「そうだろ、工藤ちゃん・・」 享年55歳
定年になったら、キャンピングカーで日本一周したい、船旅で世界一周する。などと言った人で、現実にやった人は私の周りではいない。
「いる」って人も、よく観察して下さい。きっと「やった人」はそれ以前にも色々やって来た人じゃないですか?
定年になって旅するには、定年前にキャンピングカーが必要だし、船で世界一周を楽しむなら、それ相応の「遊び・旅・食事」の経験が世界中の人々との会話に必要であろうと思います。
また、定年と同時に大好きな「ゴルフ」をやめる、趣味がゴルフな人がいます。つまり「会社の金」で楽しんでいただけですね、定年したら誰も回ってくれません。自分で身銭切らない人とは遊べないんです。遊びは・・・
今日もショッピングモールの本屋には、座ってじっくり読書されているジジイ達で一杯だ。絶対に買わないお客様達、ただし、ババアはいない。
よく言われる、ジジイとババアの差は現実に大きい。
ババアは友達同士で旅行を、ジジイが死んだらもっと頻繁に旅行を・・・
趣味にも忙しい。
ジジイは「出来ないこと」の理由を雄弁に語る人が殆んどだ。 つまり「私が、実行出来ないのは・・・・」という外側の原因ばかりである。
お気づきであろうが、原因は「本人の中しなかい」のです。
出来ないのは、それを本人がする気がないからです。身と銭を切りたくないのです。
透析受けながら、本人はハワイの病院予約して、家族と旅行するジジイもいます。
スペインの「牛追い祭り」に行くジジイ。
若い頃の体力があると勘違いして遭難するジジイ達
鉄道模型に孫の為と言い訳しながら、真剣なジジイ。
素敵なジジイ達ですね。
60歳で大型バイクに乗り始めるジジイも大勢います。危険ですね~~~。でも責任は本人ですから、
趣味が読書といいながら「図書館は冷房かかてってタダだからいいわ」と、いい歳していうジジイ、結局タダだから「良い」わけですか?
こういう手合いが本当に増えました。セコジイです。
本でさえ身銭切って読まない連中が、自分で何かするわけがない。
世界名所DVD見りゃ、世界一周と同じだ。と・・・・笑。
違います。もう徹底的に違います。
チャンチャラ可笑しいです。
現実の中にしか「本物」はないのです。
昔なら、10キロ離れた隣町まで自転車で平気で行けたのに、今の若者はスマホがないと「不安」で行けません。
彼らが、スマホで「ラーメン屋」を検索、若い男4人(これだけで充分キモイが)でラーメン巡りで、「自称グルメ団」の出来上がりだ。
同じような連中が、スマホの中で「同じラーメン店巡り」している。昔でいう双六(スゴロク)だよ
「出来ないジジイ」の予備軍である。ラーメン評価して「グルメ」とは恐ろしい時代になったものだ。
「グルメ」のユニクロ化
自分で判断し自分で行き先を決めることである。
自分で決めること。
生き方も自分で決めること。
腐れジジイにならないことだ。
ラーメン10回我慢すれば、彼女に何かプレゼントが出来る。
ラーメンで「グルメ」なんてチャンチャラ可笑しいぜ!
いいえ、いいたい事はわかります。
たかが「ラーメン」、されど「ラーメン」でしょ?
いつもここですよ。されど・・・って奴
その前に自分の知識の幅、経験の幅を広げないと、いつも言うように、5回に一回はテーブルクロスが掛かった箸置きがある中華料理店や、和食の店で食べないと基準が出来てないわけです。
自分のスタンダードが無いと、王将のXX店は美味い、不味いという程度のグルメ(と言っていいのか?)がまかり通る。
自分のスタンダードって何ですか?
それは、お店に行ったら(例えばBAR)に言ったら、自分の好きな飲みモノが有ればオーダーすれば良いし
知らないモノは、素直に聞くって事に尽きます。
知らないことは「教えて貰えば良い」
例、「今までに、シングル・モルトは「マッカラン」と「ボウモア」しか飲んだことないですが、どうも性に合いません、なんか他にありませんか?」でもいいし
「仕切り直したいですが」でもいいでしょう。
「ウイスキーの美味しさ教えて頂きませんか?」でもいいです。
「味がどうのこうの」は最低最悪です。何故ならそれは主観ですから、もし、あなたがマッカランへ思いを違う表現をしたら
「ああ、こいつ判ってないから、やめとこ」になります。味は主観です。
BARMANはプロです。何百本を味を知ってます、素人は聞いてもいいんです。
先日は進々堂でサンドイッチ(何か他の言い方があったとおもうが)乗って来た野菜が何か聞きました。
写真を撮ってブログにあげるようなことはしません。そんな小賢しいことより、作った御本人に直接、
「ありがとう、美味しいかったです」の一言の方が余程価値がある。ということです。
そこで初めてコミュニケーションが成立ちます。話が弾みます。
その時に「自分の気持」は「ありがとう、美味しいかったです」ね。
基本はカウンターの人とこっちの人じゃないですか?
今は人とネット!で後でネットで文句を書く(笑)
人は百科事典じゃないから、全て知ってるわけじゃないから、
知らない事の方が多い。それが私のスタンダードですが、基本、人に頭下げるのが嫌なので、それをしないで済むならイタリアでもアイルランドでも行きます。
で、世界中行くハメになります。
それとも、スタバでエスプレッソ飲んで判った気になるのも自由です。(それがその人のスタンダードです。)
塩野七生 「ローマ人の物語」文庫全43冊、本日読了!(約1ヶ月)
だから、こんな駄文を書いてる暇があります。
若い人は、どうか自分で色んな経験して下さい。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
以上モテ・ジイでした。
【追伸】
調べました。一番上の品、トマトマリネとパルミットを注文して、田舎者の私はパルミットってパンの名前なのね・・・て思い、大きな白アスパラの輪切りみたいな、しかし、食感が初めてだってので聞いたわけです。
ヤシの若木の新芽を「パルミット」なんて・・・。
岸田森 享年43歳
天知茂 享年55歳
自分の歳が彼らに近付くと、みんな若いですね。惜しいです。がんばって、もうひと遊びしましょう。
天知茂はファンである中日ドラゴンズの天知俊一監督と杉下茂投手が由来。