追記として・・
*******************************************************
【重要なこと】
焙煎機を安定させることは現実には難しいです。そして、
それを安定させることに努力する必要は一切ありません。
だから、基本的には「半熱風」を選択すれば良いと思います。
「直火」はどうしても火にダイレクトな部分(構造)で、絶対にもっとブレます。
私共にとっては、これは焙煎講座で「焙煎の基本」を皆さんにお見せする為に必須なだけです。
ただ基本が身体の中に出来てれば、ブレを余裕を持って対処出来ることが出来ます。
「温度計を見てブレを読む。」わけです。
申し訳ありませんが、各銘柄ごとにキチンと焙煎表に記録し残し、その100焙煎のデータごとに解析しても全く意味はありません。
驚きでしょう?
あなたの焙煎機で同じ豆を5回連続して煎って下さい。各ハゼ温度はは同じの筈ですが、残念ながら多くの場合ブレます。
実験でいう測定装置が狂ってるわけです。狂った温度計のデータを信じるか、私共のブレを読む焙煎とは根本的に違うのです。
(勘違いないように、温度計は正常に動いて誤差もありません)
焙煎機の安定はしない前提なのです。が、私共で基本を目の前で見ない以上
私の書いてる意味は絶対に判らないと思います。
Mrマリックさんの手品を本当の超能力と思うか、マジック芸と思うか(大したものですが)?です。
日本では、私共のような基本の焙煎を講座している所は非常に少ないです。
「基本」が無いのに、あれこれ教授されても理解できません。
「九九」が出来ないのに、分数を教えてもらうようなものです。
ところが日本全国、金銭の為なら、デタラメでも教える人が非常に多い。
曰く、データが重要、毎分温度を記録する。結局それは、「焙煎は判らない」という表明に過ぎません。
当店ではそんなものは全て否定します。ゴメンね
リニア(直線的に)に温度を上げてゆけば、毎分温度なんて書く必要はありません。まあ、結局が申し訳ないですが、判らない人には判らないのです。
判ってる人は2割。そういう人は判ってるから言えるのです。
コーヒー焙煎は、「ただの作業」なのだ。と
もし、あなたが珈琲の焙煎を何処かで習うなら、実際に何焙煎実施出来て、その各データが同じ温度で揃ってるのか?と最初に聞いた方が良いでしょう。それが基本です。基本なくして応用はありません。これに反対出来る人はいないでしょう。
当店の講座では最低12焙煎保障です。グループじゃないです。
本人が煎るのです。
私共はハゼ温度は揃ってますから、理屈は一切必要ありません。
ネット焙煎は、理屈だけは大層立派ですが、整合性は一切ありません。
「焙煎」とは、小学生の鉄棒の「逆上がり」と同じで、出来ればアホみたいに簡単なのです。出来ないと、色々な人がアレコレと色々教えてくれますが、出来れば、結局そんなモノ(やり方)は一切思い出さなくなります。
焙煎はただの「作業」なのです。
技術というものでは決してありません。
これから、焙煎業を始められる方々の為に、ココに記します。
*******************************************************