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カフェの廃業率から見えてくる現実と虚像

2024-10-13 | ◆日記・エッセイ・コラム
【5年で7割閉店】
これが判っていて機器を笑顔で売る、後は野となれ山となれ・・・これが現実の世界である。
帝国データベースの知人は「商売なんて絶対にせん」と言い切ります。

「カフェ業界」は広告を信じて誘導される馬鹿が7割という現実。現実なのです。




■兎に角、皆さんご自身で【カフェの廃業率】というワードで検索して、その記事をよく読んで、自分なりの考えをまとめるなり、参考にするなりしていただければ幸いです。
何故ならば専門雑誌には載りません。広告主の利益と相反します。だから引っかかる。

閉店予備軍
■SCAJに数日滞在して、色々な角度から、多くの業界人から話をしながら観測してました。来場者の中には、これからカフェを開業する方も多くいたと思うのですが

そんなブースに並んでるようじゃダメだなと思ったわけで、はっきり言って失敗する人達です。と断言できます。
実際、成功してる人から見れば分かると思うのです。

彼等に「そうじゃないんだよ」と言っても、彼らには到底理解は出来ないでしょう。
経験がないからです。外野から見ている我々は「大笑い」して見てるだけです。

商売としてカモにされる7割の開業予定者という現実は、甘く楽しい夢を見せられる馬鹿達なのです。

簡単に言うと、最初から最後まで自分の考えや、経験から導き出したものを持ってない人達、だから皆、ウンチクも全員同じで金太郎飴みたい。(爆)
みんな同じような店を作っちゃうのかな?そんな感じがします。

【個性って何だ】

【流行のファッション】 を装うというのは「自分で考えなくてもいい」ということなんです、つまり、個性が一番無いということで楽なんです。で商売側のカモ。

しかし、その流行ファッションを身につけている私は個性的だと勘違いしている人が多い訳です、個性的とは流行ファッションになど見向きをしない人達です。自分のスタイルを持っている。それが個性です。全く違うのです。

【SCAJ】ではそれがよく解ります。そんな店(ブース)に並んだらアカンだろと思います(爆)

今、私と木下君の会社と仲が良いのは、数年前にSCAJ会場でそれを評価したのは私だけだったからです。

まあ、そんな事はどうでも良いですが、開店して7割が5年以内に閉店する現実を考えれば、今、ガキが得意になってウンチク垂れている店舗の方程式こそ、【負け】必至だと言うことを証明している。 簡単に表せばガキ文化です。


【カフェ坊】とガキ文化
誰が言ったのか【カフェ坊達です。随分ヒドイ事言う人がいるもんですね。誰?
7割の方に属した方が安心なんですよ。与党ですな。当たり前です。

Vなドリッパーとケトルでママゴトして。
ペーパードリッパーの眼目は【ペーパー】しかないわけですけれど、それさえも分からない。
本当のことは書けません。迷惑が掛かるからです。

私の講座に来てくれた人達で開店後の閉店率は指で数える程です。これが現実です。

今回、SCAJの私のブースに誰もいないのは【カフェ坊】を相手にしても無駄だからと見切ってる部分もありますが、
今回はイタリア本社と突っ込んだ話がしたかったわけで、現実に小さなブースでも出さないと駄目なわけです。数十万円捨てて。

結局「自分自身」
これをお読みの皆様で今後開業される方に言いたいのは【専門雑誌】読んでいたら終わるよ。だけです。流行ファッション雑誌の今は五年後には終わってる。5年経ても人気があるのは資本があるから需要「記事」で作れるからです。

それにしても今回はSCAJに【ヤバイ】会社が沢山出てましたね。まっ私には関係ないけれど。(笑)
反対に業者サイド側の本音書けば【サンプル無いですか?】なんて言う人(乞食)で立派な客になった人はいないのです。

ヤバイ珈琲焙煎機も沢山出品されてました。

■私の受講生には「カフェ坊」な奴はいない。V60信じてる人もいない。
それを信じて、それの広告のウンチクを本気で言ってる奴って本当の馬鹿だと思うんです。確実に5年以内に7割の終わる人達です。

縁なき衆生は度し難し

■他人、有名店のやってる事を真似すること、雑誌に載ってること鵜呑み、非科学焙煎(ダンパー操作)を得意になるのが【カフェ】ではない。


良い意味で、成れの果て論
人生の辛酸や、人間関係から、あるいは借金から、最後にたどり着いた自分の場所がCAFEでも良い。人生に「IF」はない。これ以外の人生はない。そんな人の生業である。

