舗装された道だけど、疲れた足に10分の道のりはちょっと辛かった
それでも何とか観光客用の店がないチベットの村に到着
やっぱり人のいるところはワクワクする
絶景もいいけれど、私は町とかその土地の文化に触れられる場所が好きなのかもしれない、とちょっと思った。
元々建物が好きというのもあるんだけど、遺跡とかヨーロッパの街並みとか日本の古い通りとかお城とか過去でも現代でも人の息使いが感じられるところに惹かれちゃう
都会生まれの都会育ちだから大自然より町に惹かれるのか、何か前世からの謂われでもあるのか、江原さんに聞いてみたい。
異文化に触れてすっかりテンションも上がりいよいよホテルへ。
…と、その前にカフェオレ一行の泊まるホテルじゃなく、デラックスコースの方々がお泊りの「シェラトン九寨溝ホテル」でこの日の夕食
さすがシェラトン、施設はもちろんゴージャスだし日本人スタッフもいるし中国人スタッフの教育もちゃんとされてるし掃除も行き届いてる感じ。
この日のメニューは「きのこ鍋」ジャジャーーン
これは8人分ですが、円卓の左半分は全部種類の違うきのこ
右半分はお鍋の具じゃないお料理の数々。
お鍋は一人ずつ用意してあって、ダシ(?)は骨付きの鶏肉ぽいものとなぜかトマト。
上の写真右の画像はヤクの肉です。
ヤクとは毛の長い牛でチベットの遊牧民の方々が家畜として飼っていて、ヤクの毛を使った洋品やお肉がたくさん売られていました。
ヤクって聞いただけで何だか臭みやクセがものすごくありそうなイメージだけど、意外や意外臭みもクセもなくすごく柔らかくて美味しくいただきました。
…と、いうのは私の感想だけど、娘達は少し臭みを感じたらしい。
お料理やきのこ鍋も見た目美味しそうなんだけど、どれも何となくクセがあったりして、もったいないけどツアーメンバーの皆様もほとんど残しちゃってました。
食後デラックスにお泊りの他のツアーメンバーと別れ、スーペリアコース
のカフェオレ親子は宿泊予定のホテルへ
コチラが私達が泊まったホテル。
あら、な~に?意外とステキなホテルじゃん
スーペリアといえども、一応4ツ星ですから。
…と、思いきや…
廊下、暗!
写真ではキレイそうに見えるけど…
実は成都で泊まったホテル、とっても快適だったんだけどチェックアウトの時クローゼットのガラス部分が割れているとイチャモンをつけられた
それは私が部屋に入った時からヒビがはいっていたのだ。
中国人ガイドさんの説明で事なきを得たけど、ちょっと不愉快になった
それで今度は最初に不具合がないか部屋中を確認。
すると窓の鍵が閉まらない
3階だけど女の子だからね、鍵がかからないのはちょっと不安だ。
ということで早速フロントに交渉に行った。
でもね、娘達、明らかに私より英語ができるくせに動こうともしないんだよ
娘②なんて、何のための中国語なのか…。
で、私のプアな英語で窓の鍵がかからないことをフロントのおネエさんに説明した。
がっ、びっくりしたことにフロントの人も中国語以外は通じないことが発覚
いや、少しはわかるみたいでしたけど…それとも私の英語がプア過ぎたのか
ともかくそれでも何とかわかってもらえたみたいで、修理の人を部屋に寄こすと。
急いで3階まで戻るともう修理の人がやってきた。
この人はネパールかインドネシアかチベットの人か、漢民族ではなさそうで英語は全く通じなそうである。
とりあえず身振り手振りで説明したら、力づくで鍵をかけていきました~
それから部屋割をしてこの日は私と娘①が同室に、娘②が一人になることに。
それぞれ部屋に分かれて早速お風呂
ここのホテル、お湯が出る時間が決まっているので急がなきゃいけない。
なのにシャワーがチョロチョロとしか出なくて、時間がかかる。
こういうのって結構ストレスになるのよね
と、突然停電がっ!!
びっくりした~ だってお風呂場という密室にいるせいもあるけど経験したこともない真っ暗闇だったんです
しかも素っ裸だし…。
とにかく外へ出るにも体中の泡を落とさねば…と、幸いお湯はまだ出てたのでチョロチョロのお湯で必死に泡を落としてると…ふと思い出した。
そういえば、カメラと携帯
を充電するために変圧器を使ってたけどまさかそれでブレーカーが落ちたのでは
…と。
それで部屋にいた娘①に「変圧器抜いてみて~」と声をかけたら、
点いた
え~、変圧器使ったからなのぉ
たしかに変圧器は2個使っていたけど、カメラや携帯
の充電なんて使うアンペアはすごく少ないはず。ドライヤーも使ってなかったし
いくら廊下を暗くして節電してるとはいえ、それはないでしょう。
納得がいかなかったけど電気が点いてよかった~
ホッとしてシャワーを続けてたら…
また停電
うそ~
今度は娘①が素早く変圧器を抜いてすぐ点きました
この停電、ここの部屋だけだったのかしら…隣の部屋の声は筒抜けだけど停電の時に悲鳴とか慌てる声も聞こえなかったし、多分この部屋だけだったんでしょう。
よかった~
この日は5時間のハイキングで疲れてたし、翌日も歩くので英気を養うため早めに就寝
ほんとはホテル内の劇場や近くの劇場(中国人ガイドさんご推薦の劇場がある)で歌劇団の公演があって、意外といいと事前リサーチしていたけど、ガイドさんご推薦の劇場は1人250元(3800円位)かかるし、疲れていたのでまぁいいか…と。
唯一(?)このホテルでは足つぼマッサージも高評価
だったんだけど、まだ明日もあることだし今日は休もうということになった。
それにしても…この時はホテルグレードをデラックスにしなかったことをちょっぴり後悔したのであった
夜も更けて旅行記7へ続く