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仕事としての珈琲焙煎

2017-11-22 | ◆日記・エッセイ・コラム

プロフェッショナルな焙煎

 

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■ 通常、コーヒー焙煎店舗においては毎日焙煎はします。 勿論、釜の大きさにも拠りますが、最低5回から10回程度はします。

まあ、話として1日10回と仮定しましょう。

合計約3時間ですね。

ずっと、連続で焙煎するとして、1焙煎ごとに、

各温度ごとに「ニュートラル」を追いかけ操作し

1ハゼ後に「ダンパー」を開け閉めして

その時々の気圧や天気の変化を計り、それから演算をし何かする。(爆)(爆)

こんな事を休む暇なく、やってる馬鹿は実はいないのです。

トロ~~イ「坊や」は1焙煎だけ考え屁理屈言ってるだけで、本当の商業焙煎(プロフェッショナルな焙煎)者は、もっと、単純で確実で、ミスがない、根本理論がハッキリした焙煎を連続でします

私もそうしてます。そして、その焙煎は「排気ダンパー」を操作しないのが基本です。

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「焙煎は本当に奥が深くて、その日の気候によって変化するんですよ」なんてメディアで発言してる人は、この季節の変わり目は、天候も気圧もどんどん変化してゆきますから、さぞかし大変だと(笑)お察ししますが、一体、気圧がどれだけ変化したら焙煎操作をどう変化させるのか?大笑いです。

これは自分自身で、焙煎が全く判ってない、安定していないと告白すると同じです。中身が素人「坊や」です。

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商業焙煎、つまり、プロフェッショナルな焙煎は、今日も明日も、一年後も変わりません。

明日雨が降っても雪でも何も変わりません。

何故なら、

同じ焙煎曲線を使う限りにおいて、全く同じ焙煎なのです。どんな世界もプロ程シンプルなのです。

基本的な条件が毎日変われば、仕事になりません。

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だから、絶対に、焙煎中は「排気ダンパー」は操作しません。

だから、世界中に装着されてません。本当の、焙煎はここにあります。

ところが「トロ~~~イ」カフェ坊は、何かこちょこちょ動かした方が自分は高級だと思うのでしょうか? 爆笑な焙煎を真剣に論じます。これを世間では

「恥の上塗り」と言いますね。

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勿論、どんな焙煎をしようと自由です。

しかし、これだけは、老婆心で書いておきます。

アナタがもし30回連続焙煎して全部の焙煎が同じボトム温度、1ハゼ、2ハゼ(直前含む)温度になってから発言下さい。(銘柄は関係ない)

私は出来ます。

そして、それは私が焙煎士(爆)だからではありません。それが一般常識としての普通の焙煎のスタートラインだからです。

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個別の数字を信用するな

コーヒー焙煎に限らず数字を使って詳しく説明するのは一番簡単な事なのです。そして数字は本物っぽく聞こえますが、これが詐欺の第一歩、その数字の裏づけは一切書かれてません。

1度上昇するのに、7.250秒掛ける、よって2度で15秒だと書けば、それらしく聞こえます。そして、これが美味しいと書けばOKです。裏付け、比較は一切ありません。

大体、「坊や」の焙煎はこの程度です。テストスプーン口に風力計当てて、何か計ってますが、計れるのは知能程度です。

これらは「坊や焙煎」と言います。本人は真剣ですから笑ってはいけません。

反対に「テストスプーンは見ちゃイカン」という大先生もいます。大笑いです。

「何を指標にするのでしょうか?」これこそ、腐れ金玉焙煎ですね。

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普通の知能があれば、コーヒー焙煎がそんなオカルトでないことはかわります。「排気ダンパー」弄って香りが増したり、味が変化するなら、

トンネル抜けたスバルがポルシェになります。

コーヒー焙煎は作業なのです。これを否定する奴が一番くせ者です。「焙煎士」なんて名乗ってるのは?まず、人してどうかな?その人間の在り方の問題です。

金の為に平気で詐欺まがいの行為は私は全否定します。

 

 

 

 


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