皆さん、難しいこと、複雑な事をいう方が、カッコいいと思っているようです。
では世の中の本当に一流の仕事をする人達はどうでしょうか?
職人さんの世界もそうですね。
ただ、仕事をし、いつも同じ完成を目指しています。60歳、70歳なって少し判ってきたと謙遜されてます。
何故か珈琲焙煎だけが、ありもしない資格を自ら「珈琲焙煎士」だと詐称し、結果から理屈をつけてるのが流行っています。
「おれはスゴイだろっ」で言う人が多い気がします。
大切な事は、それが後に続く人達にとって有益かどうかです。
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先日、当社に「些細なチンピラ焙煎」をしてる人が訪れました。
「生豆を水分計で測ってるんです。」と言われたので、小次郎のツバメ返しで
「なん%変化すれば、どう焙煎を変えるのですか?」と聞きました、その返答を下記に示します。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
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当店では焙煎前に「水洗い」してます。当然、乾燥させますが、日々の天候でその残留水分は違います。雨の日もあります。
それで焙煎はいつもと同じです。全く同じ焙煎をします。味も同じです。
具体的に説明もしますが、上述の方のように、質問に答えない人には説明はしません。
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「水洗いするとコク」が抜けるなんていうアホには
❶「じゃあ、コクを飲ましてあげます」で飲めた人はいない。
❷ マンデリンもBMも汚れはでません。チャフも出ない。味は?
❸ そもそもコーヒーの「コク」って何です?
❹ どっかで「ロブスタ入った」深煎りがコーヒーだと思い込み「本当の味」の差が判りませんか? 敢えて私は深煎りはしてないです。
➎ 当然、深煎りすれば「ガツン」とします。当店のそれ(超深煎)を飲んで下さい。真価はそれで判ります。
アル添と「吟醸」の違いです。アル添派には「こんな水みたいな酒飲めるか!」です。だから清酒です。これと同じです。
生まれ育ちの問題です。
❻ 焙煎豆によって、分量・挽目・温度・時間を変えれば味には対応出来ますが、だから、していないのです。
何故か判りますか?