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三重県桑名市多度町香取482-1:珈琲焙煎プロ講座:レバー式エスプレッソマシン講座:電話0594-48-5200

全部は判らない、全部判ったらする意味はない。

2016-11-25 | ◆日記・エッセイ・コラム
秘すれば花とは、世阿弥。 珈琲はそんな幽玄な世界ではない。 よく言われるように8割が嘘で出来ている。

◆得意技を持つこと、これがプロの条件かもしれません。

アスリートも同じ、マラソン選手と、100Mの選手では同じ陸上競技でも違う、相撲も野球も柔道も同じだと思います。

その分野を進むうちに得意なモノ・分野が見えてきます。身に付くようになるんじゃないですか?

柔道の技を全部習得するまでは試合に出ないという人は、一生出場しない人なのです。

結果を先延ばしにする限り負けることはないからです。

また、決して勝つこともないでしょう。

 

◆珈琲は嗜好品ですから、タバコと同じ、人それぞれ好みがあります。お店も駅前から人里離れた場所、北国から、南の島まで、経営者もまたそれぞれです。 価格も、メニューも、

反対に、チェーン店は、何処に行っても同じ不味さで統一されて、妙な安心感があります。

最大公約数なのか、最小公倍数なのか判りません。

そういう意味では、広告の「V60」を信じて一生懸命に抽出しているのもいいじゃないか?という意見も通りそうですが、私は通しません。

その人は世界が「狭い」と思います。何か自分から探したわけでも、苦労して選択したわけでもない。雑誌でそう書いてあったから・・・・。

雑誌のコーヒー特集では必ず登場することに疑問がありませんか?そしていつも同じ内容と来たもんだ。

 

◆コーヒー焙煎講座をやってます。受講者さんからの、もし「お褒めの言葉」を頂けるなら「たったコレだけなんですね」が私への最大の賛辞であります。

皆さん、たった一日で開店されてます。勿論、私以上に立派にやってます。 私も彼等も何も変わりません。この業界に何十年もいる人達との違いは、我々の方が、良い豆を焙煎していることです。だから絶対に勝ちます。屁理屈抜かしてるオッサンの豆に絶対に勝ってます。

嘘で固めた業界にドップリ浸かった経験則なんて要りません。一年2年と修行する意味は何もありません。洗脳されるだけです。 

修行しても良いでしょうけれど、最低条件はその日から焙煎を教えてくれる人を選んでください。2年目から生豆を触れるなんて笑います。低賃金での労働奉仕が教えていただく対価なんて時代遅れ。

 

◆信じることで、人は思考を停止する。 

情報とは常に発信者に都合が良いものだけである。

生きてる限り「スマホ」の中に情報などないと思うことだ。

物事に関しては、まず疑問を持つことだ。そして自分で実際に試して納得してみる手順を踏むことだ。

情報に流されるなという意味だ。

人を疑えということでも、何がなんでも疑えでもない。

コーヒー焙煎は自分の舌を信じていれば、スグに判る。その為に「抽出」でV60を使ってる限り判りはしない。

ここは単純である。

 

 ◆焙煎豆屋のオッサンが、南米の農園主と仲良くBBQな写真を飾っていても、そんなものは業者主催の50万円観光ツアーなのだ。「ここから直接買ってるんだ」なんて大方嘘である。申し訳ないが、ただの見栄でしかない。

 

◆政治権力は、時の政権に都合のよい「人間」を、コントロールしやすい人間をつくろうとする。

「ゆとり教育」はアホを大量生産し、箸を左手で持つことを個性だと甘やかし、「世界でたった一つの馬鹿」ばかり増やした結果が今の日本である。

 

◆商売で必要なのは、石橋を叩く回数ではありません。石橋を渡る勇気です。

叩いて判れば苦労はしません。どうか判らないから渡るのです。渡った向こうに自分が見えるから渡るのです。

石橋ばかり見て歩く人は、結局は渡らない。

カフェを100軒回るなんて時間の無駄。見たいのは101軒目なのだ。

 

◆最高のJAZZ&BOOKカフェ喫茶をしばらくの間だけ開業して、結局お客になりたいのは、私自身でした。

「レコード」持って来てコレ掛けてください、なんて絶対にイヤだから閉店しました。でも誰にも怒られないのは自分の身銭で遊んでいるからです。

何が言いたいのか?100軒もカフェを回って、その平均値が貴方の店なのか?という問いです。

私は「ノーパン喫茶」をやった人はエライ!と思う、中々できることではありません。

グタグタ言ってないで、やれよ!です。

やれるもんなら、やってみな!です。 

30代の諸君、孔子の言葉を思い出せ!

当講座にお見えになる方は30代が圧倒的、小さな子供が一人なんてパターンが多いと思います。その子供の将来や家族の将来も、責任があるわけですから、その不安、重圧に打ち勝つ強い心が、カフェを100件回ったところで乗り越えれるわけがありません。

言い換えれば、叩いて危険が判る石橋なんてないのです。

答えを書きましょう。

やるか?やかないか、だけです。

やらない理由は何百でも作れます。

ヤル事が凄いことでもなく。

決めるのは自分しかありません。

修行など絶対にしないこと、

生豆を販売する先生を絶対に選ばないことに尽きます。これは商売の上で大きな弊害です。

 

2年も修行するならもっと コーヒーなんかよりスゴイ事が身につきます。

普通の人では出来ない技術も身に付きます。

18歳の坊が専門学校に行っても、何か資格くらいは取れます。

あなたの人生で2年は何分の一ですか?

それを無駄にしないようにしてください。

コーヒー焙煎は1日で理解出来ます。これは会ったこともない私の約束です。

貴方の修行先は、何か一つでも、貴方の為に約束してくれますか?

2年のいたら、エスプレッソマシン(100万円)程度は開店祝いでくれるでしょう。

これが男の常識です。 

 

 

 

 


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