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なぜ私は社会科の塾講師になったのか?第22回 大学時代6 マンガ絵を描く 

2013年08月13日 08時04分15秒 | 私自身のヒストリー

 エッセイ「なぜ私は社会科塾講師になったのか?」 

 

第21回  大学時代6 

 

前回は,大学1年のときの能楽部でのお話をしました。

今回は,同じく大学1年の能楽部での「マンガ」に関するお話をしたいと思います。

 

 

能楽部に入ってびっくりした1つに,部員さんの多くが,普通に「マンガを読んでいる」ということでした。 

 

以前お話したように,小5でのいじめで「まだマンガ読んでいるんだ,子供だー。」と馬鹿にされた私は,

それ以降,隠れてマンガを読むようになりました。

 

近所の本屋では決してマンガを買わず,

遠くの本屋でマンガを買う時も,ノートや参考書などでマンガをサンドして購入していました。

 

高校までは,「マンガが好きな高校生は私だけなんだろうな。」と思っていました。

 

しかし,大学での能楽部でのみなさんは,「マンガを読んでいる」ことに関し,

全然恥じることがない。「マンガを読む」ことが,あたりまえかのよう。

しかも,自分が好きな作品について公言する子も。

 

 

「え?マンガ好きって恥ずかしいことでもないし,悪いことでもないの?!」

と私には衝撃的でした。

 

しかし,そのときには,まだイジメのトラウマがあり,

自分がマンガを読まない,という嘘はつかなかったけど,

積極的に自分がマンガ好きだとは言えませんでした

今,思えば,部員のみんなは,そんなこと(私がマンガを読むこと)で馬鹿にするような心の狭い人ではないのにね。

 

 

 

 

そして,さらに衝撃的なことが

 

なんと,部員さんの何人かが,マンガ絵を描き,それを他人にも当たり前かのように,見せているんです

 

私は,小学生のころに自分の絵を馬鹿にされ,とくに,マンガ絵が下手だと蔑まれてきました

 

 

 

 

なので,「自分がマンガ絵を描く」ことは一生ありえない,と思ってました。

 

しかし,部員さんたちのマンガ絵を描いて幸せそうな顔を見ると,自分も描きたくなりました。

 

 

 

たまたま,授業(希望者のみ)でHPの作り方講座を受けたので,

自分で描いたマンガ絵をHPにアップしてみよう!と一大決心をしました。

 

 

 

その決心した同時期に,「西洋美術史」の授業を受け,「西洋史」にハマったので,

西洋史の人物をマンガ絵で描く形に。

 

初めて描いたマンガ絵はこちら。(2000年秋)

 

 

 どの人物かは決めていないんですが,西洋史っぽい人物ってことで描きました。

 

 その後,「ナポレオン」と「ダヴィッド」にハマったので,彼らを中心に描きました。

どちらもナポレオンですね。

 

こちらは画家ダヴィッドですね。

 

 

 

HPでキリ番イラストを始めると,キリ番イラストリクエストをして頂けるお客様も増えました。

 

おかげで,いろんな人物を描けました。

大学2年ごろまでは,主にイラスト中心で描いていました。

 

それが,自分でマンガを描くようになる転機が訪れます

それはまた後日。

 

 

 

次回は,大学2年生の秋のときのお話。

大学2年の秋は,いろんな決断をしなきゃいけなくて,

その決断により,現在の私が形成される第一歩となります。

ようやく本題「なぜ私は社会科塾講師になったか?」の真相(?)がだんだんと明らかになっています。

一応,色々な伏線がはってあるので,お気づきの方もいらっしゃかもしれません。(笑)

 

 

 

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