◆本日は私自身が現場に納品したR-101を見てビックリです。東海地方のお客様は当店引き取り(こちらの方が配送が安い)か、出来る限り私が納品してます。
最新のR-101は
**************************
・ガスレバーが、ダイヤル式に、
・攪拌冷却槽に掃除窓がついて便利に
・温度計がハイテクになり、0.1度刻み表示に(その他あり)
・ダンパー操作が軽い。
**************************
もちろん、それ以前にも若干の仕様変更は部材仕入れの都合で度々ありましたが
購入者には、その現物しかないので公表されることはないのです。
モーターが、北芝から日立なんてのも、ユーザーには関係にないことです。
結局は馴れの問題です。
新しい温度計の表示は、ボトムを確認するには便利です。
私個人は馴れてませんので、ストップウォッチのように0.1が常に素早く動いてる表示は戸惑います。
この操作盤表示にはモーター回転数もあります。
西日本と東日本とでは確実に差は出ている筈です。今後が楽しみな部分でもありますが、
焙煎屋さん各個人には全く関係がない部分です。
◆ローステンング・コンパスを使えば、焙煎の結果をPCに送り込んでファイルすることは出来ますが実は何の意味もありません。
余分の操作が増えて、見た目は何かスゴイ、ハイテクな焙煎をしているようなイメージですが意味はありません。
現代人にとって、コンピューターが繋がっていると万能のように思えますが、煎る行為はアナログですから、結果を集めて処理するだけなら、その場、その場で手書きの方が「身体で覚える」意味において有効です。
その反対にPCに入れたデータ通りに焙煎機が勝手に煎って、仕上げだけ人間がするなら便利です。勿論、機械ですので、既に現在はそこまでは出来る焙煎機は売られています。
最後の「仕上げ」だけは人間が判断するだけで焙煎は充分だと思いますが、所詮、10分後には戻って来ないといけませんので、そんな10分で出来ることはトイレくらいなので、だから、誰も大金を支払ってまでは自動化された高価な焙煎機は購入しないのが現実です。
所詮、冷却槽への豆の移動や、新しい生豆の釜投入まではやってくれませんので、人間が雑誌を読む程度の暇が出来る程度なのです。
裏返せば、ほとんど機械で出来る単純な作業ということですが、「火」を使ってますので現場を離れことは出来ないのです。
コーヒー豆を焼くつもりが、帰って来たら店が焼けていたなんて笑えませんからね・・・。
◆その新しい仕様については、ユーザー各位の情報を基に何かあれば書いて行きたいと思います。
◆さて、当店独自の各種部品が付いているだけで、操作は各段に楽になります。確実に1ランクUPの機械に変身してます。