■ たとえばプロバットの場合
初めてプロバットを使い始める時に、私はどうしたか?という話でもある。
This is true story.
プロバットを600万円で購入すると取扱説明書が日本語で配布されます。
【焙煎】のページは下図のA4の半分です。
これで充分です。 数値に関しては一切書いてありません。何故なら、そんなものは焙煎屋なら判ってるからです。
最初に動かせば、2回目からは自由自在に焙煎が出来るのです。
■ スペック(仕様書)が有れば焙煎は出来ます。それがプロですね。
■ その基本の考え方です。
勿論、基本的ですから、その時は、基本でない考えも数本、同時進行で考えながらやってます。
■ つまり、最初の一回目だけ、有る程度の目星をつけて焙煎をやってみれば、2回目からは本格焙煎が誰でも出来るわけです。
■ では実際をやってみよう。
① 時間Aは実測値で固定
② 1st(203)、2nd (230)も実測値です。そこで求められる(差)から予定時間Cは求められます
カタログデータに指示されている焙煎時間(投入から取出し) トータル:B時間と基本と仮定すれば、
B時間=A+C+F(これはTP~203の時間)
この式を変換して、Fの時間が判れば
TP温度は自動で逆算出来る。
ここで必要なのは、いつもの「標準パラメーターX」
■ 2回目以降の焙煎から のTPになる投入温度を確定させれば
あとは、常に同じ焙煎が連続で出来る。
違う焙煎も自由自在に出来る。
1分ごとに温度を記入することは絶対にない。
(プロバットは描いてくれるし、その前に焙煎者は頭の中で描いている)
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■ 世界中を巡って、どこの焙煎所に行こうと小さな100キロ以下のマイクロ・ロースターは、すぐに同じ焙煎が出来るわけだ。
■ 上記の計算の場合は、1バッチ、15分、つまり1時間に4焙煎を確実に実行するプロ焙煎である。 12分なら計算値を変えれば良いだけです。
計算上 1stを200℃で計算すれば TPの温度は確定される。
■ 当然フジローヤルも同じパラメーターで実行出来る。つまり、焙煎機が変ろうと同じ焙煎が当り前です。
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あなたの先生にこれを見せて説明してもらって下さい。
世界標準ですので、答えはスグ出ます。TPの温度です。
これが判らない焙煎の先生はいません。
だからですね、「蒸らし」「中点」なんてほざいてる馬鹿は先生ではないです。ただの馬鹿。
■ 受講者さんで、再度説明が必要な方は電話下さい。
------【検証しようぜ!】-------
① 店舗内にフジとプロバットが混在している焙煎は全く同じです。
② 世界中でプロバットは愛用されている【中点】なんて語句は世界中で使われていない。
③ プロファイル焙煎と偉そうなことを言いながら、1分ごとに温度記入してる自体大笑い。
④ 当然、仕上がりは富士とプロバットは違う、何故か?
⑤ 両方とも「鋳鉄」を使って大きな蓄熱で焙煎している。
つまりだ、「鋳鉄」を意味ないと言ってる仁は、同じ焙煎機を購入し鋳鉄部分を取り払い、作り直して検証していてくれているのだろう。
私は逆に鋳鉄の威力を見せている。だからこそ。「排気ダンパー」を操作することは馬鹿だと言っている。
ここでは「キXXX」とは書かない、キXXXにキXXXイと言うとムッチャ怒るからだ。
今日は馬鹿。