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「プロバット」で焙煎した豆を拝見しました。

2015-06-23 | ◆正法焙煎眼蔵

詳しい情報はわかりませんでしたが、ドイツ製のプロバットの10キロ釜で焙煎した豆を買って来た方がいたので見せて貰いました。ブレンドでしたが、非常によく膨らんだ感じのコーヒー豆でした。 熱風か半熱風かは不明ですが、たぶん「プロバット」は直火ではないと思います。

基本性能が数段性能が良いかもしれませんが、いかに「ダンパー」が必要でないかは判ります。歴然と判ります。

さて、コーヒーの個人消費量が多いのは、ダントツに北欧ですが、「ドイツ」も多いですね。そういう国々では古くから、どういう『焙煎』をしているのは知りたいですね。

このグローバルな時代でも、どんな分野でも都合の悪い情報は一般に流布されません。

日本は、コマーシャルコーヒーと呼ばれる最低レベルの豆が70%流通しています。その内、40%が世界第二位の生産国ベトナムのロブスタ種です。

これは深煎りしないと飲めません。深煎り好きの人に「大豆を深煎りした」ものをブレンドしても判りはしません。

深煎コーヒーの苦みは、大豆を煎っても出ます。だから戦中、戦後のある時期まで代用コーヒーとして「大豆」を煎ってました。

当店で妊婦さんむけの自然食品として「大豆珈琲」を販売しております。丹波の黒豆で煎った商品もありました。

さて、SCAEにはイブリックの世界選手権もあります。トルココーヒーですね。

深煎りどころか、細目のコーヒー豆をグツグツ煮て、煮止めて沈んだら飲みます。

トルコ料理屋のオジサンが飲んでるので飲ませて貰ったことがありますが、OUTです。

チャイはINです。(小さなガラス&ソーサーで出てきます)

世界の多様性を知ることも大事ですね。自分達の文化だけが正当で全てではないこと。

中国には中国茶があり

台湾には台湾茶の世界があり

日本には、日本茶の世界があります。

イタリアにはエスプレッソがあり、それを知るためにはイタリアに行かなければ判りはしないと思います。

矢張り、ダブリンのパブで「ギネス」を語りたい。エールはロンドンのローカル・パブで語りたい。

グローバルな時代です。

ハギスはスコットランドで

こんなものは「こだわり」でも「奥が深い」ものでもないのです。当り前のことでしかない。

それと、スタバが「エスプレッソの本筋」と思ってる人とは溝が出来る。あれはアメリカ人が考えたイタリアのようなもの、

・・・・。 

 

 

 

 

 

 


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