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受験生にとっての夏期講習の意義 2014年度版

2014年07月06日 00時33分47秒 | 入試全般について

なかなか更新できず、すみませんでした。

今回は夏期講習について。(過去の記事を再編集したものです。)

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さて,だんだんと夏休みが近づいてまいりました。

 

夏休みといえば,塾の夏期講習がありますね。

夏期講習は,受験生にとってとても大切な講習になります。

それはなぜかというと,

験勉強ではない勉強をする最後の機会になるのと,

ここでまじめに勉強するかで受験の結果がかわってくる,からです。

 

 

 

受験勉強普段の勉強は違います。

受験勉強とは,とにかく点数を取るテクニックを学び,

確実に点数を取るべきところで取る技術を身につけるものです。

ですので,最悪,よくわかっていなくても,

反復していくうちに点数が取れることもあります。(理解してなきゃ技術も身につかないものもあります。)

 

でも,受験勉強のテクニックだけですべてを網羅するのは不可能。

そこで必要なのが,普段の勉強

 

普段の勉強では「理解」を優先します

また,基本問題が解けるような努力をします。

基本問題とは,一方的な聞き方しかしない問題ということ。

たとえば,数学では一次関数なら一次関数の内容だけの問題(受験問題だと,一次関数・二次関数・三平方の定理がまざってでてくる),

社会だと,「◎◎をしたのは誰ですか?」(受験問題だと,◎◎した人物と同時期に活躍した人物の著作物を選べ。)など。

 

普段は,聞かれたことにそのまますんなり答えればよいことになります。

 

 

また「理解」には時間がかかります。でも「理解」しないと,暗記もできないし基本問題も解けない。

 

・・ということで,夏期講習では,「理解」をできる最後の時間です。

2学期からは時間に余裕がありません。受験勉強をするのでいっぱいいっぱいです。

 

「理解」ができなければ,到底受験勉強はできないので,必ず,

「理解」して「基本問題」は解けるようにしましょう!

 

また,よく,苦手教科の克服を~,という話が出ますが,

苦手教科の克服をしつつ,

得意教科で確実に点数を取れる努力もしなければいけません

 

得意・不得意にかかわらず,算数(数学)と英語ばかりに頭がいきがちな人がいますが,

受験はすべての教科の総合です。ですから,受験科目はすべて勉強すべきです。

 

 

 

また,勉強の成果が出るのは、最低、3カ月かかります。

ですので,受験前だけ一生懸命勉強しても成果はほとんど出ません。(しないよりはマシですが・・)

夏休み7・8月にしっかり勉強しておくと11月には結果が出てきます。

そして9月から受験勉強を始めれば,12月には成果が出てきて,

1~2月の受験(愛知県の場合)に間に合います。

 

ということで,受験に悔いがないよう,

塾での夏期講習や家庭教師の授業,そして自主勉強をがんばってほしいなぁと思います。

 

※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。

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