今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

どたばた旅行記その4

2009-09-16 11:29:36 | 日記とか


成都発午前6時50分発の飛行機に乗るため午前4時に起床して中国人ガイドさんのお迎えで5時にはホテルを出発したカフェオレ一行(娘達も何とか起きられました)、ホテルで朝食が摂れないのでお弁当が支給されました。

ただ、即飛行機に乗るため、ミネラルウオーターとヨーグルトなどの液体物は慌ててスーツケースにしまうことに

 まだ夜も明けきってないですけど…
40分ほどの飛行なので、海苔入りクラッカーの軽食とミネラルウォーターが機内で配られましたよ。

 九寨溝@黄龍空港に到着~

寒っ!!

空港は海抜3500メートルのところにあるので熱気ムンムンの成都から来ると真冬並みに寒いのだ。
日本でも真夏の大雪山系で凍死遭難事故があったくらいだからね。
実際空港内ではダウンなどの防寒具が売られていて、軽装の観光客が買っていた。
私は事前のリサーチで防寒着を持っていたが私の話を生半可にしか聞いていなかった娘達は震えていた
ザマ~ミロ お母さんの言うことを聞かないからだよ。

この空港は2003年に開港したばかりだが、今や中国各地から毎日40便も観光客を運んでくるのである。その数1日1万人
それまでは成都から九寨溝に来るにはバスで12時間かかった。
しかもあの四川大地震で壊滅的被害に遭った震源の町を通って来なくちゃならないのだ
だから空港ができて九寨溝への観光客は劇的に増えたのだそうだ
日本の旅行会社も空港ができてツアーを企画するようになり、だんだん日本でも九寨溝・黄龍のことが知られるようになったんだって。

空港から九寨溝まではバスで更に2時間近く走るとのこと。
と、いうことで空港でトイレに行っておこう

和式ですが思っていたよりキレイ。
ただドアの方に向かってしゃがむのが正式のようです。
中国のトイレはドアがないイメージだったけど、さすがにドアはついてました。
ただし空港でもレストランでも公衆のトイレのドアの8割は鍵が壊れてまして…ドアが少し開いてたので誰も入ってないと思って開けたら正面向いた先客ににらまれた~
そして便器のそばにあるゴミ箱、あれはただのゴミ箱じゃございませんのよ
使用済みといえどもペーパー類を便器内に流しちゃいけないので、おマタやお尻を拭いた紙はこのゴミ箱に捨てるのである
これはホテルの部屋でもそうで、慣れないせいか旅行の間中一番ストレスを感じたカルチャーショックだった

空港を出ると送迎バスは一路九寨溝へ。
といっても空港から九寨溝入り口まで83キロもあるので優に1時間半位はバスに揺られることに。
結構遠いよ

沿道にはチベットの村々が。

中国人ガイドさんがチベットの歴史や文化や宗教についてのミニ知識をガイド
このあたりのチベット族の方々は遊牧民で貧しい暮らしぶりだったけど、今は観光業で大儲けして金持ちが多いとのこと。
チベット仏教の聖地であるラサのポタラ宮には世界中の宝石が集まり、えらいお坊さんのお墓は純金製だったり宝石が散りばめられていたりなんだそうだ。
それにチベット族は信仰心に厚いから、今でも五体投地という拝み方で何千キロも離れた聖地ラサまで半年もかけて巡礼に行くんだとか。
気が遠くなるゎ

九寨溝への道、周りはこんな感じ

結構標高の高いところまで登っていくので急カーブが日光いろは坂の比ではない

ようやく九寨溝入り口に到着~

この日はホテルへは日程が終了してからの戻りなので、貴重品や上着だけを持ってそのまま観光へ。
送迎バスから乗り合いバスに乗り換えて九寨溝観光へ向かう。

チベットの民族衣装を着た乗り合いバスのガイドさん

多分いろいろ説明してくれてるんだと思うけど中国語なのでチンプンカンプン。
そうそう、同行の中国人ガイドさんによると日本人ツアー客で初めて中国を訪れるのに九寨溝に来る人はめったにいないと言われました。
しかも九寨溝への旅行客の99%は中国人
私たち、完全アウエーですよ
それこそ西洋人とおぼしき人は数人しか見なかったな。

まずは途中の休憩所で昼食をとってから観光スタートの予定でしたが、意外と早く休憩所に着いちゃったのでまだ開いてなくて観光をちょっとだけ前倒し。
休憩所近くの諾日朗瀑布(だくじつろうばくふ)へ。

マイナスイオンに癒されるわ~
ちなみにこの辺は海抜2298メートルです。

そして世界遺産のトイレ…

ツアーガイドさんいわく「ご自慢のトイレ」だそうです。
中国のトイレ事情の悪さが世界中から批判を受けていることを憂慮して作られた「清潔な水洗トイレ」なんだとか。
実のところあんまり入る気は起きなかったけど、便座の上にビニールシートがかかってて(写真で便座の緑色の部分)、時間がくると(用を足し終わると?)ビューーーッとビニールシートが便器の中に引き込まれて新しいシートが出てくる仕組みである。
とはいえ使用済みの紙はやっぱり個室内のゴミ箱へ捨てる。
それで私が使用した時はなぜかビニールシートが濡れていて、さすがに直に座るのはためらわれたのでティッシュを敷き詰めて用を足した。
そしたらシートがティッシュごとビューーーーッと中に引き込まれちゃって、だけど下まで行っちゃわないで途中で張り付いたまま止まってるよ~
しょうがないから拾ってゴミ箱へ捨てました…
世界遺産を汚すわけにはいかないもんね…

 

そんなこんなで旅行記5に続く…

 


 

コメント (2)
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