岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《由良薫子 編/NEW Generation展 2019より》

2019-06-13 14:57:02 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は朝から雲一つない青空が広がり、気温も30度近くまで上がっています。

さて、連日大盛況となっている「NEW Generation展2019」 【~16日()】も中日が過ぎ、早くも後半戦へと突入です。
今展では、愛好家の方々以外にも次代の陶芸界を担う俊英たちを一目見ようとギャラリー関係者や美術館の学芸員の先生方が多く来廊されています。
どうぞ今週末は、皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日から毎展恒例となっている「私の一押し作品!!」として、今展からも選りすぐりの逸品をご紹介させて頂きます。

トップバッターとして今日ご紹介する作品は、今展最年少の由良 薫子さん(‘93)の新作です。
1月に開催した「酒器展」での開店早々の “完売” が記憶に新しい由良さんですが、今展でも独特の世界観で見立てた「絵付」作品に人気が集まっています。

多治見市陶磁器意匠研究所を卒業し、本年4月より金沢卯辰山工芸工房に入所された由良さん。
未来派工芸の発信拠点として数多くの才能を輩出する金沢卯辰山工芸工房でどの様に成長されるのか、今後の展開が楽しみでなりません・・・。



   由良 薫子 作 「茶碗:月の光でドロドロ出ます」 H 8.8×D11.3cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「徳利:太陽と月」 H15.8×D12.2cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「徳利:踊る犬」/DM掲載作品 H14.3×D10.0cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「角ぐい呑:妖怪オレンジ」 H 4.3×D 8.0cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「角ぐい呑:しゅちにくりん」 H 3.9×D 6.8cm・・・・・(売約済



   由良 薫子 作 「妖怪筒ぐいのみ:うお」 H 5.8×D 5.0cm・・・・・(売約済
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「NEW Generation 展 2019」会場奥風景。

2019-06-12 13:58:26 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から青空が広がっています。

さて、先週末から始まりました文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2019」 【~16日()】。
令和時代の幕開けに相応しく、次代の陶芸界を担う若き俊英6名による六者六様の個性がぶつかり合った素晴らしい “競演” となっています。

それでは、昨日に引続き「NEW Generation展 2019」の会場風景をご紹介致します。



画廊奥正面中央には、今展初登場となった備前の新星 大岩 智之さんのインパクト溢れる「黒」作品が並びます。
隠崎 隆一先生の下での修業時代から積み上げた経験と知識を活かし、今展でも焼き上がりの景色が異なる素晴らしい作品をご出展下さいました。



 額は、千住 博(1958 - )画伯による50号 「過ぎ往く風景」。 

昨年に引き続いての出展となった加藤 好康さんの鋳込みと釉着の技法を活かした「白磁」作品が並びます。
今展では、初めての制作となった「失創」と題された壁掛け作品も出展され話題を呼んでいます。



違い棚には、今年の4月より金沢卯辰山工芸工房で制作する由良 薫子さんの作品が並びます。
呉須で付いた青いシミに、生物や妖怪を見立てて線を書き足す独特の絵付けで、早くも人気作家の仲間入りを果たしています。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 今展でも六者六様の個性溢れる酒器が出展され、多くの酒器党の方々が悩まれています・・・。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。
乞うご期待!!
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「NEW Generation 展 2019」開幕です!!

2019-06-11 17:23:53 | 工芸
皆様、こんにちは。

昨日のも上がって、今日の岐阜は蒸し暑い1日となっています。

さて、先週末8日より文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2019」 【 16日()】が、いよいよ始まりました。
奇跡的に天候が回復した初日は、早朝7時から整理券を配布させて頂くなど、熱気に包まれた中での開店となりました。
また、初日・二日目には出展作家の大岩 智之さん、加藤 好康さん、藤田 直樹さん、増原 嘉央理さんが、本日は氏家 昂大さんが在廊してくださいました。



それでは、次代の陶芸界を担う若き俊英作家6名による熱き “競演” となった会場風景をご紹介致します。
弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。





先ずは、初出展組の一人で今展最年少の由良 薫子さんによる「染付」作品が飾られ、来場者をお出迎え致します。
新春の酒器展で初日早々に “完売” となるなど大きな注目を集めた由良さんですが、独特の世界観で表現された由良さんの作品を求めて今展でも多くのファンが殺到されました。
絵画は、小松 均 画伯(1902 - 1989 / 文化功労者) 作 8号「ランチュウ図」。



床の間には、由良 薫子さんの茶碗「月の光でドロドロ出ます」が飾られ存在感を放ちます。 
絵画は、郷土出身の日本画家 加藤 栄三 画伯作(1906 - 1972 / 日展理事)による8号 「篝火」。



続いても初出展組の一人、藤田 直樹さんの品格溢れる「青瓷」作品が並びます。
幾重にも入った貫入に光が当たると幻想的な輝きを放ちます。



こちらも初出展組、宮城県柴田郡で作陶する氏家 昂大さんの個性溢れる新作群が並びます。
貫入に漆や呉須を染み込ませた「漆貫入彩御深井」作品など、初めて目にする氏家さんの作品に多くの愛好家の方々が興味深く見入っていました。



最後は、昨年に引き続いての出展となった北海道在住の 増田 嘉央理さんの色鮮やかな新作が並びます。 
幾重にも彩色され独特の光彩を放つ「綺光彩」作品や見込みの結晶が美しい「Girar」が、来場者の目を惹きつけます。



明日も引き続き、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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「NEW Generation展 2019」注意事項!!

2019-06-06 16:51:49 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、最高気温32度を記録するなど蒸し暑い1日となりました。

さて、今週末から開催致します文錦堂人気企画展「NEW Generation展 2019」 【 8日(土)~16日()】。
出展作家たちの個性溢れる新作を目前にして、今から興奮を隠しきれないほどです。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱き “競演” を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

注) 事前のお問い合わせが多く、初日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂く予定です。
AM9:00より、整理券番号順に順次販売致しますので、予めご了承のほど宜しくお願い申し上げます。
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週末特別企画!!

2019-06-02 15:53:40 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から曇り空に覆われた一日となりました。

さて、今日は「週末特別企画」と題して、久しぶりに逸品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、故 加藤 卓男(1917-2005 人間国宝)先生の「正倉院復元三彩」のぐい呑です。
1980年宮内庁正倉院の委嘱で、正倉院御物《奈良三彩》の復元を手がけられ、8年かけて三彩「鼓銅」「二彩鉢」を完成させた卓男先生。
1995年には、《三彩》によって重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
低火度釉陶による高度な技術を必要とする「三彩」は、「ラスター彩」と共に卓男先生の代表作として今もなお愛好家から絶大な人気を集めています・・・。



     加藤 卓男 作 「正倉院復元三彩花形酒杯」 H 4.2×D 6.2cm (売約済
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