新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年最初の、勉強関係のお話は
塾でよく行われる、
お泊まりの特訓講座
について、
ASD当事者の私なりに考えたことを書きたいと思います。
あくまで私個人の考えなので
これが絶対的な考えではありません。
以下の画像がまとめです。
「お泊まりで、仲間と一緒に勉強三昧」と聞くと、
保護者の方からしたら
「家だと遊んでしまうけど、お泊まりしてずっと勉強してくれるから、これで、志望校合格に一歩前進!」
…と思いがちだけど
「お泊まりの特訓講座受講」
と
「志望校の合否の結果」
は…
直結しません。
「志望校の合否の結果」は
合格可能学力レベルがギリギリラインの場合、
「劣等感による不安感の有無」が
大きいです。
どういうことかというと、
「私は、ここまでしっかり勉強やったから、あとは、それをちゃんと出しきりたい!」
という、慢心ではない常態であることが前提の自信がある状態、つまり劣等感がない状態だと
実力が発揮できて、
合格に繋がると思います。
なので、
「お泊まりの特訓講座をがんばったから、受かりたい!」
という気持ちになるタイプの子なら
お泊まり特訓講座を受けるのは
合格に繋がります。
でも、お泊まりで他人に気を使ったり
自分のペースでなく他人のペースを押し付けられて頭がパニックになる子なら、
お泊まり特訓講座を受けたために
満足する結果が出せなかったりします。
私は、過集中で、自分のペースで
しっかりと長々と自分が納得する勉強をしたいので、
正直言って、問題演習中心の特訓講座、「がんばるぞ!」と大声あげてがんばる運動会みたいな勉強は、負担です。
だけど、私自身は合わないだけで
特訓講座がダメなものではないと思います。
あくまで、相性です。
私が言いたいのは
お泊まりの特訓講座を
受けたから合格できる
と思って、講座受講以降、
まじめに勉強とりくまないのは危険だから、
特訓講座で長く勉強できたんだから自信を持って、
勉強し続けてほしい、
とか
お泊まりの特訓講座を
受けなかったからといって、受けた子と差が開くことはないから、
自分に合う形で堂々と勉強して合格を勝ち取ってほしい
ということです。
ではでは、みなさまの受験勉強を
応援しています!