今回は久々の歴史模擬授業です。
模擬授業4回目です。
(自分がよく、ツールの使い方を把握していないせいか、1つの記事に1つ画像しかアップできないので、1つの画像ごとに説明できる分だけアップという形にしています。すみません。)
「歴史模擬授業」という記事を1か月に数回更新していきたいと思います。
これは実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。
劇の台本みたいな感じになると思います。 定期的に内要がまとまったら、「しゃかしゃか★ぶりっじ」にて改定してアップする予定です。
読むときに、 →先生、 →生徒その1(ひなちゃん)、 →生徒その2(はむちゃん)、→生徒その3(ねこちゃん) だとだと思って読んでください。
(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)
また、設定は、私立中学入試をひかえた小5の授業(塾)だと思ってください。
それでは始めます。
以上です。わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。不快な気持ちになった方は申し訳ありません。
とくに、人類の歴史は多くの説があります。原人や新人もアフリカで誕生していますが、そのことをあえて最初の授業ではいわない形にしております。
入試前の復習や問題演習をするときに、基本がかたまった頭になってかた、再度付けくわえをいれるつもりです。
ご了承のほどをよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キンコーンカンコーン
「はーい、こんにちわ。今日は、前回の人類の歴史のまとめをしていくわね。家でしっかり覚えたか確認するためにも、みんなに聞きながらすすめていくわね。」
「よかったー、家でちゃんと復習したよ。」
「・・やばい・・。前回の内容を忘れてるかも・・。」
「人類と他の動物が決定的に違うところって何だっけ?移動の仕方でさ。はい!ハムくん。」
「うーん・・えーと、立って・・歩く?」
「立って歩く・・。内容はおおいに間違っているわけじゃないけど、決まった言い方があったよね?漢字6文字で。」
「え・・・えーとえーと。」
「では、ひよちゃんわかる?」
「直立二足歩行です。」
「はい!正解!ひよちゃん、ちゃんと覚えてきたね~。ハム君、次回の活躍に期待をするよ。」
「はい!(怒られなくてよかったー)」
「では、直立二足歩行ができるようになってから、人類はいろいろなことができるようになったよね。たとえばどんなことができるようになったんだっけ?ねこちゃん。」
「火とか道具とか・・・あと、言葉も話すようになったよ。」
「正解!ねこちゃんもがんばって覚えてきたね~。
では、次は人類の種類。人類の種類を覚えるときに、誕生したのが古い順番に人類名を覚えて、さらにそれぞれの人類が、どこで発見されたか(中心に活動したか)?何を使うようになったのか(新しく身につけた技術・知能は何か?)?それ以外の特徴、を分けて覚えましょうね。黒板(一番上の画像を確認ください。)」
「そうやって、わけて覚えるんだね~。」
「では、ハム君、一番古い人類の名前はなんだっけ?」
「これはわかるよ!アウストラロピテクス!」
「今度はヤッタね。正解!では、アウストラロピテクス以降に出現した人類を順番に言ってみて、ひよちゃん。」
「えっと、原人・・クロマニョン人。」
「正解!ちなみに教科書にはその3つの人類しか載っていないけど、そのほかにネアンデルタール人という人類もいますよ。クロマニョンが出現する前に、生きていたと思われる人類だけど、今のところ、ちょっとはっきりしないところ(ネアンデルタールが滅びたあとでクロマニョンが誕生したわけではないかもしれないという説があり、ネアンデルタールとクロマニョンの混血も存在したが、血としてはクロマニヨンが強かっためにネアンデルタールの直接の子孫の人類はいないが間接的にはいるのか?とか・・いろいろ不明な点が多いそうです)が多いから、教科書からは消されたみたい。でも、私立高校入試では出されることもあるから、一応、アウストラロピテクス・原人・ネアンデルタール人・クロマニョン人の順番で覚えておきましょう。」・・ここで、黒板の表の人類名に4つの名前を書き込む。
「へー、そうなんだ。」
「では、次に発見された場所。アウストラロピテクスは、どこの地域で発見されたっけ?ねこちゃん」
「えっと・・アメリカ?」
「アフリカだよ。アメリカとアフリカはまったく別の場所だよ。地図を確認してみてね。」
「はい・・。言葉だけで覚えると間違えやすいよね。地図を見ながら、覚えるようにします。」
「お!偉いぞ!そうそう地図を見ながら覚えるっていうことをわかったのは良いことだよ。
では、原人はどこを中心に活動したのかな?ハムくん。」
「えっと・・。」
「原人って、○○原人、という言葉ならったよね?」
「ペキン原人と・・ジャワ原人。」
「そうそう。ペキンもジャワもそれぞれある国の地名から来ているから、想像してみて。とくに、ペキンは去年(2008年)にオリンピックが開かれたから想像つかないかな?」
「ペキン・・あ、中国か!うーん、でもジャワは・・わからないよ~。」
「先生、いま、地図をみて、ジャワがどこにあるかわかったよ。」
「あら、さっそく地図を開いたんだね♪ではねこちゃん、どこですか?」
「インドネシアです。」
「正解!みんなも地図をみてごらん。中国の下の方の島国の中にジャワ島というのがあるから探してみてごらん。ジャワは、インドネシアという国の島ですよ。ということで、原人が中心に活動していた(骨が発見された)のは、中国やインドネシアということね。」
「地図って大切なんだな~。」
「そうそう。みんな、毎回地図帳はわすれずに持ってきてね。」
「ちなみにネアンデルタールとクロマニョンはどちらもヨーロッパでおもに活動しています。(アフリカで誕生はしているそうです)」・・ここで黒板の表に、活動している地域を書き込む。
「では最後に、それぞれの人類の特徴を確認しておこう。アウストラロピテクスは、現在発見されている中で一番古い(最古の)人類です。最古の人類という言葉をキーワードにして、アウストラロピテクスという言葉を聞いてくる問題も多いわよ。では、わたしたち現代の人類の直接の先祖の人類はどれ?ひよちゃん。」
「えーと、えーと・・。」
「よく考えてごらん。人類をふくめた動物は、その当時の気候や地形によって、形を変えて生きながらえてきたの。環境に適応できなかった動物はほろんじゃったのよね。ということは、今の環境に適応するには、一番新しい人類ってことじゃない?」
「あ、そうか。じゃあ、クロマニョン人。」
「うん。正解!あとは、それいがいの人類のポイントとして、原人が火を使い始めたこと、ネアンデルタール人は死んだ人をちゃんと土にうめてお墓をつくった(埋葬した)そうよ。クロマニョンは洞くつなどに動物の絵を描いていた(壁画を描いた)そうよ。動物の狩りや遊牧などの様子を描いたようよ。その絵のおかげで、人類がどういう生活していたかわかるものね。」
「これで人類の誕生は歴史はおしまい。黒板に書いたことをしっかり覚えてきてね。次の授業で簡単な確認テストをします。がんばってね。
次回は、クロマニョン人がどのように進化していったのか、そして文明の誕生をやります。」
「はーい。」
「それでは起立。礼」
「ありがとうございました!」
ーーーキンコーンカンコーン
次回は「旧石器・新石器時代・文明の導入」です。
以上です。わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。不快な気持ちになった方は申し訳ありません。