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私はなぜ社会科の塾講師になったのか?第22回 国語ではなく社会の先生になりたい!

2013年08月18日 22時00分50秒 | 私自身のヒストリー

 エッセイ「なぜ私は社会科塾講師になったのか?」 

 

第22回  大学時代7 

 

前回まで,大学1~2年(前半)のときの,友人関係と部活,マンガでの関わり方の変化のことをお話しました。

 

今回は,このエッセイの本題である

「なぜ社会科の塾講師になったのか?」の話の核心の部分の1つを

話したいと思います。

 

 

 

大学2年のときに,初めて,自分の将来について真剣に考えました。

 

中学1年のときに,勉強することが面白くなった私は,

この愛してやまない勉強から離れるのは嫌だな~。なので,勉強関係のお仕事に就きたいな。」と

思っていました。

 

 

中3のころに,クラスメイトの子に,「この問題の解き方を教えて」と言われ,教えているうちに,

人に教えるのって面白い!」と感じました。

それで,「将来は先生になりたいな。」という具体的な未来を考えるようになりました。

 

 

大学に入って,何の迷いもなく,

教職の授業(学校の教員になるために必要な資格をとるための授業)をとることにしました。

 

当時の教員免許取得用の授業は大学1・2年のときは1~2個の授業しかなかったので,

「教員免許ぐらい持っておいた方が良い」と言う,教職の授業に関して甘い気持ちを持っている子も多く,

多くの友達も一緒に教職の授業を受けていました。

 

 

しかし,大学3年からは,授業数が多くなり,

しかも,その授業時間が,通常の卒業単位の授業が終わったあとの夕方4時以降が多く,

また通常は休みである土曜日にも授業があったり,大学を休んで受ける実習(計7日)があったり,で

突然大変忙しくなります。

 

それで,本気で教員免許を取るつもりでなかった子は,ほとんど教職の授業を受けることをあきらめました。

 

私はどうだったか?というと,

教職の授業を受けることは決めていました。

 

・・・しかし,問題は,科目です。

 

 

私は,大学名だけで大学受験をしたため,とくに学部・学科については受かればどこでもよかった,というお話を前にしました。

私が入ったのは「日本文化学科」です。

ということは,教員免許で得られる科目は「国語」です。

(学科の通常の卒業単位と,教職の「国語」の単位が同じものが多い。)

 

 

しかし,先述したように私は「日本文化」の良さがどうしても理解できなかった(当時)。

 

日本文学を読んでも,日本の伝統文化に触れても,日本語文法を勉強しても,

他の子より,楽しめない。好きになれない。

嫌いじゃないけど,愛せないんです!!

どれだけ努力しても無理でした。 

 

「このままだと,国語の教師になる道しかない。

でも,このあと一生「国語」の世界で生きるのは,

私には耐えられない!」

と思いました。

国語が好きな方には申し訳ないのですが・・。(国語そのものを批判しているわけではありません。)

 

先述したように大学1年の秋に「西洋美術史」にハマり,その後,「フランス革命~ナポレオン時代」が大好きになった私。

 

「歴史・・・・歴史を教えたい!

そう,社会を教えたい!私は社会の先生になりたい!」という想いが強くなりました。

 

 それで,教職について調べました。

 

そうしたら

「社会科」の教員免許もとれないことはない

ということがわかりました。

 

教員免許は,「教師」関係の単位は,どの科目の先生になろうが共通な単位なので,

あとは,自分の学科での卒業単位になる科目でどの教科になるか?が決まります。

 

私の大学は,同じ学部内だったら,他の学科の学生でも授業を受けられ,

また授業内容次第では自分の学科の卒業単位になる授業もありました。

幸い,私は「人文学部(の中の日本文化学科)」だったので,

同じ人文学科内に「心理学」や「文化人類学」を専門にする学科があったので

「社会科」の授業もとることができることが判明!

 

ただ,自分の「日本文化学科」の卒業単位と,「教職」の授業,さらに「国語」「社会科」の単位,

をすべて大学3~4年の間にとるとなると,

ほぼ朝から晩,土曜日まで毎日授業,という形になります。

 

しかも,当時,日曜にバイトを入れていて,土曜日の午後は部活。

 

休む暇がないじゃない!という状況に。

 

 

 

・・・それで,せめて土曜日の午後だけでも休みたいと思い,部活(能楽部)を辞めようと決意

 

能楽もどうしても愛せなかった。(当時)

能楽部に,そんな自分は異質な存在のように思えていた。(当時)

 

バイトは,人間関係で辛い思いをしていたけれど「就職に有利」だと言われているバイトだったので,辞めたくありませんでした。(本当に有利かどうかは不明ですが・・) 

 

 

 

 

そこで,一つ心配なことが

 

一目ぼれした友人(友人として,と言う意味)と同じ能楽部に入って仲良くなったのに,

部活を辞めたら友人関係が壊れてしまうかもしれない。」と。

 

また,部活を辞めようと決意する数週間前に,

うっかり次期部長(うちの部活では主幹という名前)になることが決まってしまって・・。

(他の子が,部長になると思ったら,その子が他の役職になったので,消去法で私が部長に・・。)

 

部長(主幹)になることが決まった私が部活を辞めたら,副部長(副主幹)が部長(主幹)になります。

 

その副主幹になることがきまってたのが,私が一目ぼれした,あの友人。

 

私が辞めたら,その友人にとても迷惑がかかってしまう。

 

色々悩んだ結果,

 

部活を辞める前に,その子にすべて自分の気持ちを伝える。

 その子に,愛してる(友人として)ことを伝える。」

 

ということにしました。

 

 

「お話した結果,その子に嫌われたら,軽蔑されたら,それは甘んじてその現実を受け入れよう。

だって,私はどうしても「社会科」の先生になりたかったから・・。」と。

 

今回はここまでです。

次回は,その友人に自分が部活を辞めることを伝えた後にどうなったか?というお話です。

 

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