きDM掲載作品をご紹介させて頂きます。 男性陣も負けていませんよ!!

先ずは、今展初出展となった安食 潤(1982年生)さんの作品から。
第31回田部美術館「茶の湯の造形展」において塩釉茶碗で奨励賞を受賞するなど、将来を嘱望される安食さん。
今回は、艶やかな瑠璃色の釉肌に切子細工の技法を活用して繊細な模様を入れた「塩釉」作品が発表されます。



   安食 潤 作 「瑠璃塩釉切子茶碗」H 8.6×D12.6cm (売約済

続いては、昨年に引き続いての出展となった市川 透(1973年生)さんの作品も。
備前の良質な胎土に、独自に調合した鉱物と酸化金属を組み合わせた釉薬を流した作風は、常に進化を遂げています。
今回はNOBUNAGAと銘を打たれた「黒の階梯」の他に、「missyou orange」「Celadon №11」が新たに発表されます。



   市川 透 作 「黒の階梯・NOBUNAGA」H11.0×D11.6cm (売約済

最後も、昨年に引き続いての出展となる地元 美濃の新星 加藤 好康(1985年生)さんの作品も。
数多くの人気作家を輩出する多治見市陶磁器意匠研究所出身で、卒業時には卒業制作賞を受賞された好康さん。
今回も鋳込みと「釉着」という観点から、独自の世界を生み出した新作が発表されます。



   加藤 好康 作 「遊高台 鉢」H 6.5×D13.8cm
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