ふぜい 【風情】
…のようなつまらない者の意を表す。自らを謙遜したりする時に使います。
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自己紹介する時は、「焙煎屋風情です」と自己紹介します。
だいたい、ひと昔前は自分のことを大きく言うことはとても恥ずかしいことでした。
知人の画家は有名人でしたが自己紹介は「ジジイの絵描き」です。とおしゃってました。(故人)
ネット社会は真逆ですね、東京から京都まで歩いただけで自分が有名人だと思ってる勘違い野郎が沢山います。昔(江戸期)はそれが普通です。
社会は、進んでいるようで、進んでませんね。
だから、私の自己紹介は「焙煎屋風情」です。
さて、コーヒー焙煎教室、最近は何故か(近いからが正解)名古屋市内、愛知県の方が多いです。
以前は岐阜県でしたが?
珈琲文化の違いでしょうか?先んずれば人を制すです。名古屋市内でも珈琲焙煎してるお店は少ないです。コーヒー焙煎で普通です。
さて、自動車でも電化製品でも文章化された「マニュアル」を読むと混乱します。今、自動車買って取説書を読む人はいないです。嘘は書いてありませんが、余計なこと一杯です。
同じように雑誌でコーヒー焙煎の記事を読むと難しいと感じます。それは10人10様のアプローチが紹介されてるからです。山の頂点は同じなのに、ルートが違うからでしょうか?間違ったルートが多いんじゃないでしょうか?焙煎に30分もかける人もいます。(笑) 辻褄の合わないことを真顔で説明する人。それぞれです。
高校生でも、「やっぱ、ポルシェのカブリオレはボティー剛性足らないんじゃないすっか? やっぱブレーキは最高ですね」とおっしゃいます。免許もないのに・・
出所はカー雑誌です。或いはネットが原因です。 生沢徹氏曰く「それが判る素人なんて絶対にいない」らしいです。
だから、何事も、実際に体験すること、目で見ることを第一にしてください。
LINEで女性200人の友達みたいな感じの人と繋がっても、実際は何人ベットの上で繋がるかが問題なのです。
カフェを100軒行けば、100のコーヒーがあるだけです。
コーヒーが判ることではありません。それは、消費者側の見た目です。
製造側(焙煎)に立つことは180度、違います。
コーヒー焙煎を始めたい方、迷ってる方、コーヒー焙煎は、或いはその日の湿度によって微妙に操作したい方は、晴れの日、雨の日とお越しください。そんなものは「チャンチャラ可笑しい」と実感できるでしょう。
何かを始めることは、ネットで調べることではありません。
現実に行動することです。
現実に行動しなければ本当のことは判らない。
みんながスマホ持っても、皆が恋人がいないのはどういうわけでしょうか?昔は、敬語を使い、名乗り、彼女の家に電話する、それだけでも大変でした。
スマホで仕事が出来るなら、朝一番の新幹線に背広姿のサラリーマンで満杯なのはどうしてでしょうか?
そこに現実があるからです。
コーヒー焙煎も、最初から変な道に入る大変ですよ。中点(?何それ)を統一したり、蒸らしたり、ダンパーを何秒ことに動かしたり、・・・へんな宗教と同じですから洗脳されてしまいます。
ネットで見るのと同じように、当店に来て、あれこれ聞かれても実は同じです。それは頭で判ったつもりでいるだけです。
高校生が車をマニアのレベルで語れるのと同じです。
実際に焙煎教室、プロを目指すなら最低、一日プロ講座を受けて下さい。
受けないでコーヒー語るのは「チャンチャラ可笑しい、スットコドッコイ」です。
「中点(?)を揃える」とか「蒸らす」とかあなたは信じますか?
プロバットの講習会で、誰かが「蒸し方」なんて質問したら、通訳が困ったってしまったという話は有名です。
「中点(?)に意味はないのです」
「豆の中が生焼けになるのを防ぐにはどうすればいいですか?」と問いに
「フジローヤルでどういう風に煎れば生焼けになるのかをまず、教えてください。」としか答えれません。
そういう話はウンザリです。
生きてる限り、現実しかないのです。
私は特別な技術はありません。ただコーヒーを完煎するだけです。
お金を頂いて講習する以上、責任が発生します。
だから湿度によって焙煎が変わるなんて、アホなことは言えません。
焙煎士でもありません。 (爆)
焙煎屋風情です。
ただの町人です。
【注意】
当店では、生豆を投入すると温度が下がって、また上昇を始めます。このV字の谷の温度を誰でも理解出来る【ボトム温度】と表現ております。
take care