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第一回 「社会」という科目の教育について

2013年01月28日 00時02分46秒 | 社会の先生として・・

これから、何回かに分けて、「社会」という科目の教育について語りたいと思います。

注意:これは私個人の意見なので、絶対の意見ではありません。「あんたはおかしい!」と言われても、私にはどうすることもできません。ただの参考として気軽にご覧いただけるとうれしいです。

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第一回 社会という科目の教育 プロローグ

よく社会は、「暗記もの」だと思い、軽視する人がいます。

私は、そのような人や意見と10年以上戦ってきて、

教育界を離れても,ずっと戦っていきたいと思っています。

 

たしかに、社会は用語を暗記しなければいけないものではありますが、

そこには「理解」が必要です。

 

また、社会を教える先生として、

ただの暗記ものとしての用語の羅列をするだけで授業を終わらせたり、

ただ歴史の動きだけを説明をするのは、

社会の先生としての役割を半分ぐらいしか果たしていない、

と私は思っています。

 

しかし,時間がなく、そのようなことをしてしまったときは、

すごく恥じて、努力して改善しようとしています。(人それぞれの考えはあるので、私は私ということで)

 

 

また、逆に

「教科書は読めばわかるから、教科書に載っていないことを中心に教えるのが良いこと」とも私は思いません。

 

なぜなら、

教科書に載っている基本的な内容も理解するのは難しいですし、

わかった気になっていても深く考えたら、とても難しいのです。

先生自身は社会が得意な人が多いので,「教科書の内容は簡単」と思いがちですが,

目の前にいる生徒さんは全員社会が得意なわけではありません。

 

 

なので,まずは教科書の説明を中心にすべきで、時間があまったら細かい豆知識を教えるべきだと

 

私は、

歴史地理具体的な事項を理解し、

そこから得られる抽象的な考えを得るもの

逆に公民は、抽象的なことを習い、

そこから今まで歴史などで習ってきた体例にあてはめて考えるもの

というものだと認識しています。

 

つまり

具体抽象」を繰り返す力を育てるのが

社会という科目。

「過去の事例を学び⇒抽象的な未来を考え⇒その未来を実行するために具体例を考え実行する」

という力を学ばせるのは、「社会」に他ならないと誇りにさえ思っています。

 

最近の日本の不調は、教育の軽視、とくに「社会」をないがしろにしてきた結果かも・・と思っております。

被害を受けている子どもたち&成長した若者には責任はないですが、

これ以上、日本の力が弱まらないように、「社会」教育にも力を入れていけたらな・・と。

これは難しいとは思うのですが、すこしでもそれに私なりの形で貢献できたらな、と思い、

日々努力していきたいです。

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注意:これは私個人の意見なので、絶対の意見ではありません。

    「あんたはおかしい!」と言われても、私にはどうすることもできません。

     ただの参考として気軽にご覧いただけるとうれしいです。

 

 

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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして

 

ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

 

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