私自身は絵に書いたような公式通りの明るく清潔感のある店で、V60が見えたら入店する事はまずない。もう薄っぺら過ぎる、だから支持されない、売り上げが上がらない=閉店。
リピーター(常連)が出ないわけです。
立派なエスプレッソマシン 皆が持ってる。
それらを買ってやっと平均点以下の店である。結局、全部揃えたけれど心に刺さるものが何も無い。
そんな店主に魅力を感じない。


ところが私の受講者さん達は或いは知人の店は、年間半年しか営業しなくて、客が来なくても、通販もしないが、大きなローンを返済出来る店。若い夫婦で月100は残す喫茶店はCafeにするつもりが最初からない店。要は運営する人の問題である。

誰が言い出したのか?いわゆる「カフェ坊」なんてガキの珈琲なんて誰も飲みたくもねえ。パンケーキ🥞 無理無理。だから7割閉店する事実だけが残る。
正直、彼等は業者のカモになってるだけである。実際、思想がないカフェ坊に一番人気の生豆会社は笑うし。
この「成れの果て」は否定的な意味ではない、蓄積がある、残る3割に入る為にワザと遠回りした訳ではない。
その答えはGoogleでは絶対に探せない。
勝ちは不思議なのだ。

私の講座の受講者で閉店は数少ない。
なぜなら「カフェ坊」は一人も来ない。(受付けもしないが)

コーヒー雑誌の業者の公式通りが安心で一番の倒産への近道なのです。
これ「カフェ坊」の公式とも言える。


仏像を作って魂入れず
ではダメなのである
同じ場所で、同じ店舗で同じ道具で経営者が変われば、売り上げは全く変わってくる

それをメタファーとして、V60と言ってるだけの話だよ

抽出の大会で、①公式の道具がV60で戦う場合と②道具は自由で最終の味だけで競う大会では考え方もうレベルも全く違う。

②ではV60はまず来ない。不味いからね。

それで一杯一杯立てりゃ、五人がバラバラを頼んだら、最後に出る人が30分ぐらいかかっちゃうので、そうですか?と聞いたら「そうですね」と答えるのが「カフェ坊」である。トンデモです。
基本が全く出来ていない。細いケトルで一杯一杯が美味いと思っている

商売の鉄則: 二度と来ない客は文句を言わないのである。

結論
狩人はカモはすぐ見分けられる。
ネギ背負ってりゃ笑顔で対応だ。
ただ、私はしないだけ

ここまで書いてきたのは「Cafe」の話で
自家焙煎店とは少し違うことを書いておきます。

「V60を否定して、じゃあ 何なのですか?」と若い人は私に聞くのです。
もうここから間違ってますよね。
自分で金出して買って結論だせよ

その結果、ちょっと前のSCAJ 上位12名中9名がソレを使っているよ。

「カフェ坊」が失敗する原因です。
負けに不思議の負けなし。(負けるべくして負ける)
7割は閉店という事実です。

追記
その失敗する人達を更に分析すれば
脱サラでは
失敗率は95% (これの期間は不明)

どういう事か? 常識ではダメなの?
安い仕入れ? 人気の商材を取り扱う? 


他所が❶1000円で売る商品を❷1800円で売る店と利益率の違いを感覚で判断出来る店が勝つ

仕入れが700円とする。❶300円利益 ❷1100円利益(ー販売経費) 
単純に3倍の差である。
安売りで生き残った会社はない。商売は弱気では無理である。
高い仕入れが出来ない人は結局は続かない。
繁盛講座はそれを教えている
それは雰囲気で伝えている、理論や数字ではない。
もっと単純に書こう 100の商いで損したくない全部儲けようとする姿勢が商売を小さくするが性分だから、これは直らない。
商売人ではない。
9敗1勝の方が利益が大きい(商品先物も同じ)だから難しい。と言われるが
商売は何の苦労も感じず普通に繁盛する人が殆どだ。(自然に)
最初に損得で考える人は無理である。

商売は難しいのではない。
事実、全産業の中で何の参入障壁がなく「坊や」でも出来るのがカフェである。これが誰が言ったか【カフェ坊】だ。



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