こんにちは。
先日は1日かけて焙煎講習して戴きありがとうございました。
理論に基づいた講習は理解しやすく、今後の焙煎において大きな大きな
ヒントを得ることができました。
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中間 省略です。
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今後ともよろしくお願いいたします。
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お疲れ様でした。
この受講者さんは、既に5キロ機をお持ちでしたので、講習の余った時間で、1キロ機とどう違うのかを一緒に少し勉強しました。 当然ですが根本(焙煎)は同じです。何も変わらない。
しかし、機械の馬力(カロリー)が違います。自動車で言えばエンジン(馬力)が違いますから、同じ速度でもアクセル開度が違うだけです。
コーヒー焙煎はヨーロッパでは1600年頃から始まってます。近代においてガス焙煎になって、それは100年前に完成されたと言われてます。(ここ大事です。)
そういう歴史の流れの中で、世界で唯一、「蒸れる」とか「ダンパーで・・」なんて言っている事自体、日本の焙煎は珍妙なのです。歴史は浅い。
日本はつい最近まで、生豆から欠点豆を取り除かなければならないクソ豆が流通していた特殊な事情があります。これをハンドピックと言われる人がいますが完全な間違いです。この作業はただの「ゴミ掃除」という名称です。豆は低地の「しょーもない」豆で、現地の成人女性一日の労働0.8ドルさえ、勿体無いと判断されてゴミはそのままの豆です。
ハンドピックとは「手摘み」で、コーヒーの木から手で実を摘む事です。
車が行けない高地の急斜面が産地。だから固く締まった豆です。
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いくらゴミ掃除をしても、出自(標高)が違うから、見た目は同じでも、味は全然違います。価格も全然違います。
日本では、この「ゴミ掃除」を技術だと勘違いしている人がいますが、昨今、余程の悪い駄豆を買わないと欠点豆は入っていません。
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さて焙煎自体は100年前とさほど変わらない。
しかし、日本では豆自体が変わりました。流通も変わりました。(ごみ掃除をしている人は変わってません。)
だから、2ハゼ後何秒だなんていう単純な焙煎ではダメになりました。確かにこういう焙煎なら倉庫の片隅の暗い環境でも2ハゼが聞こえればアホでも煎れます。
良い豆(その代表がBM)を、そこまで煎れば確実にOUTです。
だから、今までとは煎る基準が違います。
その答えが「浅煎り」では決してありません。
浅煎りは、ハンバーガー喰ってるアメ公の舌で思ってるだけの底の浅い勘違いです。
「Acid]を「酸味」と直訳してしまった、単純さが生んだ誤解です。まあ戦争に負けるとはそういうことなのです。(次回は勝ちたいね。)
そんな酸っぱ~~~いエスプレッソはイタリアでは飲んだことありません。
日本では何と、それが自慢なのです。(笑)
そこに「美味しい」という形容詞を含んでいません。
「こんなスッパ飲める俺達って通?」というカフェ坊達の勘違い。
100円寿司で薀蓄垂れるオヤジと同じ。
勘違いも皆で言ってりゃ怖くないぜ!てか?コーヒー焙煎も結局同じようなものではないですか?
そこが標準化出来てないんじゃないでしょうか?
「蒸らし」と言うなら「蒸れている現象」を是非見せてほしいわけですよ。
「今日は昨日より湿度が5%上だからダンパーを半絞り・・」なんて言うオッサンは一年中同じ位置で(笑)、その日限りの生徒さんに言ってるわけです。
生豆自社輸入なら、確実に「検疫」と「税関」の書類があります。本当に自社で、やってるなら喜んで見せてくれます。
8割は嘘だということは、これでも判ります。
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っま、そんな事は脇においといて、です。
最近、各受講者様から「上手くいってます。」「新店舗建築します。」「3キロ・5キロ釜に入れ替え」「新車のベントレー買いましたので、毛利さんしばらく乗ってください。」という良いニュースが毎日のように送られてきます。
順調にSTEPを踏んで行く、一段一段と上がって行かれる。
その秘訣は、生豆は自分の裁量で購入すること。(絶対に絶対に、先生から買わない事、そんな先生を選ばないこと)
手前味噌ですが、私の焙煎は「排気ダンパー」を中心にした焙煎をしないことです。ここが日本は根本的に間違って最優先です。
宗教でも、詐欺でも何故に被害が出るのか? 単純です。「信じている」からです。つまり騙す側には「この人はスゴイ」と思わせる何らかの魅力があります。美人もそうです。
考えられないような高金利なら自分で回せば良いだけです。
良いことを教えましょう。株で1年で200%(2倍)にしているという人はニセ者です。
100万円元でなら10年で倍々ゲームなら10億を超えます。
戻ります。----------------
「ダンパー」よりも「カロリー」はガス圧の方が変化させ易いわけですから、標準化としてLPGです。
都市ガスでやってる中華料理屋さんはいないのです。
私共の焙煎講座には「スゴイ」ところは何一つありません。全て自然科学の法則の中で説明しております。
大事な事だけ最後に書きます。コーヒー焙煎は色では絶対に絶対に、絶対に出来ません。
同じ色で「酸っぱい・渋い」~「美味いコクがある」まで出来ます。
最初の前提、色で煎ろうとするから騙されるのです。自分自身で迷って焙煎は難しいことにしています。
シティだ。フルシティーだ。と得意になってる人は全く焙煎が判ってない人です。(この幅は広すぎますよね。)
そういうアホ焙煎をしているのは、全て2ハゼ以降に出している店です。(そこでBMを買えば判ります)
だから、反対に業界新参者には焙煎は色で判ると周知させます。(これは、どんな世界でも同じです)
自分で勉強してください。
遊ぶことです。真剣に遊ぶ。
生豆100キロ買っても遊んでも20万円です。こんなに煎れませんよ。
商売してゆく上で、無料サンプルなんて貰ってる限り、ショボイです。
そんな少量200g貰って一体にどうします。?
身銭切って遊ぶことでしか身に付きません。ネットでヒョイと判る筈もありません。