故(ゆえ)有って、転業する人は余裕がある人です。事業者で転業出来なければすなわち倒産という結末になると思う。
時代とともに、取り扱う商品が変わることも多い、これも会社の看板は変わらないが、実質的に転業とも言える。
旧帝国陸軍は「負け戦」のことを戦略的撤退と言い換え国民を欺いた。
この時代でも大企業のスクラップアンドビルドで撤退することはよく聞かれるが、基本的にはやむなく撤退せざるを得ない状況が差し迫ってるわけである。
やはり戦略的ではない。
戦略的というのは、どこか明るい未来があると仮定していると思う。
高校野球の甲子園で負けた監督が今日の試合を振り返って戦略的撤退です、なんて言うことはない。
負けは負け。
失敗という名の成功は無い。
反対に勝ち続けることもない。
コーヒー業界は卑怯な手で勝とうとする連中が多い。多くはそういう顔をしている。
カッパがダンプに轢かれたような顔だ。
さて、他業種からコーヒー関係事業に転業される方は、単に章が変わっただけで、自分で責任を取る限り何も変わりません。ずっと自分の小説を書いてゆく。
転業出来ることは幸せなことです。金が無きゃ転業は出来ない。