私の顧客の多くは、都会で、その片隅で独りで、夫婦で営業している人達である。
その土地で生まれ育ったわけではない。
成人して、或いは卒業して、就職して移り住んだ、いわば縁のない、血の繋がりもない土地で孤立無援で頑張っている。
「根」言えるもの持たない。それが都会と言えばそうだが、孤立無援とは組織(会社)に属さないことであり、風に吹かれても飛ばされることもなく何かを支えに踏んばることはとても大変である。
特に若い人達は頑張っている。
「コロナ」という強風が吹き荒れている。
自分を信じて
何かを信じて
「運」を信じて
明日を信じ、店舗を運営することしかない。
どんな宗教を信じても、自分の家だけ揺れない宗教はない。
阪神大震災から随分経った、人生なんて、「あっ」という間である。
「やらなかった」「出来なかった」わけを理路整然と幾つも言われても
結果は「しなかった」たった一つである。
「親の介護?」「持病?」 どんな親も歳を取りやがて世話がいる。
誰もが多少の持病や悩みはある。
答えは「自分の中にしかない」
外に答えを求めても人生の無駄。