社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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塾が開催するお泊まり特訓講座と志望校の合否の関係について

2020年01月02日 21時09分00秒 | 入試全般について
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


新年最初の、勉強関係のお話は

塾でよく行われる、

お泊まりの特訓講座

について、
ASD当事者の私なりに考えたことを書きたいと思います。
あくまで私個人の考えなので
これが絶対的な考えではありません。

以下の画像がまとめです。




















「お泊まりで、仲間と一緒に勉強三昧」と聞くと、

保護者の方からしたら

「家だと遊んでしまうけど、お泊まりしてずっと勉強してくれるから、これで、志望校合格に一歩前進!

…と思いがちだけど

「お泊まりの特訓講座受講」
「志望校の合否の結果」
は…


直結しません




「志望校の合否の結果」は


合格可能学力レベルがギリギリラインの場合、
「劣等感による不安感の有無」が
大きいです。

どういうことかというと、

「私は、ここまでしっかり勉強やったから、あとは、それをちゃんと出しきりたい!」
という、慢心ではない常態であることが前提の自信がある状態、つまり劣等感がない状態だと
実力が発揮できて、
合格に繋がると思います。

なので、
「お泊まりの特訓講座をがんばったから、受かりたい!」
という気持ちになるタイプの子なら
お泊まり特訓講座を受けるのは
合格に繋がります。

でも、お泊まりで他人に気を使ったり
自分のペースでなく他人のペースを押し付けられて頭がパニックになる子なら、
お泊まり特訓講座を受けたために
満足する結果が出せなかったりします。

私は、過集中で、自分のペースで
しっかりと長々と自分が納得する勉強をしたいので、
正直言って、問題演習中心の特訓講座、「がんばるぞ!」と大声あげてがんばる運動会みたいな勉強は、負担です。

だけど、私自身は合わないだけで
特訓講座がダメなものではないと思います。
あくまで、相性です。


私が言いたいのは

お泊まりの特訓講座を
受けたから合格できる
と思って、講座受講以降、
まじめに勉強とりくまないのは危険だから、
特訓講座で長く勉強できたんだから自信を持って、
勉強し続けてほしい


とか


お泊まりの特訓講座を
受けなかったからといって、受けた子と差が開くことはないから、
自分に合う形で堂々と勉強して合格を勝ち取ってほしい

ということです。


ではでは、みなさまの受験勉強を
応援しています!