岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《ぐい呑 編(1)/古谷宣幸 陶展より》

2019-12-04 13:07:05 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、午後に入ってから時折しぐれる寒い一日となっています。

さて、早いもので先月30日から開催中の「-天目- 古谷宣幸 陶展」 【 ~8日()迄】も中日を迎えています。
おかげ様で、宣幸さんの東海地方初個展ということで県内外から連日多くのお客様に足をお運び頂いております。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、皆様お待ちかねの『ぐい呑 編(1)/薪窯』です。

信楽焼作家で窯焚きの名手としても知られた故 古谷道生を父に持ち、兄に古谷和也さんを持つ宣幸さん。
18歳の時に美術館で見た国宝の【油滴天目】の佇まいと品格に魅せられて以来、父や兄とは別の道を歩み、【油滴天目】に真正面から取り組み実験を繰り返す日々を過ごされています。
電気窯や薪窯で焼成し油滴が出なかったものを再度、薪窯で焼くという二度焚きの方法で焼き上げる宣幸さんの油滴天目。
二度焚きすることでマットな落ち着いた肌合いと黒に様変わりした作品は、味わい深い雰囲気を醸し出し、今展でも多くの愛好家を魅了しています・・・。




   古谷 宣幸 作 「油滴天目盃/薪窯」 H 4.5×D 8.5cm・・・・・(売約済



   古谷 宣幸 作 「油滴天目盃/薪窯」 H 4.3×D 8.1cm・・・・・(売約済



   古谷 宣幸 作 「油滴天目盃/薪窯」 H 4.5×D 8.5cm・・・・・(売約済



   古谷 宣幸 作 「油滴天目盃/薪窯」 H 4.7×D 8.0cm・・・・・(売約済



   古谷 宣幸 作 「油滴天目盃/薪窯」 H 4.5×D 8.2cm・・・・・¥19,800-

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「-天目- 古谷宣幸 陶展」会場奥風景!!

2019-12-03 16:17:58 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から曇り空で時折もパラつく寒い1日となりました。

さて、先週末から開催致しております「-天目- 古谷宣幸 陶展」 【 ~8日()迄】。
今日も三重県からお客様がいらして下さるなど、連日県内外から大勢のお客様で賑わっております。

本日、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出品作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、今日も「-天目- 古谷宣幸 陶展」の会場奥風景をご紹介致します。



会場奥正面は、凛とした姿の中に素朴さと端正さの両面を併せもったような【天目茶碗】が来場者の目を惹きつけます。



 壁面を飾る額は、文錦堂の看板作品ともいうべき陶芸界の巨匠 加藤 唐九郎(1897-1985)による書 「土は生きている」 。

電気窯や薪窯で一度焼成したものを再度、薪窯で焼成する二度焚きにより生み出された多彩な「天目茶碗」が存在感を放ちます。



「違い棚」コーナーには、「茶碗」と共に【天目】による「片口」も並びます。



最後は、人気の「酒器」コーナー。
今展では、味わい深い雰囲気を醸し出した酒器が数多く出展され、多くの酒器党の方々が悩まれていました・・・。



明日からは、大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作品別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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「-天目- 古谷宣幸 陶展」開幕です!!

2019-12-02 17:47:13 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、朝から生憎の模様でしたが、午後になると雨も止んで時折晴れ間ものぞきました。

さて、本年最後の文錦堂企画展「-天目- 古谷宣幸 陶展」 【 ~8日()】が先週末より始まりました!!
初日・二日目共に天候にも恵まれ、県内外から多くの愛好家の方々が詰めかけてくださるなど賑やかな会場となりました。
また、宣幸さんも二日間在廊され、【天目】について一生懸命に説明されていました。

明日より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出品作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、宣幸さんの多彩な天目が展示された個展会場をご紹介致します。 





先ずは、全面銀で覆われた独自の「天目香炉」が皆様をお出迎え致します。
額は、日本画の巨匠 徳岡 神泉(1896~1972 文化勲章・帝国芸術院会員 )作 「蜜柑」。



老爺柿が大胆に活けられた「天目花入」が床の間を飾ります。 
掛軸は、土屋 禮一(1946年~  日本芸術院会員、日展常務理事)作、「富有柿」。



続いて、幾条もの細かい筋状の文様が特徴の「禾目」や黒地に銀や茶の斑紋が輝く「油滴天目」による食器類が並びます。





「茶碗」の他にも、天目による「水滴」「飾り壺」なども発表されました。



明日も画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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