岐阜の画廊 文錦堂

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DM作品ご紹介(1)/「NEW Generation展2018」より

2018-06-14 21:44:35 | 工芸
皆様、こんばんは。
今日の岐阜は、梅雨の合間で朝から雲一つない青空が広がりました。

さて、今週末から本年度文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation展 2018」 【 16日(土)~24日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱き “競演” で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました。
出展作品も、この展覧会を足掛かりとして更に大きく羽ばたこうとする出展作家たちの気概が伝わってくる逸品揃となっています。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱き競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
注) 初日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂く予定です。
整理番号順に順次販売致しますので、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

それでは、開催に先立ちましてDM掲載作品をご紹介させて頂きます。 
今回の「NEW Generation展」の特徴は、偶然にも出展作家が男女半々の割合となったことです。
女性の社会進出が著しいと言われる昨今、陶芸界においても確実に女流作家の波が押し寄せています・・・。

先ずは、「NEW Generation展」初登場となる増原 嘉央理(1985年生)さんの作品から。
幾重にも彩色され独特の光彩を放つ綺光彩を編み出し注目を浴びる北海道札幌市在住の増原さん。
今展では、代表作の「綺光彩」と共に、「girar」「shadowgraph」「紅白彩」「WASHI」といった新作が発表されます。



   増原 嘉央理 作 「綺光彩茶碗 錦秋」H 7.2×D12.3cm (売約済

続いても初登場組の一人、水元 かよこ(1971年生)さんの作品も。
ユニークな形態と色彩豊かな絵付けで個性的な世界を展開し、伝統ある九谷焼に新風を吹込む水元さん。
DM掲載作品のうさみみ茶碗「Wonderland」には、多くのお問い合わせを賜わりました。
今展では、「カムイ」「神奈備」「プラシーボ」「沙羅」「EYE POP」など、水元ワールド全開の新作が発表されます。



   水元 かよこ 作 「うさみみ茶碗 Wonderland」H18.0×D37.2cm (売約済

最後は、昨年に引き続いての出展となった九谷の新鋭 吉村 茉莉(1988年生)さんの作品を。
赤絵細描の第一人者 福島 武山 氏の下で学び、伝統の技とモダンなデザインを融合させた独自の作風で注目される茉莉さん。
今展では、代表作の「口吸い」と共に、「暁」「松華」「風鈴草」といった新作が発表されます。



   吉村 茉莉 作 「盃 春の唄声」H 3.0×D 7.4cm (売約済
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