背中で語る男になろう。
■標準露出
■補正してシャツの質感まで出るように、但し、窓の外がハイキーになった。やっぱ一番上が正解かな。
日本に生まれ育ち何十年経ても、人は鳥取県と島根県の区別がつかない。
砂丘があるのが鳥取県で、小泉八雲(ラフガディオ・ハーン)に全てを託してるのが島根県である。
鳥取県には自衛隊の部隊が無いような気がして調べてみると「地方協力本部」というものが存在している、響きが消防署に対する消防団のようで幾ばくか心もとない。日本政府は鳥取県をさほど重要視していないのではないか?
安全かというと、その隙をついて攻め込まれるような気もするから5分5分であろう。
その5分5分という所が鳥取県の立ち位置を物語っている。名物は「らっきょ」である。それを主張することで攻める価値が無いように思わせる高度な対中情報戦かもしれないのです。
今日はその鳥取市のあるCafeに話を聞きに行きました。これが本来の目的である。
自分自身がカテゴライズをされるのが嫌で、社会からハミ出しているのに、他人にはわかりやすく型にはめてしまうというのが人間であろう。
そのカフェは市役所(元勤め先)に近い場所にあるのだが、開店から数年経つがまだニュートラルから一段目のギアにも入れてないので、私は何故に入れないのか ?ということが知りたかったである。
自分の想定した方程式を用意し、先方が答えた結果から何だかの答えを出そうとしたのだが、なかなか出来ない。ドラマも無い。諦めかけた時に、ひょんなことからこの店にはもう一つの方程式があった、つまり奥さんとの【連立方程式】であるということが判った。普通に見えて奥さんが「不思議ちゃん」だったのである。
なかなか他人(お客様)では答えを見出すことが出来ない。否、それを求めてもいない。
店名を確認するために、ロースターと思ったら、この店の小学生娘「不思議ちゃん2」にロースターズだと訂正された。
もう1つの見落としていた!この娘も含めた【三連立方程式】なのである。
その解に意味はない。
後鳥羽上皇が都から隠岐に流される途中に立ち寄るとすれば、このカフェであろう、そしてまた都に帰る日があればこの店に立ち止まって、コーヒー1杯ただ静かに飲むのかもしれない
ギアをシフトアップするだけが全てではない、あえてニュートラルのまま。
ヨットという運命共同体で凪いでいる。走ることも凪ぐことも同じである。その実、地球は回り、コーヒーは売れている。
幸せの1つの形かもしれない。(ほんまかいなー)
決してこの所在するマンションの大家さんの息子が道楽でやっているのではない。(そういう風に見える。笑)
店名は伏せるが鳥取市行くことがあれば是非お寄り下さい。
市役所界隈で「ギアが入ってない店」って聞けば判ります。
あなたもきっと「ギア入れてよ」と思うだろうが、
尽十方世界是一顆明珠
一顆の明珠である。この尽十方世界は、どこかの観察者に当てはまるような空間として存在しているのではない。 まさに今ここで生死している自己自身の真実であると道元禅師は説いている。
世の中に「経営哲学」と名乗りながら儲けだけしか考えてない奴が多い。
「Cafe」をしながら、その空気を大切にしてる家族がいる。それを意図してもいない。ただそういう事実がある。
小林秀雄なら、きっとそう評価するだろう。
帰り道はずっと「あべ静江」を聴いていた。
5:00から見てください。秋日和です。
1973は痛いね!50年前じゃん。