今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

どたばた旅行記その5

2009-09-18 22:09:36 | 日記とか


さて九寨溝唯一のレストランが開いたので昼食へ

レストランの中に入ると中央ホールが一大お土産マーケットに遭遇。
パシュミナ製品を中心にチベットぽいアクセサリーなどが所狭しと並べられている。

時間が早いのでお土産屋さんにもレストランにもお客はほとんどいない
昼食はビュッフェだ。
娘達はいろいろ取ってたけど、私は事前リサーチで(どれだけリサーチしてんねん)ここのレストランの料理がイマイチという情報を得ていたので少なめに取った。

そしたら案の定…
見た目は美味しそうなんだけどね、回鍋肉に見える料理は回鍋肉にあらず、麻婆豆腐に見える料理は麻婆豆腐にあらず
チベットの田舎料理ですから…しかたないです。贅沢言っちゃいけません
しかし娘たちにはかなり衝撃の味だったらしく…
もったいないけどほとんど手つかずのまま残してしまった。
そうこうしてるうちにガラガラだった店内が満席になって、料理の周りにも人だかりができていた。
混まないうちにトイレに行っとこう、ということでトイレへ。
ここのフロアだけでも500席位はありそうなのに女性用のトイレは個室が5つ位しかない。
もっと混んできたらどうなるんだろう…

 トイレの手水鉢は何となく中華風~
と、そこへ厨房のおネエさん、トイレから出てきたけど手を洗わないで行っちゃいましたよ~


さて、食事の後はいよいよ本格的にハイキング開始。
海抜2300メートル付近から観光スポットを見ながら海抜1990メートルの九寨溝溝口まで約5時間かけてハイキング。
たかだか300メートルの高低差でも5時間かかるのよ~

 

で、九寨溝(きゅうさいこう)、九寨溝って連呼してるけど九寨溝っていったい何
とお思いのみなさん、「寨」というのは「村」という意味で九寨溝は「九つのチベットの村がある谷」を意味します。
標高3400メートルから2000メートルの山間に大小100以上の湖沼が点在している地域なんですが、他の湖沼帯と何が違うかといえば何たって水の色
水に含まれる多量の石灰分のせいでこの世のものとは思えぬ

   青

まるでマリンブルーのバスクリンを入れたみたいな真っ青な水の色が特徴の世界遺産なのです。

ということでここからは青の湖沼をお楽しみください。

う~ん…カフェオレのカメラの腕がイマイチなので水の美しさがわかってもらえなさそうなのが残念…。

川もね、すっごくキレイで激流の迫力が圧巻なんだけど、写真だとフツ~だよね
ちなみに右の写真の端に写っている木道を歩きます。



 これはマニ車というチベット仏教の経典がかかれた仏具(?)で、クルクル回すとこによってご利益というか功徳があるらしい。
本来は手で回すものだけどここのは水車みたいに水の力を利用して回してます。
チベットの寺院やお家の周辺やこのマニ車の周りにあるヒラヒラの布みたいなものにも経典が書かれています。

ほんとに水の色がコバルトブルーなんだけど、写真だと日本のどこでも見られる池みたいだな


さらに行くと途中にチベットの村。
ここは民族文化村みたくなっていて、観光客向けの店が軒を連ねてます。

村のマニ車を回してご利益に預かろうとするカフェオレと特大マニ車。

この村の正面には樹正群海という、やや小さめの湖沼が集まった地域が広がっています。

樹正群海の1つ、臥龍海。
石灰が沈殿している部分が龍が横たわっているように見える。

石灰の影響で水の中でも倒木が朽ちることがありません

ここは火花海。日光が当たると湖面が火花のようにキラキラ光るんだって。

魚もいま~す ただし九寨溝の魚にはうろこがないんだって。

さらに双龍海。

いよいよこの日の最後の観光スポット、芦葦海と盆景灘。

いや~、もうすっごく疲れた
昔は足には自信があったんだけど、近年運動不足も甚だしくこんなに歩いたことはない。
景色はキレイだけど正直もう下まで着いてくれ~、という気持ちでやっと下までたどり着いたら、同行の中国人ガイドさんが「この先に観光客相手の店が一軒もないチベット村がありますけど行きたいですか?」と言い出した。

ええ~~~~っ、もう歩けません

でもこんな機会はもうないし…ということで、最後の力(?)を振り絞ってチベット村に向かったカフェオレ一行であった

 

旅行記6へ続く…


 

コメント
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